ウルトラマンメビウス×ウルトラマンZ~ご唱和ください我の名を~(仮題)   作:クレナイハルハ

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お待たせしました、推奨曲は皆さんの考え通りです


この世界を守りたいから 後編

 

五河士道side

 

 

俺は琴里に言われた通り、四糸乃の反応があると言う場所まで転移していた

 

近くでは今でもあいつの言っていたウルトラマンが怪獣と闘っている

 

早く行かないと!

 

走りながら反応のあるデパートへと向かうと、以前のように中にいるのでは無かった

 

デパートの入り口から、ウルトラマンが闘っているのを眺めていた

 

「四糸乃!」

 

「ん?あぁ!あのときのお兄さん!もしかして私達に会いに来てくれたの?」

 

そう言って四糸乃の手のパペット、よしのんが話しかけてくる

 

「覚えてくれてたのか、って!今はそんな事より逃げるぞ!」

 

「いや!」

 

そう言って逃げようとするが四糸乃は嫌と俺の手を振り払う

 

「言われたから、約束したから!お兄さんに、ルキさんにここで待ってるって!」

 

四糸乃が言った言葉

 

「今、ルキって。もしかしてルキにあったのか!?」

 

やっぱり、あのときのあいつはハルキじゃない

 

今考えれば、今やってる新しいウルトラマンの主人公の名前がハルキだった

 

やっぱりルキは、でも遺体だって見たし葬式だってやった

 

だったらあいつは一体

 

その時だった

 

『全員、撃てぇえいー!!!』

 

その大声と共に耳を裂くような発砲音が鳴り響く、そして次の瞬間

 

「デュアァァァァッ!?」

 

あのウルトラマンの叫び声のような物が響き渡った

 

急いでウルトラマンの方を見るとそこには空中に浮かぶアーマーを装備した女の人たちの集団、ASTがウルトラマンに向けて銃を構えていた

 

『我々はこれから、あの巨人……判別名称『巨人Z』を攻撃する!撃て!』

 

 

そう言ってさらにウルトラマンに向けて銃撃するAST

 

なんで、なんでウルトラマンの方を攻撃するんだよ……普通ならあの怪獣だろ!?

 

たまに瑠樹に連れられてウルトラマンの映画を観に行ったりしたけど、ほとんどの人間が怪獣へと攻撃しウルトラマンを助けていた

 

なのに、目の前に映る光景は全くの逆だった

 

「くっそ!なんであいつら!!ウルトラマンは俺たちを守ろうとしてくれてんだぞ!」

 

「やっぱりお兄さんもそう思う?」

 

「当然だろ、俺だってアイツと一緒にウルトラマンを見たことがあるんだ」

 

よしのんにそう言って俺はウルトラマンの方を見る

 

そこにはゴモラの突進を避けずに受けて、膝を付くウルトラマンがいた

 

なんで避けなかったんだ?そう思いながらウルトラマンの回りを見るとあのウルトラマンの後ろには沢山の人が避難している場所があった

 

「そうか、あの避難所の人たちがいるから動けないのか………」

 

「ルキさん………」

 

四糸乃の呟きが俺の耳に聞こえ、俺は違和感を覚えた

 

あの呟きはこの場に居ない奴な対してというか、目の前にいるのに助けられないそんな不安が感じられるものだったから

 

「四糸乃、なんでルキの事を」

 

「えぇー!?お兄さん、ルキお兄ちゃんと知り合い?なのに知らないの?あのウルトラマンはねぇ、ルキさんが変身したんだよ!!」

 

よしのんの言葉に、俺はまるで頭を鉄バットで殴られたかのような衝撃を覚えた

 

あいつが、あのウルトラマン!?

