月島柊
月島胡桃
以上2名
俺は駅前のベンチで寝てしまい、その後はずっと寝てしまっていた。俺が目を覚ますと、そこは見たことのない部屋だった。横には俺を抱き締めている冬菜がいて、冬菜が家まで運んできてくれたんだろうと思った。時間はまだ21:00。俺は胡桃を呼んで、歯を磨かせた。動けないからしょうがない。
「全く、こき使っちゃって」
「しょうがないだろ?動けないんだから」
「はいはい。じゃあ私の言うことも受け止めてよ?」
歯磨きが終わると、ゆっくり冬菜の手を胡桃が退け、うがいしに行った。胡桃はそれが終わると、「おやすみ」と言ってキスした。
「おやすみのチュー」
「じゃあ俺もだな」
お返しのキス。そのあとハグしてしばらくいた。
「なかなか寝に行かないねぇ」
「胡桃とハグしたら離れられなくなった」
「柊くんったら♪最近話さないなーって思ったら、急に甘えるんだから」
「いいだろ、別に」
急に恥ずかしくなって俺は言った。
「いいよぉ」
まだしばらくハグしていた。
そして、気づくと15分以上ハグしていた。
「じゃあ寝に行こっか。私と寝る?」
「そうしようかな」
「じゃあ行こっか」
俺は胡桃と一緒にベットに入った。ベットでは一緒にハグしあったり、たまにキスしたりした。
「柊くん、私のこと好き?」
「嫌いって言ったら?」
「泣いちゃうよ?」
胡桃は目をうるうるさせた。泣いてもらっちゃうと困るし、嘘ついて泣かせたくないし。
「大好き」
「そっか。じゃあ伝えれる」
胡桃は俺に顔を寄せて言った。
「私、最近帰るの遅かったじゃん?」
「そうだね。どうかしたのか」
「お仕事辞めたの。その変わり、柊くんの学校の先生に、1週間前からなってるの」
学校の先生?俺の学校の?なんでそんな。しかも会ってないし。
「ただ休暇してただけなんだけど、江山先生、副担任大変って言うから、柊くんのクラスの副担任になったの」
「へぇ、担当教科は」
「1年数学。柊くんのお手伝い」
胡桃は俺の頬をペロペロ舐めてくる。
「明日から一緒に通勤か?」
「そゆこと!大好きな柊くんのとこにいれるよ!」
俺はとても嬉しかった。俺の人生に胡桃は不可欠だから。胡桃のような人がいてくれれば俺はいい。
「にゃーお」
「胡桃?猫のまねしなくてもいいぞ」
「?してないよ?」
いやいや、さっき猫の鳴き声したし。
「にゃーっ」
小さな舌が俺の頬と首を舐める。胡桃の舌の大きさじゃない。俺が舌を見ると、そこには
「ねっ、猫!?」
本物の猫だった。黒猫で、ピンクの舌と、ほんのり白とピンクの耳。
「んぐにゅぅ…」
「どうしたんだ?」
俺が撫でていると、急に煙が出て、煙が止むとそこには全裸の美女がいた。全裸だが、恥じらいは何もないし、なんか猫耳がある。
「ええっ!」
「久しぶりですー」
いや誰だよ。俺は突っ込みそうになった。
「えっと、どちら様で」
「新幹線の中の美女ですよ」
新幹線?あ、もしかしてあの時の
「手が柔らかかった人?」
「そうそう!久しぶりだったね。私、猫と人間のハイブリット?みたいなんだ」
肉球みたいな柔らかさって、本当の肉球だったのか。
「あ、服着るね」
美女は持っていた黒のパーカーを着た。すぐにフードを被って、俺をペロペロ舐めた。
「なんか眠い…」
「その前に、離れるのと、名前は」
「美沙。猫塚美沙」
胡桃は俺の片方に潜ってくる。美沙は床で寝ることになったらしい。
「あ、そうそう、俺、月島柊な。なんか魔法使えるか?」
「大得意!仮想世界ではケットシー魔術師って呼ばれてたよ!」
「じゃあさ、土曜日に宇都宮駅前来てくれ。それまではホテルに泊まってなさい」
美沙は窓から猫になって出ていった。胡桃はやっと出ていったかのように俺に抱きついた。
「胡桃、あの──」
胡桃はもう寝息を俺にかけて寝ていた。もう疲れてたか。
「おやすみ。頑張ろうな、明日から」
俺は胡桃に抱かれたまま眠った。
俺は翌日、混んでいない少し早めの電車で鴻巣に向かった。いつもは6:54平塚行きだが、少し早い6:37発大船行きに乗った。座れこそしなかったが、熊谷に着いてもドアに壁ドンするくらいで済んだ。
「空いてるね」
「時間が早いし。そういっても上野には8:05だからラッシュの電車だぞ」
俺は胡桃の両方に手をつきながら言った。
熊谷から先で乗ってくる駅はなく、混雑は変わらないまま鴻巣に着いた。
「学校行くぞ」
俺は胡桃と手を繋いで学校へ。学校に着くと、俺は早速6組に入った。胡桃もやってきて、木曜日の時間割を見た。
「1時間目は1組数学だな」
「1番最初の生徒が来る時間って何分くらい?」
「大体早い人は7:45とかに着くから、あと10分」
「そっか。じゃあ…密着できるね…」
「何を言ってるんだ、黒板に挨拶書いてないじゃん」
胡桃と俺で書き始めた。そして、2人で分担して進めることにした。今週からは1年数学が5人いるから結構楽。
「1時間目は俺が行く」
「2時間目は休んでて。私が行くから」
「3時間目は6組だから俺が」
3時間目までと、6時間目が7組。せっかくだったら2人で行くか。
「2人で行こうか。6時間目」
「そうしよ!」
俺たちは話し合いが終わると、すぐに各自のところへ向かった。
第何話で二章終わりにした方がいい?
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