月島柊
月島胡桃
月島かりな
白雪凪沙
立川絢梨
立川絢香
佐藤麗波
以上7名
俺が家に帰りドアを開けると、上から何やら紙が落ちてきた。胡桃は寄るところがあるとかでどっか行ったし、なぎは気分転換したいって家の近くうろついてるし。そうすると、誰からだ?
俺は恐る恐るその手紙を開けた。そこには、血の色で、血が垂らされたような文字でこう書かれていた。
「5月25日、月島柊から離れなければ、胡桃、柊を殺す」
どこかからのいたずらか?だとしたら相当たちの悪いいたずらだな。しかし、すぐに打ち消された。俺の過去があったからだ。
【約10年前】
俺は小6の時に言ってしまった「自分良ければいいじゃん」という言葉によって、中2の当時は全員から無視されていた。先生からも「うるさい、耳障りが」と怒鳴られ、生きているだけなのに廊下に座らされ、やがてコミュニケーション障害になり、話せなくなった。そんなときに話せたのが、なぎだったが、いじめはエスカレート。手紙は毎日脅迫、時には全校に晒される放送でされたりした。結果、全校が俺を標的にする立場になった。
【現在】
こんなことになるなんて、思っていなかった。俺はすぐに大きな荷物だけ置いて走った。雪が降る中、俺はひたすら走った。なぎは帰ってくるが、胡桃だ。怖いから逃げたんだ。なぎは知らないはずだし。
「どこ行ったんだよ」
俺は胡桃に電話した。しかし、すぐに機械音がした。
「お掛けになった電話は、現在電波の届かない場所にあるか──」
繋がらなかった。電源を切ってるか、電池切れか。
「ったく、都合悪いな…」
俺はとりあえず深谷駅に向かった。
深谷駅から線路沿いに沿って岡部駅方面に行くと、脇道があった。俺はそこを歩いて中に入っていった。そこには、胡桃が寒そうに凍えていた。
「胡桃、帰ろう」
「来ないで!殺される!」
胡桃は大声で叫んだ。俺はすぐに絢梨と麗波に電話した。絢梨はすぐ出てくれた。
《なに》
「JSK」
《オッケー》
絢梨はそう言って電話を切った。ちなみに、JSKとは、
Jitaku Shuhenkeibi Kaishi
自宅 周辺警備 開始
の略。緊急警備になると、JSKKとなる。絢梨などの仮想世界戦闘部隊にしか分からない略称だ。麗波は最近いれた。
麗波もしばらくして電話に出た。
《なあに?》
「JSK」
《……オッケー》
麗波が最初黙ったのは分からなかったか、麗華がいたからだろう。
「胡桃、俺は無理にでも連れていく」
「殺されたいの?」
「何を言ってるんだ。早く行くぞ」
俺は走って家に帰った。転移とかで麗波も警備に付いてるだろう。
俺が家に着くと、そこは修羅場だった。絢梨が傷ついているあーやに対して怒り、傷つけたやつをナイフで切っている。警察からも許可得てるしいいんだけどさ、なんかグロい。
「絢梨、もう死体消すぞ」
「……絢香のこと傷つけた」
絢梨は最後に蹴り飛ばした。俺は回廊魔法で仮想世界の牢獄へと送り飛ばした。
「絢梨、あーやのこと守りたかったんだな」
「……絶対恨む……」
「柊くん!裏の敵も送り飛ばした!」
笑顔で言ってるけど、普通に考えたら怖いんだよなぁ。
「お疲れ。じゃあもう全滅かい?」
「うん。かりなちゃんも私と殺ってたから」
ああ、じゃあもう胡桃は殺されずに済むな。
「胡桃、殺されずに済んだな」
「うん。ふわぁ、なんか怖いのから解放されたら眠くなっちゃったにゃぁ」
胡桃は一人で家の中に入っていく。
「あ、胡桃、そこ!」
絢梨が慌てて止める。胡桃があるところで止まると
ガッシャーン
何かが落ちてくる音がした。
「胡桃!?」
俺は中に入った。すると、そこにはロープで縛られた胡桃がいた。きつく縛られていて、胸の形、手首まで分かるほどだった。
「何これ!?」
「トラップ。入らないように」
全く、トラップとか作るなよ、物騒だから。
「んじゃあ」
俺は剣の舞いでロープを切った。
「ちょっと当たるけど我慢しろよ」
「え!?」
俺は胡桃の皮膚ごと切った。ごめん、少し我慢してくれ。
「痛いぃ!」
「悪いな。ほら、落ちるぞ」
胡桃はすぐに体制を立て直した。
「うぅ…」
「ごめんって、俺が回復してやるから」
完全に治したいんだったら自然治癒しかないけど。俺は大きな傷だけ治した。
「ほら、十分か」
「痛いけど…」
いやまぁ、治癒魔法も強くないけどさ…俺は自分の魔法に後悔した。
第何話で二章終わりにした方がいい?
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