というわけで、明日が今日になったので本気で動こうと思う。
まず俺が、最初にする事は
風鳴弦十郎をノイズからどうにか生き延びてもらう。
次に風鳴さん経由で、フィーネもとい櫻井了子に接触し、
このメモリーカードを渡す。
そして協力してもらい、元の世界に帰る手伝いをしてもらう。
(最初の時点で、難易度がクッソ高いんだけど。
しかも、風鳴さんが死んだら、シェム•ハENDを迎えることになる。
難しいけど、どうにか足止めをしなくては!
‥‥‥そもそも俺が関わるから、死ぬのでは?)
「よし!まずは、関わらずに行ってみよう!!」
「ふむ、我が友よ。これを飲んでみるが良い。
我は、そこまで好きではなかった。」
「あ、はい。」
シェム•ハに渡された飲み物を飲みながら、
支配された世界を見ていた。
(‥‥‥なんで、支配されたし。)
『南国のパイナップルコーラ』を飲みながら考える。
風鳴さんと遭遇しなかった。
そのあと遭遇することもなく、
お墓のあった場所に行ってみたが、別の人間の墓があった。
コンサートで、奏者二人死亡
月が、物理的に三日月になる。
未来を依代にシェム•ハ復活
(‥‥‥どうしろと?)
「‥‥‥美味しくないですね。これ。」
「それには同意する。人間の作るものは、
やはりよく分からぬ。」
飲み物を飲み干し、過去に戻る。
13周目
「いっその事、櫻井了子に直接会えば良いのでは?」
というわけで、図書館でこの付近に古い屋敷を探すと
山の中に屋敷がある事が分かったので、向かうことにした。
屋敷を見つけ、中に入ると全裸の痴女もといフィーネがいた。
「‥‥‥貴様、何者だ?」
フィーネは、机に置いてあった拳銃をサクラに向ける。
「え〜と、これを渡しに来ました。」
サクラは、メモリーカードをフィーネに投げて、渡す。
「‥‥‥そこから動くな。」
サクラに拳銃を突きつきつけながら、パソコンで
メモリーカードの中身を見ていく。
(‥‥‥みるのは良いんだけど、全裸はやめてほしい。)
「‥‥‥なぜ貴様が、このデータを持っている。」
フィーネの表情が、険しくなる。
「未来のあなたにもらいました。」
「ふん、とんだ戯言だな。では、何故未来の私は、お前にこれを渡したんだ?」
「未来を変えるために、渡してほしいと言われたからです。」
「‥‥‥なら、貴様はどうやって過去へ戻ってきたんだ?」
サクラは、懐から砂時計を取り出す。
「この聖遺物で、帰って来ました。」
「それも調べるから、よこせ。」
サクラは、フィーネへと投げて渡す。
しばらく調べた後、
「ふん、良いだろう。」
「信じてもらーー、がっ!?」
サクラのお腹に痛みが走り、倒れ込む。
痛みがあったところを触ると血が出ていた。
(なんで、治らない!?)
フィーネの方を見ると拳銃から煙が上がっていた。
「この贈り物は、有り難くいただくとしよう。」
「‥‥‥おくり、もの?」
「ああ、この未来からのメッセージを見れば、
これで未来を変えろと言いたかったのだろうさ。
故に私がしっかりと有効利用させてもらう。」
「‥‥‥そん‥‥な」
「さて、苦しいだろう。この砂時計の礼だ。一思いに‥‥‥
ふん、血の流しすぎで死んだか。」
サクラの目に光がないことに気づき、
砂時計へと視線を移す。
すると持っていたはずの砂時計が、消失していた。
「な!?どこへ!?」
サクラの方へ再度視線を戻すと、死体がなかった。
14周目
いつもの神社
「流石に、ズドンされるとは思わなかった。
やっぱり、風鳴さん経由じゃないと厳しいな。」
次の日の朝、公園へ
風鳴さんと遭遇、話をする。
そして、
「よし、君さえ良ければだがーー」
ノイズが現れたことを知らせる警報が、町中に鳴り響く。
「君は、今すぐに避難を!」
「はい!」
風鳴さんが、走っていったであろう道を進んでいく。
すると銃撃音が聞こえたので、来てみるとノイズに囲まれそうになっている
風鳴さんの姿を見つける。
「時を止めてっと」
時を止めて、ノイズの間を通り抜けて、
子供を先に自衛隊の後ろに置き、風鳴さんを抱えて、
自衛隊の後ろに同じように置く。
「よし!これで大丈夫なはず。」
俺はすぐに離れて、避難所に逃げ込んだ。
それから、しばらくしてお墓のところに行ってみたら、
『風鳴弦十郎』と名前の刻まれたお墓があった。
「‥‥‥えぇ〜」
時を巻き戻す。
15周目
「う〜ん‥‥‥、助け方が違うのか?」
砂時計を取り出して、眺める。
(時間を操れるのなら、ノイズと戦える時間を呼び出すとか?)
砂時計に念じる。
(ノイズと戦えるといえば、シンフォギア
一番イメージしやすいのは、天羽々斬。)
手に重みが生まれたので、見てみると剣を握っていた。
「やった!!!これならいけるんじゃないか!」
剣を消して、星空を眺める。
「今度こそ、やってみせる!」
二課本部では、
「司令!天羽々斬のアウフヴァッヘン波形を感知!」
「場所は!」
「場所は、取り壊し予定の神社付近です!」
「ノイズの反応は!」
「ありません!」
「今すぐに翼に連絡!繋がらない時は、マネージャーの加藤にも連絡をするんだ!!」
「はい!」
友里は、すぐに翼へと連絡。
繋がらなかったので、マネージャーへ電話をしてみる。
『はい、加藤です。緊急のご用件ですね。』
「はい、翼さんに今すぐ、天羽々斬が盗まれていないかの確認を!」
『了解、すぐに確認させます。』
藤堯から、
「天羽々斬の反応消失。あの辺りの監視カメラは少ないため
追跡は難しいかと」
「‥‥‥そうか。翼の方は?」
「翼さんの話では、自分の手元にちゃんとあるみたいです。」
「何かが、起こる前触れか?‥‥‥念のため
データの流失、
考えたくはないがスパイの線も考えて、慎重に調べていくぞ!」
「はい!」
「了解しました!」
この日から1週間、本部に缶詰になることが決定した瞬間である。
朝を迎えたサクラは、いつも風鳴さんと遭遇する時間に
公園へ来ていた。
ブランコを漕ぎながら待つ。
(そういえばフィーネに取られた時、血が出たよね?
もしかして、手元から離れると砂時計の効果が無くなるのかな?)
砂時計について考えていると夕方になった。
「‥‥‥あれ?なんで来なかったんだ?
しかもノイズも出てこなかったし‥‥‥」
こうして、サクラは遭遇する事なくコンサートの日を迎えるのだった。
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