高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
東条悠希
佐藤麗波
斎藤白雪
藤間桜
新メンバー1名
以上6名
人物紹介
藤間桜(24)
22/7のメンバーでロサンゼルス育ちの帰国子女。天真爛漫で誰にでも優しい性格。しかし言い争いの仲裁が苦手だったりする。みうとは仲が良く、あだ名は「らんらん」で、主に都から呼ばれている。


第98話 日常

 俺は事務所にいるメンバーたちを練習させたままで、俺は昼ごはんの買い出しに行った。

 

(面倒だな…食いに行っちゃうか)

 

俺は12:43発京浜東北線快速蒲田行きで秋葉原へ向かった。いつものところだ。

12:46に着くと、早速向かい始めた。平日昼間だが、席は7割近く埋まっていた。俺は端の席に座り、カツ丼を頼んだ。

 

「よっ、柊くん」

「あ、悠希。悠希もここで食べるのか」

 

俺の横に座ったのは、紫色の髪でツインテールの悠希だった。悠希は1段のざる蕎麦だった。

 

「あ、出来たっぽいな。持ってくる」

「おう!」

 

俺はカツ丼を持ってきた。悠希も交代するようにざる蕎麦を取りに行った。

 

「一緒に食べよう!折角会ったんだしさ」

「勿論そのつもりだ。」

 

俺は悠希のすぐとなりで食べ始める。昼ごはんはここでもいいかもしれないな。定期区間御徒町から伸ばそうかな。秋葉原までで。

 

「柊くん、1口くれないか?」

「え?じゃあ悠希のも1口いいか」

「おう!いいよ!」

 

悠希は自分の箸を持ち、蕎麦を掴んだ。

 

「え?俺じゃないのか」

「ん?あーん」

 

あ、俺が悠希の箸を…って、いやいやそれは無いだろ!いくらなんでもメンバーと間接キスとか…

 

「早く、女の子なんだから…緊張するよ…」

「あ、あぁ…すまん…」

 

俺は悠希の箸に口を当て、蕎麦を食べた。蕎麦の味よりも、悠希からの間接キスの方が気になってしまった。

 

「ほ、ほら!柊くんのもだろ!」

 

そうか…俺もやるのか。俺は自分の箸を悠希に向けた。

 

「はむっ…美味しい!」

 

よかった。気になっていないらしい。

 

「その飲み物なに?」

「あ!それは!」

 

俺が止めようとするときには悠希がもう1口飲んでしまっていた。アルコール入ってるから弱い悠希が飲んだら…俺は酒には強い方なんだけど、悠希やニコル、麗華は弱いんだ。あーやもそんなに強くなかったかな。

って、そんなこと言ってる場合じゃない!悠希は…

 

「ん?なんか火照ってる」

 

ヤバイ。早くどこか人のいない場所に…

 

「悠希、もう食い終わったな!返してから行くぞ」

「あぁっ、待ってよ。」

 

俺が急いで片付け、悠希をおぶって秋葉原の小さい路地裏に入っていく。人2人が向かい合って入れるか入れないかぐらいのギリギリなスペースだ。そこに向かい合って入った。

 

「うぅ…狭い…」

「酔いが覚めるまでじっとしてろ」

「いやぁ…なんかしたいぃ…」

 

全く、なんかしたいつったって何もないんだよ。路地裏だし、普通人来ないし。

 

「狭いよぉ…っ!」

 

悠希が横に動こうとする。出れないのに。

 

「動くな、出れないんだから。」

「うぅ…キス…」

 

キス?間接キスしたばかりだろう。

 

「間接キスしたろ。」

「本当のキス…」

 

本当のキスってなんだよ。俺は悠希を抱きながら酔いが覚めるのを待った。

 

 酔いが覚めると、俺が動いた。もう出ないと苦しい。俺が左右に動くと、悠希が止めた。

 

「動くな…」

「どうして」

「胸がぁ、擦れるから…あんっ」

 

悠希のそんなかわいい声始めて聞いた。悠希も普段そう言う声出さないし。

 

「出れないだろ。動かないと」

 

俺は出ることだけに苦労した。ついでに、定期券の更新の際に御徒町までの定期を秋葉原に延長した。少しだけ定期券の内訳でも話そうか。

定期券は、神保原からの場合、上野まで行っても御徒町まで行っても値段は変わらない。だから遠くの御徒町を基準にする。秋葉原、神田、東京は値段が違うから変えていなかった。今回は秋葉原まで。神田まで行くと値段が上がるから。

さて、俺は悠希と同じ電車に乗って事務所へ戻った。玄関で麗波と白雪が待っていた。

 

「おかえり、柊くん」

「Hello.mr.Tsukisima.」

 

へ?なんだ?英語?なんで、というか誰か外国人がいるのか?

 

「Sorry.」

 

桜が奥から出てきた。黄色い髪ではあるけど、あ、妹とか?

 

「ごめんね、柊くん。この子私の従姉妹。」

「藤間(のぞみ)です。」

 

桜の従姉妹かぁ。結構クールな顔つきだな。実際にもクールなのかな。

 

「のぞみちゃんはね、会社の社長なんだよ!」

「ちょっと桜ちゃん…」

「へぇ、すごいんだな。」

 

会社の社長か。流石だな、流石ロサンゼルスのお嬢様だ。

 

「桜も頑張ればなれるんじゃないか」

「私はアイドル一筋だから。柊くんと一緒にね」

 

そうか、桜はアイドルのことしかないんだったな。

俺は望を事務所の休憩スペースに連れていって、みんなに挨拶するように言った。年は俺より1つ下なのに、社長ってすごいなぁ。俺でもマネージャーと部活顧問のダブルでやってるのに。

 

「おっと、もう14:00か。行かないと間に合わないな」

 

俺は少しレッスンを見て、先に上野駅に向かった。

 




製作過程は書き忘れました…申し訳ない…一応、
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