 

「アイツが、あのウルトラマン!?本当なのか!四糸乃!!」

 

俺は思わず四糸乃の両肩に掴んでそう言う

 

「は、はい。目の前で、変身してウルトラマンに」

 

その言葉を聞き、俺はまるで夢のようだとそう思った

 

でも、そんな夢みたいなことがアイツにもそして俺に起きている

 

精霊たちを助けるために俺は精霊たちを助けるために、あいつは怪獣から沢山の人を守るために闘っている

 

避難所の人たちがなんもせずに見るだけなら、せめて俺だけ、俺と四糸乃だけでも!

 

そう思い、俺は四糸乃へと思い付いた考えを実行すべく話した

 

耳のインカムから聞こえる妹からの声を無視して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑠樹side

 

 

──────攻撃された──────

 

 

その事実は、驚愕と共に走る痛みが夢ではなく現実だと告げていた

 

「グゥアァァァァァァァ!?」

 

良く分からない装甲をまとった人たちから次々と体に攻撃が当たる

 

体に力を入れて立ち上がるが、ダメージが大きいせいか少しだけ膝をついてしまう

 

いくら小さな弾丸でも俺とゼットの体を傷たけるのは簡単だった

 

特撮にて、ウルトラマンが防衛組織に攻撃されるのは見たことがあった

 

いくらこの世界でウルトラマンが放送されているとは言え、客観的に見れば怪獣と正体不明の巨人

 

軍の人物達からすれば僕とゼットは戦闘で町を破壊する

 

怪獣の仲間と見られても仕方がない

 

ウルトラマンティガも映画でティガダークに戻り、女の子に悲鳴を上げられていた

 

確かに、守ろうとした人たちに銃を向けられるのは悲しい

 

『ギャァァァォオオオ!!』

 

「ッ!?」

 

そんな中、ゴモラが俺へと突進してくる

 

ふと後ろを見ると沢山の人が避難している場所が見えた

 

避けたらダメだ、なら受け止める!

 

「デュア!」

 

ゴモラが目の前までせまり、そして次の瞬間

 

俺の体がまるであの日にトラックに吹き飛ばされた時以上の衝撃が走り思わず膝を付き倒れてしまう

 

痛い、心も体も

 

『おいルキ、大丈夫か!?』

 

「大丈夫だよ、ゼット。俺はまだ立ち上がれる」

 

ゴモラが雄叫びを上げて、俺を睨み付ける

 

俺はどうにか立ち上がろうと体に力を入れるが痛みにより力を入れられず起き上がれなかった

 

その時だった

 

「ルキーーーー!」

 

「お兄さーーーん!!」

 

近くから、少し前まで親友だった奴の声が聞こえた

 

見れば四糸乃と士道が、さっき避難させたデパートの屋上に立っていた

 

「な、なぜハーミットと一般人がこんなところに!?」

 

近くを飛んでいる女の人たちの話し声が聞こえる

 

「隊長!あの一般人は一体!?」

 

そんな話し声を遮るように、再び士道と四糸乃ちゃんの声が響き渡る

 

「立ち上がれよ!瑠樹!!」

 

「たって!お兄さん!!」

 

それは、応援だった

 

 

 

「立ち上がれよ!守って見せろよ瑠樹!!!!お前は、ウルトラマンなんだろー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう、親友

 

そうだ、立ち上がれ俺

 

力を入れろ、痛みなんて気にするな

 

痛む体を無視して地面に手を起き体を起こす

 

「がんばれー!」

 

その時だった、俺の後ろにあった沢山の人が避難している所から、一人の子供の応援が聞こえた

 

良く見れば、その子は小さなウルトラマンゼットアルファエッジの人形とゼットライザーを持っていた

 

「そうだ!頑張れ!立ち上がれ!!」

 

「ウルトラマン!立って!!」

 

「怪獣に負けるなー!」

 

そうだ

 

俺が、この星を守りたいと言うこの思いは変わらない

 

だって、特撮で教えられたから

 

それにあの人も攻撃してきた人もまとめて守ってみせる!

 

『優しさを失わないでくれ』って、ウルトラマンエースが教えてくれたから

 

だから!いくら攻撃されても立ち上がって見せる

 

俺は、ウルトラマンだから!

