ありふれた戦闘民族で世界最強   作:やってられないんだぜい

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 少し、投稿が遅れてしまいましてすいません。少しダンまちの方を書こうという思いが強かったせいで、遅れてしまいました。
 これからはダンまちをメインにしつつ最低でも1週間に一回は投稿する予定ですのでよろしくお願いします。
 
 では本編どうぞ!


ベヒモス

橋の両サイドに現れた赤黒い光を放つ魔法陣。通路側の魔法陣は十メートル近くあり、階段側の魔法陣は一メートル位の大きさだが、その数がおびただしい。小さな無数の魔法陣からは、骨格だけの体に剣を携えた魔物〝トラウムソルジャー〟が溢れるように出現した。

 

 十メートル級の魔法陣からは体長十メートル級の四足で頭部に兜のような物を取り付けた魔物が出現したからだ。もっとも近い既存の生物に例えるならトリケラトプスだろうか。ただし、瞳は赤黒い光を放ち、鋭い爪と牙を打ち鳴らしながら、頭部の兜から生えた角から炎を放っているという付加要素が付くが……

 

 メルド団長が呟いた〝ベヒモス〟という魔物は、大きく息を吸うと凄まじい咆哮を上げた。

 

「グルァァァァァアアアアア!!」

「ッ!?」

 

 その咆哮で正気に戻ったのか、メルド団長が矢継ぎ早に指示を飛ばす。

 

「アラン! 生徒達を率いてトラウムソルジャーを突破しろ! カイル、イヴァン、ベイル! 全力で障壁を張れ! ヤツを食い止めるぞ! 光輝、お前達は早く階段へ向かえ!」

「待って下さい、メルドさん! 俺達もやります! あの恐竜みたいなヤツが一番ヤバイでしょう! 俺達も……」

「馬鹿野郎! あれが本当にベヒモスなら、今のお前達では無理だ! ヤツは六十五階層の魔物。かつて、“最強”と言わしめた冒険者をして歯が立たなかった化け物だ! さっさと行け! 私はお前達を死なせるわけにはいかないんだ!」

 

 メルド団長の鬼気迫る表情に一瞬怯むも、「見捨ててなど行けない!」と踏み止まる光輝。どうにか撤退させようと、再度メルドが光輝に話そうとした瞬間、ベヒモスが咆哮を上げながら突進してきた。そうはさせるかと、ハイリヒ王国最高戦力が全力の多重障壁を張る。

 

「「「全ての敵意と悪意を拒絶する、神の子らに絶対の守りを、ここは聖域なりて、神敵を通さず――〝聖絶〟!!」」」

 

 二メートル四方の最高級の紙に描かれた魔法陣と四節からなる詠唱、さらに三人同時発動。一回こっきり一分だけの防御であるが、何物にも破らせない絶対の守りが顕現する。純白に輝く半球状の障壁がベヒモスの突進を防ぐ!

 

 衝突の瞬間、凄まじい衝撃波が発生し、ベヒモスの足元が粉砕される。橋全体が石造りにもかかわらず大きく揺れた。撤退中の生徒達から悲鳴が上がり、転倒する者が相次ぐ。

 

 トラウムソルジャーは三十八階層に現れる魔物だ。今までの魔物とは一線を画す戦闘能力を持っている。前方に立ちはだかる不気味な骸骨の魔物と、後ろから迫る恐ろしい気配に生徒達は半ばパニック状態だ。

 

 隊列など無視して我先にと階段を目指してがむしゃらに進んでいく。騎士団員の一人、アランが必死にパニックを抑えようとするが、目前に迫る恐怖により耳を傾ける者はいない。

 

 その内、一人の女子生徒が後ろから突き飛ばされ転倒してしまった。「うっ」と呻きながら顔を上げると、眼前で一体のトラウムソルジャーが剣を振りかぶっていた。

 

「あ」

 

 そんな一言と同時に彼女の頭部目掛けて剣が振り   

 

 

