欲望に負けて、10連ストガチャを回した作者は、その結果に絶望しました。(死)
はい、今日も少なめの文章量になります。
幼稚な文章、下手かつ突然の展開をお許しください。
昔も昔、大昔。
まだヒミコが生きていた時代の話。
七つの闇が国を覆っていた。
女性の様な上半身をもつ巨大な大蜘蛛、鎧と刀を装備した燃え盛る巨大な牛骨、緑色の毒霧を纏う謎の鎧武者、八叉の首を持ち様々な力を使う大蛇、九つの尾をもつ狐、時を司る機械仕掛けの双魔神、七つ全ての厄災の原因である暗黒の君主。
しかし、ある一柱の神が闇を打ち払った。
その神は、太陽の化身でありその他十二柱の神の力を用いることが出来た。
七つの闇が打ち払われた国は繁栄し、今も続いている。
だが、今や闇を打ち払い国の全てを照らしていた神は衰え、その力も散りじりになった。
また、闇は打ち払われただけにすぎない。彼らはいつでも虎視眈々と狙っているのだ。
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朝から海辺の町を照らしていた太陽は、今や半分程まで沈んだ。つまり、夕方だ。空は夕焼け色に染まり、港にいた猫やうみねこ達は自分の巣へと戻っていく。もちろん、人も例外ではない。公園などで遊んでいた子供は、しぶしぶと家に帰り、漁から戻ってきた漁師たちも成果を持ち帰っていく。皆、日が完全に沈み切る前に戻る。夜は、彼らだけの世界ではないのだから。
「クソッ、まさか札を落としてたなんて・・・・。思いっきり跳んだせいか、林の中のかなり奥の方に落ちてて探すのに時間がかかっちまった。おかげで、家に着くころには確実に夜じゃん。はぁ.....。」
だが、彼女(彼)はまだ帰っていなかった。なぜなら、彼女(彼)が霊能力の修行かつ武器の役割をもつお札を林の中に落としてしまったからだ。・・・・・・・・この説明口調、意外と面倒だな。
はい。ということで、林の中で修行のために持ってきてたお札を落としてしまったがために、日暮れ前には帰るはずだったのに、既に日暮れ前というドジを踏んだ海斗です。まぁ、パーカーについてるポケットに忍ばせておいて、かなりのスピードで跳躍すれば落ちることもあるわな。夜になると面倒だから早く帰りたかったんだが、是非もないネ!
気持ちを割り切った俺は、林を出て少し離れたところにあったコンビニに向かった。もうすぐ夜になるんだったらさっさと家に帰るべきなのだが、実はお昼を食べて無くてかなりお腹が減ってるんだ。それはもう、食べ物を認識した瞬間、無意識によだれが出るくらいには。だから、俺は行く。万が一の時はこの体を使った物理でいくしかない。まぁ、問題ないとは思うが。
コンビニの中に入って一通り食べ物を選別した後、ズボンのポケットに突っ込んでおいた財布を取り出し、選別した水とおにぎり、クロワッサンなどのパン、モンプランや苺ショートケーキ、プリンなどを買う。
「4000円になります」
かなりの出費だが、是非もない。腹が減っては戦ができぬというやつだ。
店員さんの「ありがとうございましたー」という声を聴きながら、早速食べようとおにぎりを袋から出し、かぶりつきながらコンビニの外に出た。その瞬間、横合いからきた強い衝撃が俺を吹っ飛ばし、思わず袋とおにぎりから手を放してしまった。
6メートル程だろうか。突然与えられた強い衝撃に吹っ飛ばされながらも、受け身を取り停止した場所は。
戦闘態勢をとり、俺を吹っ飛ばした犯人の正体を確かめる。そいつは、俺が先程買った食べ物をあろうことか、俺の目の前で、俺に見せつけるように、全て口の中に放り込んだ。
普段なら、ムカつきながらも周りを考えて冷静に戦っていただろう。だが、この時の俺はそうではなかった。俺が買ったクロワッサンや家で食べるつもりだった苺ショートケーキやモンブラン、プリンを奴は食った。そのことを認識しただけで、俺の視界は真っ赤に染まり、俺は激怒した。必ずや、邪知暴虐の限りを尽くした目の前の奴をぶっ殺すと。
「おいおい、ふざけたマネしてんじゃねえぞ?オレが楽しみしていたデザートまで食いやがって。決めたぜ。テメェは・・・・・絶対ェぶっ殺す!!」
それは一瞬だった。憎き対象の懐に音を置き去りにして近づき、全力ではないにしろかなりの力を込めた拳を使って、下から顎へとアッパーカットをきめた。アッパーカットをきめられた憎き対象は、頭部と共に上半身ごと消し飛び、下半身は衝撃で肉片となった。・・・・・・その結果、コンビニの駐車場は拳を振り切った風圧と反動で砕け、近くにあった看板も風圧で砕け散りながら吹っ飛んでいった。この時、近くに主人公以外の人がいなかったのは幸運だったと言えるだろう。霊能力で戦っていた時は、苦戦するほどではなかったにしろ、ここまで弱くなかった。というか、こんな地形破壊はできない。改めてカイニスの凄さがわかる。
