シンフォギアの世界に転移•裏   作:キーホルダー

1 / 9
1周目のサクラ君から、全てが始まった。



全ての始まり 1周目

俺の名前は、霧崎サクラ 高校2年になったばかりです。

趣味は、アニメ見たり、ゲームしたりして過ごすこと。

なので、スマホが手放すことが出来ない現代っ子です。

 

今日も学校から、いつもの様に帰宅しながら、

ゲームやアニメに関する情報を歩きスマホをしながら見ていると

普段からプレイしているソーシャルゲーム『シンフォギアXD unlimited』の

イベント告知が来ていた。

(キャロルイベの開始‥‥だと‥‥!?生きて、プレイしなければ!!!)

 

謎の使命感を持ちながら、日課になっている買い食いをするために

商店街のお肉屋さんへ向かう。

(あそこのコロッケが美味しいから、毎日食べないと気が済まないんだよなぁ。)

後少しで、目的地に着く少し手前で、路上販売をしている

幸薄そうなおじさんがいた。

(珍しいな、路上販売なんて。)

そのまま素通りしようとしたら、

「なぁ、そこの少年、

 冷やかしでも良いから、見ていかないかい?」

「え?」

 

サクラは、周りを見渡すが、いつもと同じ閑散とした商店街で

少年と呼ばれる人は、見当たらなかった。

「周りをキョロキョロしても、少年は君しかいないじゃないか。」

「‥‥‥ですよね。えっと‥‥‥なら、少しだけ見てみようかな。」

「おじさんもあんまり、人と話してなくて寂しかったところなんだ。

 助かるよ。」

路上販売しているおじさんに近づいていくと商品を見て、サクラは驚いた。

そこには、様々な形の砂時計が並んでいた。

「砂時計ばっかりですね‥‥‥。」

「ああ、死んだ俺の父の遺言でね。

 この商店街で、趣味で集めた砂時計達を売って欲しいって書いてあったんだよね。」

「本当に変わった遺言ですね。」

「ああ、売る期間も3日って決まってるし、気分は楽なもんさ。」

「なんで3日?」

「変わり者の父だったから、なんとも思わないさ。」

「そんなに変わってたんですか?」

「変わってたね。まるで未来が見えてる様に動き回るし、

 死んだときの見た目も、90歳だとは思えなぐらい若々しい顔だったな。」

懐からおじさんは、写真を出すとサクラに手渡す。

写真には、おじさんと若々しいお兄さんが写っていた。

「‥‥‥息子さんですか?」

「言いたいことは分かるが、その人が俺の父だ。」

「‥‥‥失礼な言い方ですけど、妖怪みたいな人ですね‥‥‥。」

 

写真をおじさんに返す。

「俺もそう思うよ。だが、その父も突然死んだこと考えると、

 やっぱり、どんなに若々しくても歳には勝てないってこった。」

「‥‥‥そうかも知れませんね。」

「さて、商品を見てみるといい。全部1000円だ。

 気に入ったのがあったら、買ってくれると嬉しいよ。」

「‥‥‥あはは、あれば買いますね。」

おじさんに促されるまま、商品を見てみる。

 

色々な形、色の砂時計が置いてあった。

「凄いですね。その‥‥‥ありきたりなことしか言えないですけど、

 綺麗ですね。」

「父もいつも言ったよ。砂時計は、綺麗だと。」

サクラは、たった一つの砂時計に魅入られた様に手に取る。

(‥‥‥なんだろう。この砂時計だけからは、目が離せない。)

その砂時計の形は、細長く、中にはエメラルドグリーンの砂が入っており、

砂時計の上には、菱形の宝石が埋め込まれていた。

「‥‥‥これをください。」

「え?買うのかい?」

「はい、これが欲しいです。」

バッグから財布を出し、1000円札を支払う。

「毎度、そんなに気に入って貰えるとは思わなかったよ。」

「‥‥‥大事にしますね。」

「そうして貰えると父も嬉しいと思うよ。」

砂時計を手にその場から離れ、いつの間にか公園に来ていた。

砂時計の砂が流れていくのをベンチに座って、

しばらく眺めているとスマホの通知音で、正気に戻る。

 

「あ!なんで買っちゃたんだ!?キャロルイベ用のお金なのに!?

 ‥‥‥まぁ、いいか。良い買い物だったしね。」

制服のズボンに砂時計を仕舞う。

「帰ろう。コロッケも食べ損なっておなかがすいたお腹が空いたよ。」

公園の広場を横切ろうとしたところ、一部の景色が歪み始めているのに

気づいた。

「なにこれ?」

サクラは、手で触れると急に輝き、あまりの眩しさに目を瞑る。

「わ!?眩しい!」

 

目が開けれる様になったので、開けてみると見覚えのない街並みが広がっていた。

「へ?」

周りを見渡すが、見たことがない景色ばかりだった。

「何処だ?ここ?さっきまで公園にいたのに?」

すると隣を歩いていた女性にカラフルな何かが、当たると急に灰になった。

「‥‥‥え?」

慌てて後ろを振り返ると

「あ‥‥‥あれって!ノイズ!?」

 

ノイズとは、戦姫絶唱シンフォギアに出てくるキャラで、可愛らしい見た目に反して、

人間のみを大群で襲撃、触れた人間を自分もろとも炭素の塊に変える

という物騒な兵器である。

人型のノイズがサクラに向かって、声にならない声を出しながら、

ゆっくりと歩いてくる。

「:75#7〆#」

「あれって、フィクションのはずだろ?な、ならこれは、

 夢に違いなーーーーー」

ノイズが、サクラに突撃。

サクラは、避けることもせず当たると

「‥‥‥あ、体が、灰nーーー」

 

灰になり崩れ落ちる。

 

 

 

 

 




誤字•脱字•感想あれば、お願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。