 降ろされなかった。ハジメが守ったのだ。正確にはハジメが横入りをし、トラムソルジャーの動きが一瞬止まった隙に大地が倒したのだが少女からしたらハジメが守ってくれたと思った。

 

 「南雲?」

 「大丈夫?僕はやることあるから任せたよ。大丈夫!僕を除いて皆チートなんだから」 

 

 そう言い残してハジメはその場を去る。彼女、園部優花はハジメの姿を追うがすぐに我に帰り魔物を倒していく。

 

 ハジメは大地の元へかけて行く。

 

 「大地君!手伝って!」

 「ハジメ。何か策があるんだな?」

 「うん。今皆はパニクってる。それを打破するにはカリスマが必要だ。そこで天之川君を連れてくる。そしてその間の時間稼ぎは僕の錬成と大地君の力でなんとかしたいんだけど、お願いできる?」

 

 大地はハジメの作戦を聞いてうなずく。そしてすぐさまメルド達の元へ瞬間移動をする。飛んだ先ではメルドの言うことを聞かない天之川がいた。

 

 「ええい、くそ! もうもたんぞ! 光輝、早く撤退しろ! お前達も早く行け!」

「嫌です! メルドさん達を置いていくわけには行きません! 絶対、皆で生き残るんです!」

「くっ、こんな時にわがままを……」

 

 そこに大地が会話に割り込んでくる。

 

 「はい、そこまでな」

 「なっ、孫に南雲!ここは君たちがいる場所じゃない。早く下がれ!」

 「こんな時になに言ってるんだ!」

 

 天之川の言い分にハジメは怒鳴った。そして後方を指差す。

 

 「あれが見えないのか!皆パニクってる。リーダーがいないからだ!一撃で切り抜ける力が必要なんだ! 皆の恐怖を吹き飛ばす力が! それが出来るのはリーダーの天之河くんだけでしょ! 前ばかり見てないで後ろもちゃんと見て!」

 

 天之川はハジメの言い分に納得し、メルドにここを任せたと言った時。聖絶が敗れ去った。天之川は坂上と八重樫に時間稼ぎを頼むが大地が話しに首を突っ込む。

 

 「天之川、時間稼ぎは俺とハジメでやる。だから早く行ってやれ」

 「なに言ってるんだ!君達にどうこうできる相手じゃないだろ!」

 「クラスメイトを見殺しにする気か!殺させないんじゃないのか!」

 

 天之川はここに来て言った自分の言葉を思い出す。そして大地に「必ず戻る!それまで頑張ってくれ!」と言い残しクラスメイトの元へかけて行った。メルドさん達も大地にこの場を任せてクラスメイトの元へ向かう。大地はハジメを見て言う。

 

 「ハジメ、準備は出来てるか?」

 「うん。じゃあ行くよ。 《錬成!》

 

 ハジメが錬成を言った瞬間ベヒモスが地面に埋まる。それを確認した大地がベヒモスにかけて行った。まず一番攻撃力の高そうな角をおり目をつぶす。そうすることでベヒモスの動きは抑えられる。しかし力は現在のようでハジメの錬成が何度も破れる。その度に錬成を繰り返す。大地はベヒモスの動きを止めるためにベヒモスの背中を強めに殴る。そうすることによってベヒモスは地面に倒れまたハジメが錬成する事で立ち上がりにくい形になり。時間が稼げる。

 

 

 

 

 

 一方天之川の方は階段を見つけたようで皆に声をかける。 

 

 「皆! 続け! 階段前を確保するぞ!」

 

 天之川が階段を登らないでトラムソルジャーを倒す姿に疑問を持つクラスメイト。そこで白崎が叫ぶ。

 

 「皆!孫君と南雲君がまだ戦ってるの!」

 

 それを信じられないクラスメイト。何故なら訓練にも参加していない。大地やハジメは自分達以下だと思ってるからだ。しかし、白崎を信じて一度見るが驚きの光景を見る。ベヒモスが埋まっているのだ。その光景に驚愕をあらわにする。

 

 一方大地はクラスメイトが落ち着いたことを確認した。

 

