今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
月島かりな
白雪凪沙
立川絢梨
立川絢香
佐藤麗波
佐藤麗華
以上8名
その4人は胡桃、かりな、なぎ、あーやだった。俺はあーやにハイタッチしてみんなにただいまの挨拶をした。
「ただいま」
「おかえり!」
なぎが言った。かりなは俺のことを犬のように嗅いでいる。
「な、なんだよ」
「なんかお肉の匂いがする…」
あ、もしかしてあのことか。まだ内緒にしておきたいから、あとにしようかな。
「あ、気のせいじゃないかな?」
「そうかなぁ?」
俺は振り切って改札を出た。胡桃たちは入場券で入っていたらしい。
「あ、柊くん。車あるよ」
「あ、じゃあ頼む」
俺は運転席に座ろうとした。すると、なぎが俺のことを防いだ。
「柊くん休んでて。旅行で疲れたでしょ?」
「あ、じゃあ…」
俺は後部座席に座った。後ろは3人乗りだから6人の内なぎが運転、胡桃が助手席だと、4人座ることになる。かりなは中学生だからともかく、あーやと絢梨、俺は入らない。
「どうする?」
「トランク入るか、だれか」
トランクにも荷物あるからなぁ…無理かな。
「それか少し詰めるか」
「かりなちゃん、つっきーの上でいいじゃん」
ああ、確かにいいな、兄妹だし。
「じゃあかりな、上おいで」
「うん」
俺はかりなを膝の上にのせた。あーやと絢梨は隣り合わせで座るようにした。運転がなぎ、助手席は胡桃、後部座席は俺とかりな、あーや、絢梨。俺の隣はあーやだ。6人で乗るとだれか潰されるか、上に乗るかする。
「柊くん、サンタさん来たんだよ。かりなちゃん」
「うん!欲しかった本置いていってくれたの!」
「良かったな、かりな」
サンタか。多分誰かがやってくれたんだろう。なぎとかその辺り怪しい。
「柊くん、着くよ」
俺は降りる支度をした。かりなのことをずっと撫でてたけど、気にしていなかった。
家に着くと、俺はあーやを降ろさせて、かりなから順に降りた。家はどこか懐かしかった。多分久しぶりだから。俺はテーブルに買ってきた。
「みんな、まだ夕飯食べてないだろ」
「え……」
「だって、みんな腹鳴ってたし」
4人は赤くして黙っていた。
「暖かいからさ」
「けど、これ、駅弁…あれ?紐ある」
「紐引っ張ったら暖かくなるからさ」
胡桃は出ていた紐を引っ張った。シューッと音がすると、湯気が出てきた。みんなも一斉に引っ張った。俺は少し遅れて引く。
「触らないでね。火傷するから」
俺は警告してしばらく待った。
3分して、俺は5人に指示した。
「食べていいよ。中身はなんだろうね」
胡桃はふたを開けた。中身は、分かっている通り牛タン。そういえば、まだ1つ余ってるんだよな。
「あと1つは誰が食べるんだ」
「麗波」
麗波?今いないのに、どうやって食べさせるんだ。
「やっほ!」
ドアが開いたと思うと、そこには麗波がいた。後ろから麗華が遅れて付いてくる。
「麗波!走らないの」
いつもの説教か。
「私が呼んだ。余ったから」
だから麗波の分か。
みんなが食べ始めると、麗華が羨ましく見ていた。
「麗華ちゃんも食べよ。私の分けるから」
あの2人、仲悪そうに見えて仲良いんだよな。
食べ終わった人から、2階に上がっていった。俺はすぐにソファに座った。
「麗華、麗波のこと大変じゃないのか」
「大変じゃないよ」
従妹だとやっぱり大変とは思わないのかな。
みんなが2階に上がっていった理由、それはサンタの衣装に着替えに行っていたらしい。胸元が白い毛で覆われていて、ギリギリ見えないくらいの露出。全体を見ると結構暖かそうで、裏が羽毛になっていそう。
「柊くん♪」
みんなが抱きついてきた。柔らかい感触があったりして嫌じゃなかった。ふかふかしてるし。
「よーし、みんな俺が相手しよう」
俺は抱きついてきた全員と麗華と遊んで楽しんでいた。
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