今回の登場人物
白雪凪沙
月島柊
月島胡桃
月島かりな
立川絢梨
以上5名
私はお風呂の脱衣所に入り、髪をほどいた。結んでるから気づかれてないだろうけど、私の髪は結構長い。肩は余裕で越えている。私は髪をほどくと、服を脱ぎ始めた。下からスカート、パンツ、上着、長袖、ブラジャーの順番で脱いだ。そして、中に入る。かりなちゃんが入ってたから床は水で冷たい。私はシャワーを出してお湯を浴びた。
(かわいいって、私が?柊くんだってカッコいいのに、そんなこと言われたら壊れちゃうじゃん)
私は頭の中で焦っていた。髪を洗いながらも焦って、やがてボーッとしてしまった。
「ああっ、流さないと」
私はシャンプーを流した。リンスをして、ボディーソープをつけた。身体を洗うとき、自分の胸に手を当てて揉んだ。
「大きさ…普通かな。柔らかいといいな」
私はシャワーで流した。よく考えると、ちょっと寒い。早くお風呂入ろっと。
「ふぅ…あったかーい…」
その時、向こうから柊くんの声が聞こえた。エコーがかかってるみたい。
「なぎ、明日休みだよな」
「うん。休みー」
リラックスして最後がちょっと伸びた。
「そっか。俺明日も学校だから、留守番よろしくな」
「かりなちゃんは2年何組?」
「会ってないから2年2組だと思う」
そっか。柊くんももう私たちの先生なんだ。私も教員免許持ってるけど、使うところないし…大体、技術、社会なんて使うはずない。
「頑張ってね」
「あぁ。そうだ、なぎがしてほしいことってないか?」
してほしいこと…あ、そうだ。添い寝とか。まだあの事覚えてるし…
「添い寝…」
「ん?なんだ?」
「…上がってから話す!」
私はお風呂から出た。私が急いで脱衣所のドアを開けると、柊くんはもういなかった。ああ、遅かったか。私はパジャマを着た。パジャマはワンピース系のパーカー付き。薄いピンクの柔らかいパジャマ。
「柊くーん、どこ行ったの?」
柊くんからの返事はない。しかも、どこからも足音すらしない。
「えぇ…怖いじゃん…」
私は家の中を歩いた。真っ暗な家で、風もない。うっすら外の明かりで床が見えるけど、なんか不気味。
「柊くーん、かりなちゃーん、どこー?」
私は本気で怖くなってきた。本当にいないの?
「絢梨ちゃんだったら外でないしいるよね」
私は絢梨ちゃんの部屋に向かう。吹き抜けの2階だが、暗くて壁を触って歩く。
「ここだよね」
私はドアを開けた。絢梨ちゃんはベットに眠っている。私は絢梨ちゃんの肩を揺すって起こそうとする。
「絢梨ちゃん、起きてぇ」
「……凪沙、どうしたの」
「みんないないの。どこ行ったか知ってる?」
「…探そ。私と」
絢梨ちゃんはむくっと起き上がって私と探してくれた。良かった。絢梨ちゃんがいて。
私は1階に降りた。絢梨ちゃんは私を引っ張って外に出る。外にいるの?
「絢梨ちゃん、外にいるの?」
「分かんない。中にいないと外でしょ」
絢梨ちゃんは裏に行った。みんなは当然いない。どこ行ったんだろ。
「あ、凪沙って魔法使えないよね」
「うん。それがどうかした?」
「屋根の上。梯子で登ろ」
絢梨ちゃんと私は倉庫から梯子を出してきた。下には少し穴を掘って梯子を固定した。
「先絢梨ちゃん行く?」
「うん」
絢梨ちゃんは梯子を登って屋根に登った。そして、屋根から頭を出してこっちを向いた。
「来て」
私は梯子を登って屋根の上に行った。ちょっと揺れてたけど、どうにか登れた。
「いた?」
「いた。寝てる」
柊くんとかりなちゃんは屋根の上で寝ていた。
「胡桃ちゃんは?」
「さあ。まだ帰ってないんじゃない」
「そっか。まだ19:15だもんね」
でも電気まで消していかなくてもよかったのに。どうして消していったんだろう。私は柊くんの横で寝た。
私が起きたのは22:00のちょっと過ぎ。胡桃ちゃんは屋根の上にいない。下かな。私は梯子から降りた。
その時、梯子が後ろに倒れ、私は梯子に捕まったまま背中から地面に叩きつけられた。
「うぐっ…いったー…」
私は動こうとするが、私のお腹の上に梯子があったり、背中が痛かったりして起き上がれなかった。
「ええ…私ここで倒れたままなの?」
私は不安だったけど、もちろん願ってどうにかなることじゃない。
「なに?って、凪沙ちゃん!大丈夫!?」
そう言って中から出てきたのは胡桃ちゃんだった。
「胡桃ちゃん…梯子退けて…」
「う、うん!待ってね」
胡桃ちゃんは梯子を退かそうとした。しかし、梯子は鉄製。長さだって10m以上ある長い梯子。女性1人じゃとてもじゃないけど持ち上げられない。
「かりなちゃんと柊くんは?」
「屋根の上で寝てる…」
「起こそ」
胡桃ちゃんは屋根の上に向けて大きな声で叫んだ。
「柊くん!かりなちゃん、起きて!」
胡桃ちゃんは言い終わると、小さくため息をついた。
「ふぅ…起きるかな」
そう言っていると、柊くんが屋根の上からこっちを見た。
「どうした、胡桃」
「凪沙ちゃんが梯子の下敷きになっちゃって」
「え、わかった。今行くから、そこ退いて」
胡桃ちゃんは避けた。何するの?
第何話で二章終わりにした方がいい?
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