 「ハジメ、そろそろ避難するぞ。メルドさんには俺達が退避する時に一斉攻撃を頼むよう言っている」

 

 ハジメは?を浮かべる。何故なら大地はベヒモスを圧倒してたからだ。その大地が何故倒さないか疑問なのだろう。

 

 「俺1人が倒しても意味がない。皆で倒したって事実があいつらを強くするんだ」

 

 その言葉にうなずき大地より早く退避するハジメ。大地は最後の一発のかかと落としをしてから退避する。

 

 「皆!一斉攻撃で奴を倒すのだ!」

 

 皆の一斉攻撃が始まった。大地は少し遅れながらも皆の方を目指す。ベヒモスのダメージを気にしながら走っていた大地はハジメに向かう魔法にギリギリまで気づかなかった。そして気づいた時にはもうハジメに直撃していた。

 

 「うわぁぁぁぁぁ」

 「ハジメエエエエエ」

 「南雲!孫君!」

 

 ハジメは端から落ち大地は助けるために飛び込んだ。白崎は大地を助けるため、八重樫はハジメを助けるために一緒になって飛び込もうとするがメルドさんと、天之川は必死に抑える。

 

 「離して! 孫君達の所に行かないと! 約束したのに! 私がぁ、私が守るって! 離してぇ!」

 「だめだ香織!彼等はもう助からない!このままじゃ君の体が壊れてしまう」

 「いやぁぁ、ハジメ君が、ハジメ君が!」

 「落ち着くんだ!これ以上犠牲者を出すわけにはいかないんだ!」

 

 天之川は白崎を、メルドさんは八重樫を必死になって抑えるが、かけた言葉が逆効果になる。

 

 「何!孫君は死んでない!約束したの!絶対に戻ってくるって!」

 「ハジメ君!ハジメくううううん!」

 「白崎!お前は孫の強さを知ってるはずだ!落ち着くんだ!」

 

 メルドはたまたまあの夜の出来事を大地から知らされていた。もし自分に何かあった時のためにそれを言って落ち着かせて欲しいと。

 白崎はメルドの言葉に我に戻る。そう、大地がこの程度で死ぬはずがないと。それを理解した白崎はひとまず八重樫を落ち着かせる。最初こそ言う事を聞かず暴れる八重樫だが自分達が信じてやらなくてどうすると言われ、渋々大人しくなる。

 

 クラスメイトが死んだ事により皆のテンションが下がっている中1人だけ笑みを浮かべている人がいた。檜山だ。

 

 (クックック。やったぜ俺は。まさか白崎が気に入ってたのが孫の方だったのは予想外だが、自ら落ちてくれて助かったぜ)

 

 檜山はあの夜白崎とハジメが歩いていた事によりあの2人が出来ていると思っていたが白崎が大地をよんだことにより、勘違いが解けた。元々ハジメも、大地も嫌いだった檜山は一石二鳥の思いをした。

 

 「これで白崎は俺のものだ」

 

 檜山は誰にも聞こえないように後ろに下がって言ったつもりだったが1人聞いているものがいた。

 

 「そんなことのためにハジメを殺そうとしたのか!」

 

 皆が後ろに振り返るとそこには金色のオーラを纏い、髪も金髪になっている大地がいた。

 

 

 

 

 

 




 評価について言いたいことあるんですけど、出来れば評価する際にどうしてそうなったのか聞いて欲しいんです。低評価してる人でしっかり書いてくれている人などは今後参考になるんでありがたいんですけど、短編的にひどいとか、どう酷いか言って欲しいんです。

 後作品に対して評価して欲しいです。活動内容への文句は作品への評価としてではなく、活動内容に直接文句言って来てください!

 では次回も楽しみに!

このままだと大地の無双だけで終わってしまうんですが、それだと面白くないと思うので敵を増やしたいんです。そこでよければ下のうちから誰か選んでほしいです。

  • 敵増やさず大地の無双
  • フリーザ
  • セル
  • ブウ
  • ベビー
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