「雑魚が、オレのもんに手ぇだしやがって。・・・クソったれが」
一瞬の行動が終わり、その衝撃が収まったころに無意識に呟いていた。それからちょっとして、目の前のコンビニからコンビニの店員が出てきた。
「お客様、大丈夫ですか!?」
店から出てきた店員は大丈夫かどうかを確認してきた。この現状よりも先に、客の身の心配をするなんてすごい人だと思う。いろんな意味で。
心配されて声をかけられたのだから、返さなくてはと思い、「大丈夫です」と告げる。
「ああ、問題ねえ」
しかし、自分の口から出てきた言葉はもっと雑な言葉だった。「大丈夫です」と言ったつもりだったが、何故か違う言葉が出た。視界も赤いままだし、元凶を倒したのに未だに怒りが収まりきっていない。一体どういうことなのかと考えるが、店員から話しかけられているので、一旦後回しにすることにした。ただでさえ、出そうと思った言葉とは違う言葉が出るのだから、他の事を考えながら話してもちゃんと会話ができるか怪しくなるだろう。
「そうですか、良かった。お客様がドアを出た瞬間に襲われたのを目撃しまして、急いで準備をして出ようとしたんですが、突然の衝撃でドアが壊れてしまい開かなくなってしまったんです。出るのが遅れたので、心配したのですが、無事でよかったです」
「そうか、すまねえな」
「いえ、無事でしたらそれでいいので。それで、襲撃してきた『黒天邪鬼』はどこに・・・・?」
やはり、言うつもりだった言葉とは違う言葉が出る。さっきも「いえ、心配してくれてありがとうございます」と言う予定だったのだ。
それと、『黒天邪鬼』とは、さっきオレが消し飛ばした奴の事であり、300年程前から夜に現れるようになった妖怪共の一種だ。その姿は大きな体格をしており、頭部からは角が生えている。また、黒と書かれた紙を額に着けており、全身が黒い毛のようなもので覆われている。紙を頭に着けて角が生えたでっかい猿を連想すればわかりやすいかもしれない。そして、その『黒天邪鬼』の名前を知っているということは、この店員は俺達と同じ退魔師かそれに関係する人間ということだ。妖怪という存在が、この街では認知されていてもその妖怪の名まではほとんど知られていないからだ。
とりあえず、店員の質問に答える。
「オレが消し飛ばした。その影響で外は、こんな状態になっちまってる」
「なるほど」
「何かあっさり納得したな」
「周囲がこの状態になる程の力は、黒天邪鬼にはありませんから。なので、予想はしていました。」
「うっ・・・」
「安心してください。この規模の被害であれば、私一人でも修復出来るので」
「・・・・・・俺も何か手伝います」
「いえ、大丈夫ですよ。それに、自己防衛のためなら仕方ないと思いますよ」
自己防衛のためというより、食べ物の恨みで倒しているから尚更罪悪感が湧いてくるんですが。怒りで我を忘れずにきちんと制御していれば、パンチ一発でこんな状態になることもなかったし。いや、元を辿れば黒天邪鬼が俺の食べ物を横取りしなければ、こんな状況になることも無かったんだから全部あいつのせいじゃないか!?(責任転換では?)
そして、今気づいたが口調が戻って言いたかった言葉がちゃんと言えている。視界の色も元に戻ってるし、怒りも完全に収まっている。嬉しい事だ。あのまま口調や視界の色が戻らず、怒りも収まらないままだったら日常生活に支障をきたすからな。
きゃああああああああ!
その時、罪悪感を感じる事で徐々に冷静になり、口調も戻ってきた俺のウサミミが遠くの方で発生した悲鳴を聞き取った。
唐突な戦闘回。いや、そういう雰囲気は出していたつもりではあるんですが。行き当たりばったりで書いていると、次は日常回にしようとか戦闘回にしようとか考えて、ろくに調べもせずに書いているので、まぁヒドイ文章と展開になりますね。
そんな作者の小説を読んでくださる皆様には感謝しかないです。読んでくださる皆様が増えれば増えるほど、作者のカイニス召喚の可能性が高まるからです。(願望)
駐車場を破壊した主人公を許して、一人で修復しようとするコンビニ店員は一体何者なんだ・・・・?
今回のガチャで石を使い切ってしまったので、フリクエと幕間、強化クエストを回ってきます。更新は遅くなると思いますのでお許しください。