 

そう思いながら俺は立ち上がった

 

後ろからは沢山の拍手と応援の声が聞こえる

 

良く見れば士道と四糸乃は俺の方を見て頷いている

 

「いくよ、ゼット!」

 

『あぁ、こんなに応援して貰ったんだ!ウルトラ活躍してやろうぜ!ルキ!』

 

「あぁ!」

 

その時だった

 

インナースペースに三つの赤い光が現れて僕の方へ、正確には俺の腰に付いているゼットホルダーへと収束する

 

俺はゼットホルダーを開けるとそこには先程まで存在しなかった三枚のメダル

 

『ウルトラマン』『ウルトラマンエース』『ウルトラマンタロウ』の三枚が入っていた

 

『それは!?マン兄さんにエース兄さん!それにタロウ教官のメダル!?』

 

「新しいウルトラメダル、か」

 

俺は一話の後のウルトラマンゼットと言う物語を知らない

 

だからこそ、このメダルを使えばどうなるのか分からない

 

でも、今はこのメダルを使えば皆を守れるはずだ

 

『この状況を覆すにはもってこいの力だぜルキ!』

 

「行くよ、ゼット!すぅ、押ーー忍!!」

 

俺はウルトラゼットライザーのメダルを抜く

 

そして新たに『ウルトラマン』『ウルトラマンエース』『ウルトラマンタロウ』のメダルを手にする

 

「真っ赤に燃える、勇気の力!!」

 

そう気合いを入れてメダルをセットし、メダルを読み込む

 

ウルトラ兄弟のお三方、力をお借りします

 

『Ultraman』『Ace』『Taro』

 

すると僕の後ろにはウルトラマンゼットが現れ、その手を広げる

 

『ご唱和ください我の名を!!』

 

「ウルトラマンゼェーート!!!!」

 

そう言ってウルトラゼットライザーを真上へと振り上げトリガーを押す

 

『ヘェァッ!』『トワァッ!』『タァァッ!』

 

『Ultraman Z Beta Smash.』

 

ベータスマッシュ?これが、変身するZの新フォームの名前

 

「ウルトラマーン!ゼェーット!ベータスマァーッシュ!!」

 

俺は体が変化すると同時に飛び上がり、声を上げながらウルトラマンタロウの様にゴモラへとスワローキックを決める

 

すると、ゴモラが少し先へと吹き飛んでいく

 

俺は着地すると、近くに立っているビルを見る

 

そこには、目の周りを赤いマスクで覆っているまるで覆面レスラーのような顔

 

まるでティガやタイタスのようなパワー溢れる真っ赤な体に筋肉質な体型

 

そして胸にはタロウさんのようなプロテクターを纏ったウルトラマンゼットが写っていた

 

これが、新しいZの力

 

若干顔があの赤い悪魔に似てるけど、今は関係ない

 

俺はゴモラへと構えるとゴモラが突進してくる

 

『ギャアォオオオオオオオ!!』

 

それを受け止め、そのままゴモラの腹へとチョップする

 

「デュア!!」

 

そして組んだままゴモラへとミドルキックをする

 

体型やフォーム的に考えたらプロレスのように闘えば良いのか

 

もう一度ゴモラを蹴り、そのままの勢いで回し蹴りをする

 

すると、ゴモラが少しだけ後退する

 

俺はそのままゴモラへと走りゴモラを掴み、攻撃をしようと走る

 

決め方も闘い方も分かった

 

決めるよゼット!

