作者・・・嬉しい・・・・
前向きな感想をいただけると、返事をするかはわかりませんが、作者のモチベはUPします。
幼稚な文章、下手な展開、亀更新をお許しください。
「カイニスおねえちゃん、お守り見つけたよー!」
「おお!見つかって良かった・・・・・」
突然だが問題だ。カイニスこと俺は、今現在、朝っぱらから何をしてるでしょう。
答えは、昨日助けた少女・・・・茉奈ちゃんと一緒に、林の中で落とした茉奈ちゃんのお守りを探している最中でしたー!・・・・いや、正確にはもう見つかったのだが。
昨日の夜、助けた時に一緒に探すと約束してしまったため一緒に探していたのだ。半分くらいは俺のせいでもあると思ってるから、まぁ、手伝ってたんだけど。いやぁ、それにしても、見つかって良かったよ。
家で昨日の夜の事を報告すると、姉ちゃんに
「その女の子がカメラとかスマホを持ってなかったのは良かったわね。でも、コンビニの敷地を破壊するのはダメでしょ。今度、時間作って謝りに行きなさい」
って言われたんだよね。 ま、反論しようがない正論なんだけどさ。
閑話休題
今の俺の服装は、半袖の白いシャツに黒いジーンズのズボン、茶色いワークキャップを着けている。髪型は特に昨日から変えていない。面倒くさいし。ポニーテールのままだ。
一方、茉奈ちゃんは白いワンピースに麦わら帽子をかぶっている。かわいい。
「海斗おねえちゃん。お守り、一緒に探してくれてありがとう!」
「いやいや、半分俺のせいでもあるんだから当然さ」
茉奈ちゃんには俺の事を、海斗おねえちゃんと呼んでもらう事にしている。ただし、他に人がいない場合のみだが。人がいる場合は単純におねえちゃん呼びだけにしてもらうつもりだ。本当は、おねえちゃんってつけて呼ばれるよりも「海斗さん」とか「海斗お兄ちゃん」とかがいいんだけどね。どう見ても、外見は女だから是非もナイネ。
「この後、友達と一緒に遊ぶけど、カイニスおねえちゃんも一緒に遊ぼう?」
「ごめんね、茉奈ちゃん。この後は用事があるから一緒には遊べないんだ。次、また会う事があればその時に遊ぼうね」
「・・・うん、わかった。じゃあ、ありがとうおねえちゃん。またね」
「ああ」
茉奈ちゃんと別れ、今日の用事先へ向かう。どこへ向かっているかと言うと、俺が大学の授業料を稼ぐために働いてるバイト先に向かっている。少しレトロな雰囲気の喫茶店で働いているのだが、何の連絡もないと迷惑をかけてしまうため、事情を説明しに行くのだ。・・・・・説明すると言っても、何故か朝起きたらFateのキャラであるカイニスに暫定的ではあるがなっていてその力も使えるという事くらいしか説明できることないけど。
そんなことを考えながら歩いていると、目的地についた。店の看板には海辺の喫茶と書いており、その名の通り海のすぐ近くに位置する。ビーチとも距離が近いし、ここからの眺めは山とビーチが見えてとてもいいと評判だ。塩害被害とかが多そうだが、海風からの塩害対策はバッチリしてあるので問題ないらしい。海岸線沿いの道にあるのだが、立地がいいせいか近くに他の店も構えており、客入りは中々良い。特に、他の町や県、国からの観光客が多い。
さて、店の前まで来たわけだが、どう説明したものか...。幸いなことは、店長とバイトの同僚は俺と同じように本来、裏の人間ということだ。
店の看板の前で突っ立っていてもどうにもならないので、いい加減中に入ることにする。ドアを開けるとチリィンというベルの音が鳴り、レトロな雰囲気の内装と共に香ばしいコーヒーの香りが俺を迎え入れる。どうやら、今は客が来ていないようで店内はガラッとしている。丁度いいので、カウンターに立って「いらっしゃいませ」と俺に挨拶した同僚の所へ寄る。
「ご注文はお決まりですか、お客様?」
「いや、注文じゃない。話したいことがあるんだが、今いいか?」
