月島柊
月島胡桃
月島かりな
以上3名
俺は2人が惚れ薬に効いてしまったため解除薬を探すことになった。大きければいいんだが、惚れ薬で長さが6cm前後。解除薬もそのくらいだろう。結構時間がかかりそうだ。何て言ったって、後ろから胡桃やかりなが俺に甘えてくるんだから。冬菜だったらどうだったんだろう。甘えん坊になるのかな。なんて、そんなこと考えてる場合じゃない。とにかく探さないと。
「ねぇ柊くーん、構ってよー」
「探してるから待ってくれ」
俺が何回も言ってもこの繰り返しだ。そんなとき、俺の下に惚れ薬に似ている容器を見つけた。
「これか」
俺は解除薬の半分をかりなに飲ませた。胡桃は…かわいいからもう少しこのままでいてほしい。
「あ、柊くん、私解除された?」
「あぁ。胡桃は残しといたけど」
胡桃は今まで以上にべったりくっついている。磁石かなんかかな?
「んにゃーっ」
胡桃って酔ったりすると猫みたいになるよなぁ。原因は分からないけど。
「ふがーっ」
胡桃は俺に飛び付いてきた。本当の猫じゃないか。
「にゃぁっ」
俺の腹部に胡桃は頬をスリスリする。猫以外に考えられないだろ、ここまで来たら。
「猫?」
「猫」
「猫か」
俺とかりなは短い会話を繰り返していた。「にゃ?」と胡桃が首をかしげる。
「猫だな」
「猫だね」
かりなは苦笑いしている。これじゃあ俺がただ変態なだけじゃん。
「ふにゅーっ、ふかぁ」
胡桃は俺の膝に寝転んだ。胡桃が「してー」と言うから、俺は胡桃の頭を優しく撫でた。
「ふふふーっ」
「解除薬飲ませるか?」
「もう少し待ってみよ」
俺はまたしばらく待つ。胡桃は俺の膝でぐっすりだった。
「かりな、彩夏とは話してるか」
「メールのやり取りはしてるよ。私より先に中学校行ってるって。部活は今日決まるって」
部活は吹奏楽部がいいな。俺が帰ったら顧問としてできるから。けど、あと何日か。
「魔法搭攻略まであと4日だからね」
「え?そうなのか?」
4日だったら覚えられるか。俺は胡桃を優しく床に寝かせて、かりなと一緒に外に出ていった。鍵は俺以外開けれないようにしておく。
俺が行ったのは魔法搭。ここで周辺の地面を上げ、地面ごと489階層に運ぶ。地面が大きな振動をたてて上がっていく。
「これで行けば全員行けるよな」
「すごい…」
そして俺とかりなは489階層の真横に着いた。ここから魔法禁止エリアになる。
「ここからはミナトたちが主役になる。俺たちはタンクに移ろう」
「一回作戦会議する?」
「そうしよう」
俺は次に琴葉の家に向かい始めた。俺は持ち上げた地面から飛び降りた。一回してみたかったんだ。俺が使えずにかりなが使える、羽での飛行だ。かりなはもう慣れているが、俺は初めてだ。
「あ、柊くん上手いね!」
「まだ慣れてないけどな」
俺はそのまま空を滑空した。
第何話で二章終わりにした方がいい?
-
70話
-
80話
-
90話
-
100話
-
101話以上