作者はカイニスが召喚できるよう頑張りたいと思います。
今回は、特に展開が思いつかなかったので薄味になるかもです。
幼稚な文章、下手な展開、亀更新をお許しください。
俺はその日、初めて神様に感謝した。
俺は美女、美少女が好きだ。特に二次元。だから、いろんなゲームをしている。美女・美少女が出るゲームは全てやった。なかでもFateは美女・美少女を様々な絵師が描いてくれるからよくやる。ガチャが渋すぎて当たらず、イケメン男性鯖だけがよく当たるのが悔しい。そして今日、バイトで客の対応をしていた時に、神は降臨なさった。
朝、まだ客が来ていない時間帯にドアベルの音がして対応しにカウンターの表にでた。すると、そこに褐色白髪美女が立っていたんだ。この喫茶店には女性客もよく来店するが、この人は群を抜いて美しかった。
ずっと見惚れているわけにもいかないので「いらっしゃいませ」と挨拶をする。普通なら、空いてる席に座って注文するのだが、何故かすぐこちらにやってきた。はじめに注文しておく考えなのかと思い
「ご注文はお決まりですか、お客様?」
と告げた。すると・・・・・
「いや、注文じゃない。話したいことがあるんだが、今いいか?」
と言われた。何だろう。告白か?いや、ボリュームある胸を凝視していたのがバレたのかもしれない。そう考えながら、
「え、ええ。大丈夫です。何か不手際を?」
と答えた。そして、次の瞬間俺は自分の耳を疑った。
「違う違う。その・・・俺さ、海斗なんだよ。」
「は?」
最初はオレオレ詐欺かと思った。でも、こんな美女が友人の名を知っているはずがないと思いなおし、有り得ないはずの考えが浮かぶ。有り得ないはずだ。だが、その考えは次の言葉で粉砕された。
「信じられないかもしれないが、オレは海斗なんだ。霊力の色を見てもらえばわかるはずだ。なんなら、お前の恥ずかしい黒歴史を一から話すこともできる」
俺の黒歴史を知っているのは、母ちゃんか海斗の奴しかいない。そして、この美女は霊力の色を見たらわかると言ってきた。つまり、この白髪褐色美女は俺の友達である海斗だという可能性が高い。
「そ・・・・そんな。あ・・・有り得ない。海斗のやつが俺を差し置いて・・・・・・・一人だけで美女になるなんてッ!」
「は?」
「俺だって、美女・・・いや、美少女になりたいんだ!あいつが俺を裏切るはずがないッ!」
「は? い、いや、そんなことを言われてもオレが海斗なのは事実なんだが...。・・・・・・ほら」
「瑠璃色の霊力...!なん・・・・・だとッ・・・・」
あまりの事実に脳が受け入れを拒否した。しばらく驚愕の事実に戦慄していると、カウンターの裏にいた店長が出てきた。
「少々騒がしいですが、何かありましたか?」
「「あ、店長」」
その後、店長はすぐに白髪褐色美女を海斗だと看破した。曰く、魂は変わらないのだとか。店長、魂を観測できるのかよ。海斗が珈琲を頼み、店長が珈琲を入れる。そして、海斗が帽子を外した時、有り得ないものが露出した。
ウサミミだ。頭にウサミミがついているのだ。その時、俺は思った。そういえば、最近FGOでカイニスという公式のTSキャラが同じような見た目をしていたと。目は青く、白髪に褐色肌。腕には赤い文様の一部が見えている。
「海斗、おまえ・・・・そのウサミミ・・・白髪に褐色肌・・・・・まさか!?」
「ああ。多分おまえの予想通りだぞ」
「そうか・・・・。写真撮っていいか?あと、ウサミミ触らせてくれ」
「ぶっ飛ばすぞ」
「くっ、カイニスだと考えるとその男口調と容赦ない言葉が似合ってしまう。どう見てもカイニスなのに中身が海斗なのか・・・・・・・一向にかまわん!!」
