今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
「あのね――」
俺は胡桃のいう言葉にドキドキしていた。結婚してからこんなことで緊張するのもどうかと思うが、俺はなぜか心臓が飛び出そうなほどバクバクしていた。
「一緒に、寝てほしいのと、パーティー参加しよ?」
そうだ。パーティーがあったんだ。俺は外に向かおうとした。って、待てよ?一緒に寝る!?
「まずはパーティー行こうか」
一緒に寝るって、まさか胡桃の横で?同じ布団で?俺は嬉しくもあり、ドキドキしていた。
パーティーの場面は第2章のスペシャル編で
パーティーが終わると、もう22時を過ぎていた。俺はいつもとは違う、俺の部屋ではなく胡桃の部屋に歩いた。胡桃は「先にベットで待ってるね」と言って先に行ってしまった。
本当にいいのだろうか。結婚してるからいい気もするが、よく考えてみろ。女子と同じ布団で一緒に寝るんだぞ?血も繋がってない人と。何年ぶりだ?小学5年の林間学校で女子と一緒に寝た時からか。
俺は想を静まらせて胡桃の部屋に向かった。胡桃の部屋のドアを開けると、胡桃がベットの上にもう寝そべっていた。
「早く、ここ」
胡桃がポンポンと叩いた場所に俺は横になった。同じ布団で、少し間を空けていた。
「ふわぁ、おやすみー」
「あぁ。おやすみ」
俺より先に胡桃が寝たが、俺は離れたくなかったのか、そのまま寝てしまった。
翌日起きたのは早く、まだ3:50だった。まだ4時にすらなっていない。俺が胡桃の方を向くと、俺の腕に胡桃がしがみついた。なんかあったんだろうか。
俺は起こさずにしておくと、胡桃は4時を少し過ぎた時間に起きた。
「あぁ。胡桃。起きちゃったか」
「夢…?生きてる…?」
泣いた後のような声だった。いや、違う。泣いてるんだ。俺は胡桃に事情を聞いた。
【月島胡桃視点】【夢】
私は、なぜか真っ暗な空間にいた。多分私の部屋。まだ夜中なだけだろう。私が起き上がって動くと、何かにぶつかった。それは…
「きゃぁっ!」
柊くんだった。私の横で寝てたはずの柊くんが、床に倒れていた。ぶつかっても反応しない。死んでる?
「他のみんなは…」
私は部屋から出て、かりなちゃんや絢香ちゃんの部屋に向かう。どこも血を流さずに倒れている。
「どうして…私も…」
「何だ、死にたいか」
私が後ろを振り向くと、倒れてるのを確認した柊くん、かりなちゃん、絢香ちゃんが立っていた。
なんで…嫌…怖いよ…
「じゃあ、後ろ向きな」
私は従うしかなかった。
「3、2、1」
悪魔のカウントダウンに聞こえてしょうがなかった。
「さよなら。こっちの世界へ」
『ようこそ』
不気味な声でみんなが言った。死ぬの、まだ、嫌なのに。
「いやぁぁっ!」
私は叫んだ。これしか方法が思い付かないから。だけど私は首を絞められ、窒息した。
【現実】
私が目を開くと、そこは少し暗闇がかった私の部屋。壁が見えている。横向きになってるんだ。私が握っていたものは柊くんの腕。柊くんは仰向けになって目を開いている。
「あぁ、胡桃。起きちゃったか」
柊くんはこっちを向く。柊くんの顔は下の方が少し暗く、グラデーションみたいだった。
「夢…?生きてる…?」
「生きてるし、夢じゃない。一回外出るか?」
「そうする…」
【月島柊視点】
俺は胡桃と手を繋ぎながら外に向かった。胡桃が俺の腕にしがみついて、泣くなんてそう多くないから。俺は玄関のドアを開け、外に出た。まだ薄暗かった。
「うぅ…柊くん…話いいかな」
「あぁ。なんだ」
胡桃は俺にくっついて言った。そして俺の心臓がある左側の胸部にさわった。
「誰かを殺したいって、思ったことある?」
殺したい、か。
「殺さないと胡桃が死ぬってやつ。今回のは本気で殺したいと思った。けど、なんで」
「軽く人を殺せるのかなって。例えば、私が死にたいって言ったら柊くんは私を殺せる?」
なんか重い決断だな。死にたいって言ったらか。でも、殺さないかもしれないな。
「殺さない。胡桃を殺せないよ」
「そうだよね。じゃあ、ぎゅってして」
俺は胡桃を優しく抱きしめた。
「うん、優しいハグ。柊くん、大好き」
「俺もだよ」
俺と胡桃は2人で抱き合っていた。
そういえば、胡桃と2人だけで旅行行ったことなかったな。事務所で空いてる日探すか。
22:12開始
22:32~7:20就寝
7:29~17:21学校
20:43暫定終了
20:44、21:00投稿に決定
20:47一部改良
20:48投稿予約小説に追加
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