ウルトラマンメビウス×ウルトラマンZ~ご唱和ください我の名を~(仮題)   作:クレナイハルハ

5 / 9
わたしを救ってくれた人 前編

 

五河士道side

 

 

学校が終わり、今日

 

俺は十香と共にアイツの墓に向かう

 

「シドー、何処にいくのだ?」

 

「あぁ、ちょっと友達の所にな。」

 

「シドーの友達か!どんな奴なんだ?」

 

「アイツはいつも元気で、優しいくて、一緒にいてとても楽しい奴だった」

 

そう言って俺は天宮市の寺の中に入り、沢山の墓の中を歩きアイツの名が刻まれた墓碑に向かう

 

「シドーここは何処だ?」

 

「ここは、お墓と言って……死んだ人を供養するための場所だ」

 

「え?友達に会いに来たのではなかったのか?」

 

「いや、ここで眠ってるんだ」

 

そう言って俺は『三日月 瑠樹』と書かれた墓の前に向かった

 

少し前、アイツは学校を休みオモチャを買いに隣町に行った

 

アイツは時々あんな風に趣味を優先することが多かった

 

メールの最後に書かれた『戻ったらノートを貸してくれ』の文字も何度見たことか分からない

 

そんなアイツは、次の日

 

冷たい体になって俺らの前に現れた

 

突然すぎて、何が起きたのか分からなかった

 

最近、十香を、精霊を助けるために色々な事を知り、驚く事はもうないと思ってた

 

話を聞くに、アイツは、瑠樹は車に轢かれそうになった女の子を庇って死んだらしい

 

瑠樹は、いつも子供が見るようなヒーローアニメを見て俺もあぁ成りたいと言っていたが

 

本当にそんなことをして死んだとか、お前らしいな

 

…………でも、死んでどうするんだよ

 

ヒーローなら、助けてお前も戻ってこいよ

 

お前が死んで琴里も、先生も

 

クラスの皆が泣いたんだ

 

皆が悲しい気持ちになったんだ

 

そんなことを考えながら、向かっているとアイツの墓に少女がいた

 

その少女は何処か普通とは違う服で、頬には赤い何かが着いていた

 

そしてある程度の距離まで近付いた時に、彼女の頬から水が一滴落ちていた

 

俺はその子が泣いているのだ気付いた

 

もしかしたら、アイツの助けた少女は

 

その時だ、俺の方に気付いた彼女は走って俺たちから逃げていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑠樹side

 

 

『おい瑠樹!起きろ、瑠樹!!』

 

ゼットの声が頭に響き、僕は目を覚ました

 

「ここ、は?」

 

『瑠樹、目が覚めたのか!!』

 

「ゼット?そう言えば俺たちはワームホールに吸い込まれて」

 

そう言って体を起こすと、恐らくはビルと思われる場所の屋上に寝ていた

 

「荷物は無事、ゼットライザーも無事だ。ゼットここは?」

 

そう言って辺りを見回すと、いつもの見慣れた()()()()()()

 

「え?」

 

『気付いたか瑠樹』

 

「俺たちはワームホールで天宮市に戻って来たのか?」

 

『あぁ。不味いな、お前は死んだことになってる、もし知り合いにでも見つかったら』

 

その時だった、近くで大きな爆発音と発砲音が聞こえた

 

「な、なんだ!?」

 

音が聞こえてきた方を見ると、そこにはデパートを囲むメカメカしいアーマーを来て飛んでいる女性が手に持った様々な銃器でデパート攻撃しているところだった

 

『瑠樹、あれは?』

 

「分からない。少なくとも知らされたことなんてない」

 

そう言った時だった、デパートが壊れ大きなウサギのような怪獣?が現れた

 

『怪獣か!?』

 

「いや、どっちかと言うと………兎?」

 

その時だ、俺の目は、あのウサギに繋がった

 

あの時に助けた少女を捉えた

 

「あの子!?」

 

『確か、瑠樹が庇った奴じゃないか!?』

 

そう、俺がゼットとで会う前に助けた少女がメカメカしいアーマーを纏った人達に撃たれていた

 

彼女の頬には、恐らくは俺の手を掴んだときに着いたと思われる血が着いたままだった

 

そして、その少女はずっと攻撃を避ける

 

「あの子…………」

 

『反撃しないのか!?』

 

そう、彼女はひたすら避けて逃げるだけであり、他の奴らはひたすら攻撃を続けていた

 

「ゼット、怪我するかもだけど」

 

『分かってる!行くぞ、瑠樹!!』

 

するとウルトラゼットライザーとウルトラアクセスカードが目の前に現れる

 

俺はゼットライザーを掴み取り、アクセスカードをセットする

 

『Ruki Acccess Granted.』

 

「宇宙拳法、秘伝の神業!!」

 

そう言ってウルトラゼットホルダーを開けてウルトラメダル取り出しウルトラゼットライザーに入れる

 

「ゼロさん、レオさん、セブンさん!力をお借りします」

 

そう言ってブレード部分をスライドする

 

『Zero』『Seven』『Leo』

 

すると後ろにゼットが現れ両手を広げる

 

『ご唱和ください我の名を!!』

 

「ウルトラマンゼェーート!!!!」

 

そう言ってウルトラゼットライザーを振り上げトリガーを押す

 

『デヤッ!』『デュアッ!』『ィヤァッ!』

 

『Ultraman Z Alpha Edge』

 

こうして俺は光の巨人、ウルトラマンゼットとなり、彼女とウサギの前に立った

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五河琴里side

 

 

フラクシナス、で彼女は目の前の光景に驚愕していた

 

士道がハーミットと分かれ、ザドキエルを発動してしまいASTと戦闘に入ってしまった

 

そして彼女にASTが攻撃したとき、何処からか光の球体が現れて、ハーミットの前に降り立ったことでその銃弾を弾く

 

様子を見ると、光は段々と消えて行き、現れたのは

 

「あれってッ!」

 

かつて、自分の兄ととても仲が良かったアイツが見ていた

 

空想のヒーロー、ウルトラマンがハーミットの前に現れた

 

そしてまるで彼女を守るかのように両手を広げる

 

『おい琴里、どういう状況だ!?四糸乃は無事なのか!?』

 

そんな兄の焦った声で我に帰った私は

 

兄に指示を飛ばした

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

謎の少女→四糸乃 side

 

 

あのお兄さんに助けられてから数日、あのとき頬に着いた血は未だにぬぐう気になれなかった

 

拭いたくなかった

 

あの人のことを忘れないように、そのままにしていた

 

それがどうやらあの怖い人達には、悪い意味で伝わってしまった

 

また攻撃される

 

痛い

 

でも、やり返したらあの人たちもきっと痛いと思うから

 

また恐い人達が此方に痛いのを向ける、私は今まで通り避けようとした

 

そのときだった

 

私の前に大きな光が現れてそれを受け止めた

 

やがて光が収まると、そこには胸にZと着いた宝石を着けた青と銀色の巨人だった

 

でも何故か、私は巨人を見て少しだけ安心した

 

そのあと、巨人は私を守るかのように両手を広げて恐い人達と私の間に立った

 

そしてまるで、私に早く逃げろと行った感じに頷ので、私は氷結傀儡(ザドキエル)で町を破壊しないように走る

 

後から巨人の呻き声の様なものが聞こえるが走る

 

逃げるのを助けてくれた巨人に感謝しながら

 

 

side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








ご愛読、ありがとうございます

感想、お気に入り登録

お待ちしています

四糸乃ヒロインに昇格

  • YES
  • NO
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。