「ぶっ殺すぞ!」
「ああ・・・・・いい・・・・。」
「ドン引きなんだが」
カイニスは当然、広告に登場した時から俺の推しキャラになっている。その推しキャラが現実にやってきたのだ。
興奮しないわけがない。中身が男? ハハハッ!そんなものゲームと変わらないじゃないか。でも、中身は友達じゃないのかって? その程度はささいなことだ。
その後、店長が入れてくれた珈琲を飲んでいるカイニス(海斗)とそのヒョコヒョコ動く耳を見て、あまりの可愛さに脳がショートし、思わず鼻が大噴火した。
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
店長が入れてくれた美味い珈琲を飲みながら考える。突然、横で光麿が鼻血を噴き出して倒れたが、気にしない。
本来は「俺、謎の白髪褐色美女じゃなくて海斗なんです。信じてください。朝起きたら何故かカイニスになっていたんです。カイニスってのはゲームのキャラであり神話の人物なんですけど、この姿はゲームの方のカイニスなんですよ。で、ゲームの方はスキルとか宝具っていう必殺技があるんですけど、それも使えるんですよ。とりあえず、力の制御はしてあるので大丈夫です。というかすぐにできちゃいました。俺は海斗なんです。新しいバイトを探すのにもこの町じゃ大変なんです。信じてください」みたいなことを言うつもりだったんだよね。あと、ダメ押しに霊力の色を見せようと思ってた。
まぁ、店長は俺が何か言う前に正体を当てられたし、光麿はまだちょっと半信半疑って感じだったけど店長の一声ですぐに納得したからなぁ。顔とか身体的特徴じゃあなくて魂を観測して判別する店長。俺たちにできないことを平然とやってのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ!!
うん。さっきのは冗談として、マジでどうやって魂なんて観測してるんですかね。そんな話、今日初めて知ったんですが.....。魂から漏れ出る霊力なら可視化することはできるけど、魂自体を観測するなんて悪霊にでもなっていない限りできないはずなんですが。
「なあ、店長。魂をどうやって観測してたんすか?」
どうやら光麿が正気を取り戻したようだ。鼻にティッシュを詰め込んだ状態で店長に質問をしている。
うむ、ナイスな質問だ!特別に5分だけ人間扱いしよう。
「ああ。それでしたら、私の目が関係するのですよ。私の目はエネルギーを色として全て捉えてしまうのです。生まれた時から常日頃見えていたので、小さい時は大変でしたが、今では慣れたものです。話が少し脱線しましたね。基本的にエネルギーは全て各エネルギーで同じ色なんですよ。魔力なら青、闘気なら黄色と言う風にね。しかし、霊的エネルギー・・・・霊力だけは違います。色が人によって変わるんですよ。全く同じ色や形というのは見たことがありません。霊力は魂から漏れ出るエネルギーとされています。あくまで、私が魂だと思って見ているのであって本当に魂なのかは定かではありませんよ。また、脱線してしまいましたね。つまり、霊力の色と大きさで判断しているのです。長くなってしまい申し訳ありません」
「へぇ~、すごいっすね。じゃあ、相手の力量とか見ただけで看破出来るってことじゃないすか」
「エネルギー制御をマスターしていれば、量や大きさを誤魔化すことが出来るので一概にそうとも言えません」
「なるほど」
・・・・・・・まさか、店長が魔眼持ちだったとは。いつも、変な仮面付けてるのは魔眼を隠すためだったのか?