「え、ええ。大丈夫です。何か不手際を?」
「違う違う。その・・・俺さ、海斗なんだよ。」
「は?」
俺の衝撃の告白によって、同僚の高峰光麿は硬直する。まぁ、無理もない。いきなり美人(自画自賛かな?)がやってきて同僚かつ友人の名前を名乗り始めるんだ。混乱もするだろう。とりあえず、オレが俺と信じてもらうために、光麿の黒歴史と俺の霊力の色を見せるとしよう。
「信じられないかもしれないが、オレは海斗なんだ。霊力の色を見てもらえばわかるはずだ。なんなら、お前の恥ずかしい黒歴史を一から話すこともできる」
「そ・・・・そんな。あ・・・有り得ない。海斗のやつが俺を差し置いて・・・・・・・一人だけで美女になるなんてッ!」
「は?」
「俺だって、美女・・・いや、美少女になりたいんだ!あいつが俺を裏切るはずがないッ!」
「は?(こいつは一体何を言ってるんだ?)い、いや、そんなことを言われてもオレが海斗なのは事実なんだが...。・・・・・・ほら」
「瑠璃色の霊力...!なん・・・・・だとッ・・・・」
残酷な真実を告げられ、どこぞの漫画に出てくる苺色の死神のような顔をしている友人を余所に、こいつこんなヤバイ奴だっけと考える。・・・・・・・・いや、元からヤバイ奴だったな。
そんなことを考えていると、カウンターの奥から店長が出てきた。少々騒がしかったから出てきたのだろうか?
「少々騒がしいですが、何かありましたか?」
「「あ、店長」」
「おや?もしや海斗君ですか?」
「はい。よくオレが海斗だってわかりましたね。面影が全く残ってないから気づかないのも仕方ないと思ってたんですが」
「いえいえ。たとえ姿が変化しようともその魂までは変化しませんから。・・・・しかし、肉体は以前の海斗くんとは完全に別の者へと変質していますね。しかも、神性さえ保有している。実に興味深い・・・」
「そんなことまでわかるんですね」
「ええ。しかし、本来であれば神性は魂に宿るものなんですが、海斗君の場合肉体に宿っているんですよね」
「店長、マジでこの美女が海斗なんですか?」
「そうですよ光麿くん。彼女は海斗君です。海斗君もせっかくですから、珈琲でも飲んでいきませんか?」
「そうですね。じゃあ、一杯お願いします」
店長に注文し、カウンターの席に座る。室内で帽子を被ってるのはマナー違反なので、被っていたワーカーキャップを外し傍に置いておく。キャップを外すと、隠されていたウサミミがぴょんと現れる。
「海斗、おまえ・・・・そのウサミミ・・・白髪に褐色肌・・・・・まさか!?」
「ああ。多分おまえの予想通りだぞ。まぁ、確定はしていなが」
「そうか・・・・。写真撮っていいか?あと、ウサミミ触らせてくれ」
「ぶっ飛ばすぞ」
「くっ、カイニスだと考えるとその男口調と容赦ない言葉が似合ってしまう。外見はどう見てもカイニスなのに中身が海斗なのか・・・・・・・一向にかまわん!!」
「ぶっ殺すぞ!」
「ああ・・・・・いい・・・・。」
「ドン引きなんだが」
「おやおや、楽しそうな事になっていますね。海斗君、珈琲ができましたよ」
「ありがとうございます、店長」
隣で恍惚とした表情をしている友人の事を忘れるために、店長が入れてくれた一杯の珈琲を飲むとしよう。マグカップに入れられた珈琲から沸き立つ湯気からは、珈琲のいい香りを感じさせる。カップを持ち上げ、飲んでみる。
・・・・・・・美味い。
ちょっぴり改訂しました。でも、前とあんまり変わらないと思います。
授業の課題が16個も溜まった作者。中身は真っ白。期限は間近。お願い、死なないで作者!あなたが今ここで倒れたら、この小説やカイニスはどうなっちゃうの?期限までの日数はまだ残っている。ここで全てこなせば、課題から解放されるんだから!
(更新、遅れます)
次回 『作者、死す』
デュエルスタンバイ!
・・・・・やってみたかっただけです。