高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
月島かりな
白雪凪沙
姫川杏
以上4名


第43話 緊急

 2時間目の数学が終わり、4時間目の数学が始まるとき、俺はクラスの5組に行った。丁度道徳が終わった彩が職員室に行くときだった。

 

「お疲れ様」

「おつかれ。今日の帰りの会、俺いないからよろしくな」

「オッケー。じゃ」

 

俺は5組に入った。5組は昨日、江山先生によってプリントは終了。俺が平均点を求め、みんなに知らせる。

 

「よし、じゃあちょっと待ってね」

 

俺は全員の点数を見て平均を求めた。89点、かな。

 

「えっと、5組の正負の数平均点は」

 

みんなはドキドキしている。心臓に手を当てている人もいれば、祈っている人もいる。

 

「そんなに大袈裟にやるなよ。平均点は、89点だ」

 

俺は平均点を言った。みんな結構喜んでいた。

 

 5時間目は2年2組の音楽。かりながいる、音楽室で授業だ。

始まる前にかりなが耳まで赤くして俺の前に走ってきた。そりゃあ不安だし、心配。

 

「どうした」

「電車で痴漢に遭って、パンツがぐちょぐちょなの」

「…分かった。準備室で話そう」

 

俺は準備室の鍵を開け、かりなを中に入れた。パンツがぐちょぐちょって…俺にどう解決しろと。俺は準備室の鍵をまた締めた。

 

「どうしようかな。一回脱ぐか」

「うん…」

 

かりなはパンツを脱いだ。そして、パンツを俺に渡した。

 

「家に帰ったら替えがあるから…今日は部活休んで帰ってこい。ノーパンでいることになるけど」

「…分かった」

 

女子の制服はミニスカート。ノーパンじゃあ椅子に当たってしまう。だからしたくないんだけど、しょうがない。俺は準備室から出て、授業を始めた。

 

 5時間目が終わり、職員室に行って、挨拶を済ませたあと俺は家に帰った。家ではなぎが絢梨の膝で寝ていた。

 

「おかえり。早いね」

「まぁな。それで、なぎは何してるんだ」

「膝枕で寝てる」

 

なんで寝てるんだ。

 

「なんで寝てるんだ」

「疲れたからって言ってた」

 

それだったら仕方ないか。

 

【月島かりな視点】

 

 私は6時間目が終わるまでノーパンだった。椅子に座ると、お尻に直接当たって喘ぎ、立っていると風でスースーして喘いでしまう。

下校中はとにかく座りたいから電車もすいてる号車を選んだ。駅に着いてもまだ油断できない。風で捲れちゃったら私の心は耐えれない。

そしてついに家の前まで来た。私はドアを開けて中に入った。

 

「ただいまー」

「おかえり」

 

柊くんが迎えてくれた。持っていたのは私のパンツ…じゃなくて凪沙ちゃんだった。

 

「なぎ、ここから離れなくて。痛みはもうほとんどないらしいんだけど、まだ痛いからって」

「そうなんだ。凪沙ちゃん、大丈夫かな」

 

私は自分の部屋に替えを取りに行き、替えのパンツを履いた。

うーん魔法で行った方がいいかな。痴漢にも遭わないし、そっちのほうがいいかも。

 

「疲れたな。寝よ」

 

不貞寝じゃないけど、私はベットに飛び込んだ。枕に顔をうずめて私は寝た。

 

「ふーっ」

 

ため息をついた。

 

【月島柊視点】

 

 明日は俺も部活に行くから、なぎの出勤になる。休日だから空いてるとは思うけど、俺はなぎについていくことにした。まだ怖いだろうし。

 

「なぎ、仕事行けそうか?」

「がんばる!」

 

がんばる!じゃないんだよな。無理してもしょうがないし。

 

「午前だけにしたらどうだ。俺も午後は行くし」

「大丈夫。私が行く」

「無理しちゃダメだからな」

「分かってる!心配しないで」

 

心配だけど、そんなに行きたいんだったらいいのかな。許可してもいいだろう。

 

「…分かった。無理するなよ」

 

俺はなぎに許可した。

 

    このときは、大丈夫だと思っていた

 

 俺は翌日、朝になぎについていくようにして上野までなぎを送り、俺は鴻巣までトンボ返りした。

 

「おはよう」

『おはよ!』

 

杏、心春、澪が俺に挨拶した。俺は先に音楽室の鍵を開け、中で待っていた。今日は2年生、3年生の臨時部活で、1年生は休み。

 

「コンクールまであと1週間か」

 

杏たちの3回目であるコンクールが1週間だ。

 

「おはよ!柊くん」

「おはよう。11時までだからな」

 

俺は時間を指定して練習を開始させた。

 

 3時間して、合唱練習が終わった。杏たちは疲れて帰っていく。

 

      その時、不幸は起こった

 

 電話がかかってきたのは俺のスマホ。まさかの家族でもない事務所からだった。

 

「はい、月島」

《あ、あ、し、白雪、さ、さんが…》

 

結構焦っている。

 

「落ち着いて。どうした」

《白雪さんが!倒れて!》

 

白雪さんって、なぎ?倒れた?俺は電話を切るのを忘れたまま窓から外に出て事務所まで飛んだ。

 

(なぎが…倒れたって…嘘だろ…)

 

俺はなるべく速く飛行した。

 




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