店長が仮面外すところ一度も見た事が無いんだよなぁ。今日はデクナッツの仮面をつけてるし。デクナッツの仮面はゼルダの伝説というゲームシリーズに登場する仮面の一つだ。それ以外にも、狐の仮面や怪しい時はペストマスクを着けたりしていることがある。
「店長、珈琲ありがとうございました。美味しかったです」
「そうですか。それは良かった」
「なぁ、海斗。メイド服に興味はないか?」
「死ね」
「ああッ、良いッ・・・・!ノータイムでの罵倒。しかも、その汚らしいゴミを見るような目が・・・・たまらないッ!!」
「・・・店長、オレそろそろ帰りますね。他の3人にも伝えておいて欲しいです」
「わかりました。伝えておきましょう」
「放置プレイをするというのかっ!なんて高度な!だが、一向にかまわん!!」
「高嶺君、そろそろ戻ってきてください。」
ドアを開け外に出る。何故か入る前より疲れてしまった。いや、どう考えても光麿のせいか。まだ昼前だというのに精神的疲労がかなりたまった俺は、家に帰って休むことにした。ただ、家に帰る前にコンビニとよく行く菓子店に寄った。コンビニに行く理由は昨日オレが敷地を破壊してしまったことについて謝罪するためだ。
コンビニに寄って謝罪をした後は、よく行く菓子店に向かう。あそこのお菓子は最高においしいのだ。それに安い。
「おばさん、このモンブランとロールケーキ、プリンをくれ」
「はいよ。2000円だね」
「ほい」
「うん、ちょうどだね。」
店でスイーツをいくつか買い、家に帰る。ん?昨日今日とスイーツ買いすぎ?前からスイーツは好きでけっこうな頻度で買ってたぞ?一回で買う量自体はこの体になってから増えたと思うが。なんか、甘いものはいくら食べても大丈夫みたいになってるんだよな。
家に着くと、さっそく自分の部屋に行き、買ったお菓子を出して食べる。最初はモンブランからだ。うーむ、甘くてフワフワして美味しい・・・・・そんなことを考えながら食べていると、部屋の入り口から覗く視線に気づいた。
「美味しそうなものを食べてるのね~。お姉ちゃんに分けてくれるような可愛い弟はいないのかしら~?」
「いないね」
「即答!?」
悪いが、スイーツの事となると引けない。昨日も、食べようとしたところで黒天邪鬼に邪魔されたし余計に引けない。今の俺は糖分が不足しているんだ。特に、光麿のせいで疲れたし。
「だってこれ、俺が買ってきたものだし。姉ちゃんも自分で買いなよ」
「ちぇ~。あ、そういえばあんたのためにお姉ちゃんがわざわざ服と下着を買ってきてあげたから、着けてみて」
「えっと、遠慮しとこうかな・・・・」
「却下に決まってんでしょ。もう買ってあるし、ブラジャーも着けないでいるから胸の形まるわかりよ?」
「え、マジか。」
「マジよ。だから、これ着なさい。ブラジャーの付け方はお姉ちゃんが教えてあげるから」
「くっ、・・・・・・・わかった」
それからしぶしぶ10分程かけてブラジャーなど下着の着方を学び、2時間もの間姉ちゃんが買ってきた服を着せられていた。
「おのれ、お姉ちゃんよりもスタイルよくなっちゃって。どの服も似合うなんて羨ましいわ・・・」
「心が男性のままの俺にとっては屈辱的ではあるけどな。一応言っておく、俺を女扱いすんじゃねぇぞ!?」
「体は女性なのでします、拒否権はない。はぁ.....。忘れてたけど、バイト先にはもう事情説明しに行った?」
「ああ、昼前には行ったよ。今日は店長と光麿の二人しかいなかったけど、二人とも信じてくれたよ」
「そう。良かったじゃない」
光麿が完全に納得したのは店長のおかげだから、やっぱり店長すごいな。さすがです。
珈琲も美味しいしデザートも作れる、丁寧な対応で女性客にも人気の店長は伊達じゃないな。
「あ、そうそう。今日あんたに依頼が入ったみたいだから、夕方までには依頼人の所に行きなさい」
・・・・・・マジですか。疲れてるんだが。
ちょっぴり改訂しました。
面白い言葉遊びとかしたいのですが・・・・・難しいですね。
↓作者が触媒を万全のものとするために描いたカイニスになります。
【挿絵表示】
おそろしく下手くそなので、こんなのカイニスじゃねえ!となるかもしれません。
自分のイメージを壊したくないッという方は見ない方がよろしいかと.....。
・・・いでよ神龍!そしてオラに画力を与えたまえー!