高校生からの物語 完結   作:月島柊

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最初の10行だけ明朝体にしてみます。
今回の登場人物
月島柊
月島胡桃


第96話 一緒にいる

 「あのね――」

 

俺は胡桃のいう言葉にドキドキしていた。結婚してからこんなことで緊張するのもどうかと思うが、俺はなぜか心臓が飛び出そうなほどバクバクしていた。

 

「一緒に、寝てほしいのと、パーティー参加しよ?」

 

そうだ。パーティーがあったんだ。俺は外に向かおうとした。って、待てよ?一緒に寝る!?

 

「まずはパーティー行こうか」

 

一緒に寝るって、まさか胡桃の横で?同じ布団で?俺は嬉しくもあり、ドキドキしていた。

 

パーティーの場面は第2章のスペシャル編で

 

 パーティーが終わると、もう22時を過ぎていた。俺はいつもとは違う、俺の部屋ではなく胡桃の部屋に歩いた。胡桃は「先にベットで待ってるね」と言って先に行ってしまった。

本当にいいのだろうか。結婚してるからいい気もするが、よく考えてみろ。女子と同じ布団で一緒に寝るんだぞ?血も繋がってない人と。何年ぶりだ?小学5年の林間学校で女子と一緒に寝た時からか。

俺は想を静まらせて胡桃の部屋に向かった。胡桃の部屋のドアを開けると、胡桃がベットの上にもう寝そべっていた。

 

「早く、ここ」

 

胡桃がポンポンと叩いた場所に俺は横になった。同じ布団で、少し間を空けていた。

 

「ふわぁ、おやすみー」

「あぁ。おやすみ」

 

俺より先に胡桃が寝たが、俺は離れたくなかったのか、そのまま寝てしまった。

 

翌日起きたのは早く、まだ3:50だった。まだ4時にすらなっていない。俺が胡桃の方を向くと、俺の腕に胡桃がしがみついた。なんかあったんだろうか。

俺は起こさずにしておくと、胡桃は4時を少し過ぎた時間に起きた。

 

「あぁ。胡桃。起きちゃったか」

「夢…?生きてる…?」

 

泣いた後のような声だった。いや、違う。泣いてるんだ。俺は胡桃に事情を聞いた。

 

【月島胡桃視点】【夢】

 

 私は、なぜか真っ暗な空間にいた。多分私の部屋。まだ夜中なだけだろう。私が起き上がって動くと、何かにぶつかった。それは…

 

「きゃぁっ!」

 

柊くんだった。私の横で寝てたはずの柊くんが、床に倒れていた。ぶつかっても反応しない。死んでる?

 

「他のみんなは…」

 

私は部屋から出て、かりなちゃんや絢香ちゃんの部屋に向かう。どこも血を流さずに倒れている。

 

「どうして…私も…」

「何だ、死にたいか」

 

私が後ろを振り向くと、倒れてるのを確認した柊くん、かりなちゃん、絢香ちゃんが立っていた。

なんで…嫌…怖いよ…

 

「じゃあ、後ろ向きな」

 

私は従うしかなかった。

 

「3、2、1」

 

悪魔のカウントダウンに聞こえてしょうがなかった。

 

「さよなら。こっちの世界へ」

『ようこそ』

 

不気味な声でみんなが言った。死ぬの、まだ、嫌なのに。

 

「いやぁぁっ!」

 

私は叫んだ。これしか方法が思い付かないから。だけど私は首を絞められ、窒息した。

 

【現実】

 

 私が目を開くと、そこは少し暗闇がかった私の部屋。壁が見えている。横向きになってるんだ。私が握っていたものは柊くんの腕。柊くんは仰向けになって目を開いている。

 

「あぁ、胡桃。起きちゃったか」

 

柊くんはこっちを向く。柊くんの顔は下の方が少し暗く、グラデーションみたいだった。

 

「夢…?生きてる…?」

「生きてるし、夢じゃない。一回外出るか?」

「そうする…」

 

 

【月島柊視点】

 

 俺は胡桃と手を繋ぎながら外に向かった。胡桃が俺の腕にしがみついて、泣くなんてそう多くないから。俺は玄関のドアを開け、外に出た。まだ薄暗かった。

 

「うぅ…柊くん…話いいかな」

「あぁ。なんだ」

 

胡桃は俺にくっついて言った。そして俺の心臓がある左側の胸部にさわった。

 

「誰かを殺したいって、思ったことある?」

 

殺したい、か。

 

「殺さないと胡桃が死ぬってやつ。今回のは本気で殺したいと思った。けど、なんで」

「軽く人を殺せるのかなって。例えば、私が死にたいって言ったら柊くんは私を殺せる?」

 

なんか重い決断だな。死にたいって言ったらか。でも、殺さないかもしれないな。

 

「殺さない。胡桃を殺せないよ」

「そうだよね。じゃあ、ぎゅってして」

 

俺は胡桃を優しく抱きしめた。

 

「うん、優しいハグ。柊くん、大好き」

「俺もだよ」

 

俺と胡桃は2人で抱き合っていた。

そういえば、胡桃と2人だけで旅行行ったことなかったな。事務所で空いてる日探すか。

 




22:12開始
22:32~7:20就寝
7:29~17:21学校
20:43暫定終了
20:44、21:00投稿に決定
20:47一部改良
20:48投稿予約小説に追加

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