 

『おう!』

 

ゴモラへと走っていくなか、あの装甲を纏った人たちから銃撃されるが無視してそのままゴモラへと向かいそのまま逆水平でチョップしてそのまま組み、真上へと投げる

 

俺は真上へと投げたゴモラへと飛び上がり右拳を構える

 

すると、右拳にゼスティウム光線の時と同じようにエネルギーを感じ

 

チラリと見ると右拳にオーラを纏っている、そしてその拳をゴモラへと振り上げる

 

「『ゼスティウムアッパー!」』

 

そしてそのまま拳を振り上げ、ゴモラへとアッパーが当たりゴモラは爆散した

 

ふぅ、どうにか勝った。

 

そう思っていると爆散したゴモラから粒子が集まり俺の方へと向かってくる

 

そしてインナースペースに先程と同じように腰のゼットホルダーへと入る

 

ゼットホルダーを開けて見ると一枚だけ、別のメダルがしまわれていた

 

それを手に取るとそこには、先程まで相手にしていたゴモラが写っていた

 

「ゴモラのメダル………」

 

『誰かがウルトラメダルの技術を使って作ったのか!?』

 

ウルトラメダルならぬ怪獣メダルって所か

 

「この世界にも、怪獣がいるならきっとウルトラマンが来る。そう思うよ、だから僕らは元の世界に戻ろう」

 

『あぁ、一応ウルトラサインだけでも送っておこう。この世界にも師匠がいるなら、きっと来てくれるはずだ』

 

早速ウルトラサインをこの世界の光の星へと送る、内容は『師匠、お久しぶりです!は変ですね、師匠なら分かると思いますが別世界のゼットです。突然ですが、地球にウルトラメダルを改造し怪獣メダルを作っている何者かが存在するかもしれません。ゴモラのメダルを発見したので即座に捜査をお願いします!』

 

と言うサインを送り地上へと降りる

 

あれ?攻撃が飛んでこない?

 

見ると、避難所の方からは沢山の子供達から大人までの沢山の人が拍手しており、装甲を纏った女の人たちは呆然としたままだった

 

取り敢えず、避難所の方にピースしたあと柔道の様に軽く頭を下げる

 

ふと、四糸乃の方を見ると士道と一緒に笑顔で頷いている

 

その時だった

 

上空にあの時と同じようなワームホールが現れる

 

『あれは!?』

 

「あの時のワームホール!?」

 

あれに吸い込まれて俺らはこの世界に来た、あれを通ればもしかしたら元のメビウスの世界に行けるかも知れない

 

見れば回りの人はワームホールに入らないよう近くの何かに捕まっていた

 

『あれを通れば、もしかしたら帰れるかもしれないな』

 

「でも」

 

『あぁ、前と同じように別世界に飛ばされる可能性もあるって事か。ウルトラ難しい選択だぜ』

 

「取り敢えず、行ってみるか」

 

その時だったワームホールの吸引力が上がり体が引っ張られる

 

ぐっ、あと時と同じように吸引力が凄いな。ベータスマッシュだからどうにか耐えられてるけど

 

「キャァァァァァアアア!!!!???」

 

「四糸乃ー!」

 

「ッ!?」

 

その時だった、士道の叫び声が聞こえ急いで二人の方を見ると四糸乃ちゃんがワームホールの吸引力に体を引っ張られる空へと身を投げ出される光景が見えた

 

不味い!

 

「デュァ!」

 

俺はは即座にベータスマッシュから素早く動けるアルファエッジにフュージョンチェンジし大地を蹴り四糸乃へと手を伸ばす

 

届け!

 

急いで飛び、四糸乃を両手で包み込むように捕まえる

 

「お兄さん!?」

 

掌でそう言って此方を見る四糸乃に頷き、地上へと帰そうとしたとき

 

ワームホールに俺の体を捕まえられた

 

どうにか逃げ出そうとするが、あまりの吸引力に逃げられない

 

俺は四糸乃を離さないように両手で包み込み、さらにはバリアを作る要領でメビウスインフィニティがやっていたように包み込んだ時、ワームホールへと吸い込まれた

 

 

 

 





ウルトラマントリガー格好いい!

よし、久しぶりに書くか!といった感じで長い間お待たせしましたがなんとか書き終えました!

まだこの作品を覚えてくれてる方、更新を待っていて下さった方には本当に感謝します

ご愛読ありがとうございます!

感想、お気に入り登録、高評価

お待ちしています

おや、メダルの様子が………

  • 擬人化
  • ペット化
  • 変化無し
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