月島柊
月島かりな
月島暁依
丸山彩
新メンバー1名
以上5名
しばらくしてかりなが帰ってきた。疲れはてたそうで家に着くなりベットにバタンキューだ。かりなはかなりの間顔を枕に埋めていた。
【月島暁依視点】
俺は彩、春菜と一緒にいつも通勤していた。知り合いだと言う絢梨という人から、「いない間マネージャーお願い」と言われて、俺は朝の電車で通勤を始めた。北海道でもなかなか混んでいたが、こっちの電車はぎゅうぎゅう詰めだった。よくこれに柊が乗ってたな。
「いつもこれなのか?」
「うぅん、今日は少し混んでるかな。いつもはもう少し空いてる…」
最後にちょっとした余韻が残った。
熊谷に着くと、急に人が増えてきた。俺は後ろから押され、彩を守るようにして彩の少し上に手をついた。
「彩、辛くないのか」
「いつもは潰されて苦しい…」
やっぱりなんか余韻が残る。なんか思ってるのか?
「今は暁依に守られてるからいい…」
いつもの彩じゃない。いつもはアイドルを家でも振り撒いてるのに、今は暗い女の子。
「なんかあったか――」
その時、俺は耐えきれずに彩に強く密着した。すべての柔らかさが伝わってくる。
「ひゃっ」
彩が反応して普段出さない声を漏らした。
「ごめん…彩…」
「あ、ううん。大丈夫…」
彩は相変わらず余韻が残る。俺は思いきって聞いてみた。
「なんかあったか?」
「……好き……」
何が。満員電車が好きなわけないし。
「暁依くんが、好き」
俺を?俺のどこを、なんて聞くのは経験上ダメだよな。俺は彩に言った。
「ありがとう。じゃあ」
俺は彩にキスした。
「あぁんっ、んっ」
彩はいやらしい声を出している。キスしても抵抗はしない。嫌じゃないんだろう。
「ん、ふわぁ…暁依くん、結婚して?」
「俺でよければ」
まさかの状態、場所で結婚の告白をした。
【月島柊視点】
俺はまた1人で外に出た。今回はサーリートの中ではなく、外の周辺も散策してみることにした。と言っても飛行してるからそうでもないけど。俺はひたすら飛行し、サーリートのとなり、ミセシアへたどり着いた。
「おーいっ!」
下から誰かが呼んだ。名前なんて知らないけど。俺は地面に降りた。
「えっと、Ena?」
そう書いてあったからそのまま読んだ。
「はい。エナって言うんですけど、サーリートから来ましたよね?」
「うん。サンドスペニアからサーリートも通ってる」
エナは「でしたら!」と言って俺にしがみついた。
「助けてください!殺人ギルドに追われてて!」
殺人ギルドって、ミセシアからかなり離れてるところにしかないけど。
「ヨタニスのところから追われてて!」
ヨタニスって、ここから15km以上離れてる。
「そこから走ってきたのか?」
「はい。もう限界で…」
俺はエナを背中にのせて草原を走り出す。普通に走ったとしても40km/h前後だったら出せる。相手が何に乗ってるかによるけど。なるべく本気のスピードは出したくない。俺も最近速度向上したし、一瞬で逃げれてしまう。
「っ!」
俺は言葉にできないほど驚いた。相手はまさかの円盤に乗ってきていたのだから。120km/hなんてすぐに追い付いてしまう。
「エナ、しっかり掴まってて」
俺は地面を思いっきり蹴って飛んだ。速度向上だから今までの180km/hから210km/hに上げた。一瞬で追い越せる。
「良かった…」
エナと俺が安心していると、目の前に転移してきた。
「しつこいな…やりたくなかったけど」
俺は火炎魔法を発動させる。
「Fire」
俺も無術式でできるようにしないとな。相手を火で包んだ。
「エナ、上がるぞ」
俺はほとんど垂直に上がり始めた。高度は今は20m前後。一気に340mまで上がる。それと同時に、かりなへ「Y座標345」とチャットを送った。高さの345mだ。
「エナ、落ちたら即死だぞ」
「はい。」
俺は340mまで上がると、かりなを探した。俺のことを探しているようだった。
「柊くん!どうしたの?」
「殺人ギルド殺人しようぜっていう面白い発想」
俺は簡潔に面白く言った。
「殺人ギルド殺人するのね。じゃあ無効化魔法でいい?」
「使えるんだったら」
俺は無効化魔法を許可した。無効化魔法はすべての魔法、
「使えたんだ」
「一応魔女だから」
「美魔女の間違いかな」
「嬉しいこと言うね」
俺はかりなと会話していた。そこにエナが入ってくる。
「魔法使いですか」
「あぁ。ほら」
俺は証明書を見せた。納得したようで、俺と握手した。
「ありがとうございます。」
「ああ、いやいや。大丈夫だよ。じゃあ、俺は帰るから。用があったらこれで」
俺は個人チャットを教えて家に帰った。
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