月島柊
月島かりな
月島冬菜
浅雛由月
夢川菜晦
葉野香苗
花菜野三久
音奏風奈
新メンバー3名
以上11名
俺が学校に来ると、2年生の3人が俺を取り囲んできた。全員女子。1人はたしか2年4組、もう1人は2年1組?じゃああと1人は…
「私、
「私は
「
そうだったのか。じゃあこの3人は一緒に行くんだな。
「よろしくお願いします!」
「よろしくね」
俺は教室にもどり、由月たちに聞いた。
「今度の土曜日、仮想世界来れる?」
「柊くんといれるの?行く行く!」
「私も行く!」
三久と由月はすぐに言ってくれた。あとは菜晦、香苗、風奈だ。
「行くよ!みんな」
「ありがとう」
みんな俺に飛び付いてくる。俺は周りに気づかれないように数学資料室に行った。
「ぎゅーっ」
「あ、私課題残ってるから。じゃあね!」
残されたのは三久と俺だけ。静かな室内だ。
「ぎゅーっ!」
「戻ったよ。ぎゅってしよ」
風奈と三久は俺にハグする。
その時、ドアが開いて、話し声が聞こえた。
「コンパスどこあったかな」
2年生の数学の先生だ。気付かれてはまずいと思い、俺は後ろのロッカーに2人と俺は入った。
「ぎゅうぎゅう詰めだねー」
「そうだな。嬉しいか」
「すっごく!」
俺は静かに会話した。さっさと出ないとまずいな…
「出たか…」
俺たちはロッカーから出た。今は8:05。1時間目は
「あれ、今日の1時間目なに?」
水曜日だから…英語か。
「英語だろ。数学は2時間目」
1時間目は1組数学、2時間目は6組数学。
全ての授業が終わり、18:00に部活が終了。俺は正門を出る生徒を見送り、18:10、最後の吹奏楽部が出て完全終了。俺は職員室に戻り、完全下校時刻を記入した。
「18:10か。昨日より5分早いな」
俺は学校内の電気を全て確認しに行った。ついているのは音楽室と、音楽室側の階段くらいだろう。
「電気消灯」
音楽室側の階段も電気を消した。懐中電灯を持って1階から5階まで見て回った。
「全部消えてるな」
俺は学校を出て、鴻巣駅に向かった。学校を出たのは19:10で、鴻巣駅には19:25。俺は次の電車を待った。2番線からの19:17発普通籠原行き。2分前に19:15発特急スワローあかぎ3号本庄行きが出発するため、3番線ではなく2番線から。
「まもなく、2番線に、普通籠原行きがまいります」
19:12、電車が入選してきた。俺は7号車に乗った。深谷駅で1番階段に近い号車が7号車1番ドア。進行方向1番後ろのドア。
俺が席に座ると、目の前で女性が転びそうになっていた。
「ひゃっ」
「おっと」
俺は咄嗟に手を出した。
「大丈夫ですか」
「ありがとうございます」
女性が俺の顔を見たとき、俺はハッとした。
「え」
「あ」
その女性は俺を見て少し顔を赤くした。
「お兄ちゃん!?」
「冬菜…なんでここにいるんだよ」
「かりなに言ったよ!今日お兄ちゃんの家行くよって」
「聞いてないぞ、そんなの」
かりな…教えてくれてもよかったじゃないか…
19:17に出発し、冬菜と俺はロングシートに隣り合って座っていた。
「…お兄ちゃん…トイレ…」
「トイレ?隣の号車にあるぞ」
「そうじゃなくて…歩けないから…おんぶして…」
もう大学も卒業だろ。ほとんど行ってないらしいけど。俺は6号車まで冬菜をおぶっていった。
「覗かないでよ!」
「鍵閉めればいいだろ」
俺は7号車に戻った。ロングシートでたった1人で座っていた。ずっと座っていると、疲れで眠くなってきて、俺は寝てしまった。
【月島冬菜視点】
私がトイレから出るともうお兄ちゃんはいなかった。まだ目的地についてないから降りてないはず。私は7号車に戻った。そこではお兄ちゃんが寝ていた。
(そっか…平日に家にいなかったってことは仕事だもんね。疲れてる時におぶってもらっちゃってごめんね、お兄ちゃん)
本音は声に出せない。だって恥ずかしいし。私はお兄ちゃんの隣に座った。
「お兄ちゃん、疲れてるよね」
私は深谷駅に着いたら起こすしかないけど、それまではゆっくり寝かせておいた。
私は深谷駅の少し手前でお兄ちゃんを起こした。
「お兄ちゃん、起きて」
「ん?あぁ…冬菜…」
私はお兄ちゃんの少し後ろを歩いていた。そして、改札外のベンチに座らせた。寝ちゃうはず。私はコンビニで飲み物を買って戻ってきた。予想通り、お兄ちゃんは寝ていた。
「よいしょっ」
私はトイレに連れてってくれたお礼にお兄ちゃんをおんぶした。
(結構重い…けど、太ってる訳じゃなくて、筋肉なんだよね。たくましい)
私はちょっと大変だったけど家まで運んでいった。
(お兄ちゃん…待っててね)
私は少し急いだ。
家に着くと、ドアを開けて、かりなに言った。
「冬ねえ!着いたんだ!」
「うん。それで、お兄ちゃんを寝かせてあげたいんだけど」
「だったら冬ねえの部屋でいいじゃん」
ええ…私が使う部屋に?
「じゃあ連れていくから、案内して」
かりなは前を歩いて部屋に招き入れた。
「お兄ちゃん…失礼しまーす」
私はお兄ちゃんの布団の中に入った。
「あれ、眠くなってきちゃった…」
私はお兄ちゃんに抱きついて寝てしまった。
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