月島柊
ミナト
織音琴葉
新メンバー1名
以上4名
その日は琴葉の家で泊まり、翌日はレベリングに外へ出た。俺1人で行くことにして、琴葉は俺を見送った。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
俺はドアを開けて外へ出た。その時、目の前に俺に銃口を向けた人々がやってきた。そして、俺はドンと撃たれ、肩に当たった。
【織音琴葉視点】
私は柊くんが撃たれる瞬間を見ていた。柊くんは撃たれて倒れた。HPが128000あったのに、今は15700しかない。私は助けたい気持ちで銃を取ろうとした。えっと、こういうときは狙撃銃じゃなくて…あれ。なに使うんだっけ?私は焦って考えられなくなった。
「大丈夫。俺が行く」
ミナトさんが行ってくれた。剣を取り出し、剣を柊くんを撃った人たちに振った。
「柊くん!」
私は倒したのを確認して、柊くんに駆け寄った。
「うぅ…回復魔法は…使えないか…」
柊くんは血を流したまま倒れていた。起き上がれないんだろう。
「あの、月島柊くんってここにいますか?」
そう言って女性の方1人だけが訪ねてきた。
「あ、うん。ここに…」
私が指し示すと、女性の人は柊くんに回復魔法を使った。
「あ、かりな。いたのか」
「知り合い?」
「俺の妹」
柊くんは紹介してくれた。妹なんだ。
「月島かりなです。魔女だよ」
魔女ランクなんだ。柊くんより1つ下だ。
【月島柊視点】
俺は起き上がって、琴葉、ミナト、かりなと一緒に外に出かけた。さすがに1人だけじゃ危険だと感じたからだ。俺は琴葉と手を繋ぎ、かりなをおぶり、ミナトは後ろからついてきた。
しばらく歩くと、森林にたどり着いた。ここで
「近距離系。LVは70」
「了解。ここは私の出番ね」
琴葉が俺の前に立つ。俺は位置を伝える。
「ここから20度くらい左向いたところ」
「このくらいね」
「あぁ」
琴葉は地面に寝る姿勢になり、狙撃銃を構えた。後ろからだとスカートの中が見えるから俺は横に行った。3秒のカウントが終わると、琴葉は銃を撃った。
「どう?」
俺がスキル、偵察で見ると、かすっただけのように見えた。端にちょっとした切り傷がある。
「ダメだな…俺が行こう」
俺は今いる場所から偵察スキルと魔法を同時に使用した。
「freezing sorcery」
結構な距離届くけど、どうだろう。俺が偵察スキルで見ると、まだかすっているだけだった。じゃあ最終手段だな。
「ミナト、頼んだ」
「よし、任せとけ」
ミナトは敵の方向に近づいていった。この時が、1番暇なんだよなぁ。
「なんかしない?」
「何するんだよ」
誰も思い付かない。遠距離だとこの場にいるから楽なんだけどな。
「倒したぞー」
『はやっ』
行ってから2分も経ってないのに。なんでこんな早いんだ。
「スピードに極力当ててるからね。」
そういうことか。俺は魔法だからそんなの必要ないんだ。
森林を出ると、1人の少女が俺の方を向いて叫んだ。
「あのっ!」
「あ、俺かな」
「どう考えてもそうだろ」
自分のことを指差すと、少女は顔を縦に振った。やっぱる俺を呼んでるんだ。俺は少女の方に向かった。
「どうしたんだい?」
「神魔法使い様ですか!」
そう呼ばれたの初めてだし、様って…
「まぁそうだけど…」
「あの、私を弟子にしてくれませんか!」
弟子!?いやいや、俺が教えられるわけ…いやけど俺も神魔法使いか。できるにはできるのか?
「……」
「こいつだったらいいって言うから、いいんじゃないか」
ミナト!?何を言ってるんだ!
「ありがとうございます!」
「はぁ…」
俺はため息をついた。なんで俺がこんなことに…
少女を連れて俺はレベリングをして、琴葉の家に戻った。もう帰れなくなってから2日か。この少女も帰れなくなっているのに、俺はなんて呑気だったんだ。
「えっと、魔法ランクはどれくらいだ」
「魔女見習いです」
魔女見習いってことは、魔女のひとつ下か。魔女試験は俺少しズルいことしたから、それ教えようかな。
「まずは飛行からだな。飛ぶイメージをして、真上に跳んでみて」
俺は飛行して見せた。少女は俺をずっと見ている。
「飛んでいいよ」
俺がそう言うと、少女は真上にピョンと跳んだ。少女はすごい勢いで上がっていってしまった。最初はこんなもんだ。
「君!」
俺は少女が落ちてくるのを腕を広げてキャッチした。
「大丈夫か」
「はい。」
俺は少女を空中に置くように離した。もうできるはずだ。
「きゃぁっ!」
少女は一瞬怖がったが、すぐに空中に立った。浮遊魔法だ。
「怖いか」
「怖いですよぉ…」
俺は少女のことを抱いた。俺が浮いているから落ちることはないはずだ。俺は少女に聞いた。
「君、名前は」
「さおとめまなかです。よく読みづらいとかって言われるんですけど」
「どういう字なんだ」
まなかは記述魔法で自分の名前の漢字を書いた。
「五月の女って書いてさおとめで、舞うに菜の花の菜」
「タメ口で気軽に話しかけてくれ」
「うん!」
舞菜香は俺に優しげな笑みを見せた。笑顔が天使のようだった。
15日から17日は休止します
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