佐藤麗華
佐藤麗波
以上2名
【高校生時代】
私の名前は佐藤麗波。
銃が好きな普通の女の子……銃が好きな女の子は普通とは言わないよね。自分でもそう思うから。私は気付いた時には銃が好きで、銃の本ばかり読んでいた。
そんな私には幼馴染がいる。名前は佐藤麗華。私の従姉妹で、見た目も私と似ている。瓜二つだ。
その麗華ちゃんはお母さんを亡くしている。麗華ちゃんのお母さんは体が弱く、麗華ちゃんを出産してしばらくして亡くなったらしい。
麗華ちゃんのお母さんの願いは麗華ちゃんが清く、正しく、素敵な子に育ってほしい。それが麗華ちゃんのお母さんの願いだったらしい。願い通りに、麗華ちゃんの性格は真面目な性格。清く正しく生きる。お母さんとの約束を守っているんだと思う。
麗華ちゃんは自分のお父さんにも厳しくしてたと思う。麗華ちゃんは私にも厳しかったと思う。
「麗波、起きなさい!遅刻するわよ!」
麗華ちゃんが私を起こそうとしてきた。だけど不思議だった。
「なんで麗華ちゃんが私の家にいるの?」
「麗波のこと迎えに来たらお母さんがまだ寝てるって言ってたから起こしに来たのよ!」
えぇ…なんで起きなきゃいけないの…眠いし…
「私はまだ眠い。麗華ちゃんは先に学校行ってていいよ。おやすみ…」
「寝るな!遅刻は絶対許さないからね!」
いつも何かで麗華ちゃんに怒られたのは今でも覚えている。
高校生になってから私は日本で行われる銃の大会で優勝していた。さすがに日本だと本物の銃は使えないけどね。銃刀法違反になっちゃう。麗華ちゃんからは危ないことしないでって言われてるから、危ないことはしてない…はず。
麗華ちゃんは高校生になってからは男子に告白されたらしいけど振ったらしい。その振った理由が勉強する時間が無くなるから。麗華ちゃんらしいと思った。この時の麗華ちゃんの目標は少しでも社会貢献できる。仕事に就いてお父さんを楽させる。それが麗華ちゃんの目標だった。
麗華ちゃんはお父さん大好きだからね。それが麗華ちゃんのいいとこだと思う。真面目すぎでたまに心配になるけどね。
「麗華ちゃんは相変わらず真面目だね」
「大丈夫。無理はしてないから。それより、麗波はちゃんと勉強してる?」
うげっ、こうなったら…あれしかないかな。私はその場から走って逃げ出した。
「麗波!逃げるな!」
こういう風なおいかけっこが毎日だった。
それからしばらくして、麗華ちゃんをアイドルにスカウトする手紙が届いた。その時は驚いたな。麗華ちゃんは迷ってたらしいけど、お父さんは麗華ちゃんがアイドルになることに賛成してたらしい。麗華ちゃんのお父さんは麗華ちゃんを心から愛していたからね。どんな道を進んでも麗華ちゃんを応援してたと思う。
「麗華ちゃんがアイドルになるのかぁ。想像できないな
ぁ」
「私も想像できないわよ。自分がアイドルになるなんて」
「麗華ちゃんは面白いアイドルになりそうだよね!」
真面目で、ポンコツなアイドルもいいと思った。ちょっとくらいポンコツでも面白いし。
「今、変なこと考えなかった?」
麗華ちゃんにはいつもバレちゃう。だけど、気付かれたくない。
「考えてないよ!麗華ちゃんはどうするの?」
「麗波は私が東京に行って大丈夫なの?」
質問返しか。そうだなぁ、麗華ちゃんが東京に行ったら…
「さびしいけど、麗華ちゃん自身はどう思ってるの?大切なのは麗華ちゃんの気持ちだよ」
それから麗華ちゃんは東京に行き、22/7として活動を始めた。
麗華ちゃんがアイドルとして頑張っている頃、私は銃の勉強をしていた。銃の大会でも勝ち続けていた。それから高校生卒業してからは私は海外で活動していた。大変な事もあったけど、楽しかったと思う。麗華ちゃんにはあぶない事をするなと説教されたけどね。私はあぶない事をしているつもりはないんだけどね……たぶん。
【現在】
「麗波、何してるの?」
私が昔の事を思い出していた時に麗華ちゃんが声をかけて来た。
「昔のこと思い出してたの」
「どんなことを思い出してたの?」
「私や麗華ちゃんのことだよ」
麗華ちゃんのお母さんが今の麗華ちゃんを見たら
喜んでくれると思う。清く、正しく、素敵な人になったからね。たまにポンコツだけど。
「ポンコツなところも麗華ちゃんの魅力の一つだよね」
「何の話よ!?」
「なんでもないよ!」
麗華ちゃんは頑張ってるよ。だからこれからも麗華ちゃんを見守ってあげてね。麗華ちゃんのお母さん。それともう少しだけ麗華ちゃんは私を甘やかしてくれるといいなと思う。麗華ちゃんのお母さんから麗華ちゃんに言ってくれないかな。もっと優しくしてって……無理ですよね〜〜、すいません。
次回は絢梨の回になります!その後は意外と知られていない、柊と冬菜の関係です!年末年始なので投稿ラッシュが始まります!
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