月島柊
月島胡桃
美女
白雪凪沙
月島かりな
ナナニジメンバー11名
以上16名
俺は9時頃に胡桃が運転する車にのって秋田駅まで行った。もう大して休んでないけど。
「なんか寂しいな」
「2日だけだろ。我慢しろ」
今日出発してから、俺は仙台に泊まることを決意した。だから実家には2日間帰らないことになる。
「あと、俺その翌日休みだから。その日はたくさん遊ぼうな」
「うん。絶対だからね!」
俺は頷いて改札の向こう側に行った。12番線からのこまち18号。13号車4番A席。当然窓側は空いてないと思ったが、秋田駅で買った9:32時点で俺の隣には誰も乗ってこない。時間的に空いてるんだろう。
10:07、こまち18号は時間通りに出発した。途中停車駅は、大曲、角館、田沢湖、盛岡、仙台、大宮、上野、東京。主な駅の到着時刻は
大曲10:39
盛岡11:47
仙台12:29
大宮13:38
上野13:58
終点東京には14:04。
事務所入りが14:05目安だから、多分間に合う。
大曲に10:39、予定どおり着き、10:41に出発した。進行方向が戻ったのだ。また、大曲からは秋田美人と言ってもいいほどの美女が乗ってきた。しかも、俺のとなりに座った。胡桃には劣るが、結構な美女。
「こんにちは」
笑顔で話しかけてくる。俺は冷静を装って言った。
「こんにちは」
これしか無理。というか始めて会う美女に話しかけるとか無理。
「お仕事ですか?」
「はい。上野まで」
「疲れません?私は仙台なので」
仙台でも十分遠いと思う。気のせいかな。
「疲れてそうですから、私の手触ってみてください」
「え、あ、はい…」
俺は美女の手を触った。少し冷たくて、肉球のようにほどよい柔らかさがある。
「どうですか?」
「いいですね。疲れとれました」
俺は外を眺めた。美女は俺の肩からひょこっと顔を出して見ている。可愛い。すごく可愛い。
「可愛いって思ってます?」
「はい」
美女は少し笑った。
「あなたもかっこいいですよ」
俺は気づくと上野駅の直前だった。俺はすぐに降りる支度をしてホームに降りた。美女はいなかった。俺は少し早歩きで事務所の中に入った。
「こんにちは」
「こんにちは。今日はみんな揃ってたな。」
「時間ないからいくわよ」
麗香が全員をまとめてレッスン部屋に連れていった。俺は残っていた仕事を済ませる。ゴールデンウィークの臨時ライブ、6月の単独ライブ、7月の夏休みに入ったあとの22日にある「22/7ライブ」の名前決めや会場。5月4日のライブは準備できている。5月1日でも7月まで予定が詰まっている。
「6月の単独ライブって名前なんでした?」
「気の抜けたサイダーライブじゃないか」
みう、みかみ、桜の3人だ。
「スケジュール終わったか?」
「8月の途中なんで、7月22日までは大丈夫です」
俺はスケジュールをこっちに転送するように指示した。転送されてきたスケジュールは予定が全て入れてあった。
「細かく入れてあっていいな。見やすいし」
俺はついでに帰りの時刻、俺の休みの日を入れた。明日は学校、明後日は両方休み。学校って言っても部活の顧問だけ。ゴールデンウィークだから。
「5月4日は仕事なんですか」
「こっちでね。ライブの観覧も行くさ」
俺は椅子の背もたれに寄りかかって時計を見た。15:20。もうそろそろレッスンも終わるか。俺は大広間に行った。レッスンがちょうど終わったメンバーが戻ってくる。
「お疲れ。休んどけ」
メンバーはソファーに寝たり、座ったり、俺の上に乗るメンバーまでいた。まぁ上に乗ってるのは予想通りあーや。
「重い?」
「普通」
「重いって言えないか」
そりゃそうだろ。相手はアイドルだし、あーやだし。
「つっきーは今日も帰るの?」
「一応泊まってきたい」
「じゃあ家に泊まれば?凪沙も会いたがってるよ」
「じゃあそうするかな。」
俺は仙台ではなく深谷の自宅で泊まることに変更した。そっちの方が凪沙たちも安心だろう。
そして、俺はあーやについていく形で家に帰った。家ではあーやを待っているかりなたちがいた。
「なぎ、ただいま」
「柊くん!」
なぎは俺に飛び込んでくる。
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