高校生からの物語 完結   作:月島柊

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明けましておめでとうございます。2021年も「高校生からの物語」をよろしくお願いします!
さて、新年一発目の小説は事実を知ることになります。どんな事実でしょうねぇ?それでは登場人物紹介のあと、本編へどうぞ!(登場人物紹介のフォントもお正月のため落ち着いた明朝体にしてあります)
今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
月島かりな
白雪凪沙
立川絢香
立川絢梨
以上6名


第60話 事実

 俺が家に帰ると、みんなはもう寝ていた。俺も寝ることにして、自分の部屋に入った。

 

 翌日、俺もみんなも休みで、久しぶりに全員が家にいる日になった。俺はみんなと同じ部屋に入った。

 

「柊くん!おはよっ!」

 

かりなが俺に微笑んだ。

 

「おはよう」

「柊くん、どれか剣使う?」

 

なぎが剣を指差して言った。いや、俺もう剣要らないし、それに俺剣士じゃなくて魔法使いだし。

 

「俺魔法使いなんだけど」

「剣士いないかなぁ」

「胡桃剣士だろ?」

「えぇ、私…?」    

 

胡桃しか剣士いないんだからしょうがないだろ。なぎもアーチャーになったし、かりなは回復系魔法使いだし。剣士は絢梨と胡桃しかいないんだから。一応暁依もそうだけど、遠いし、あいつだって剣持ってるし。

 

「持っとけよ。いずれか役に立つさ」

「ホントに?じゃあ一応持っとこうかな」

 

胡桃は絢梨から剣を受け取った。いずれか仮想世界戦闘部隊とかで役立つかもしれないし。

 

「柊くん、どうなった?」

「ああ、あの事だな」

 

俺は自分の部屋からPCを持ってきて、コードをTVに繋いだ。俺は専用アカウントにログインし、テレビに写した。

 

「仮想世界戦闘部隊からの警告によって一時期は姿を消したらしいな。ただ、ある場所を拠点にして現実世界で人殺しを行っているらしい」

 

今までの犯行現場は関東北部から東北南部にかけて行われていて、直近1週間だと

12月27日 栃木県宇都宮市

12月30日 群馬県伊勢崎市

12月31日 群馬県前橋市

12月31日 群馬県みなかみ町

1月1日 群馬県桐生市

1月1日 栃木県栃木市

1月1日 栃木県那須塩原市

1月2日 福島県白河市

以上の8件。1日1回以上発生していることになる。1ヶ月周期で宇都宮市に戻ってくる。毎月27日だ。

 

「やっぱり、決まってるよね」

「あぁ。今のところ、南で栃木県小山市、北で福島県泉崎村か」

 

群馬、栃木、福島の3県で起こっている。

 

「ここには来ないだろうけど、心配だよね」

「いつ来るか分からないしな」

 

俺たちは担当から外れたが、心配じゃないとは言えなかった。

 

「やっぱり俺たちも作戦練ろうか」

「うん。そっちの方がいいよね」

 

作戦を練ると言っても、結局はこの付近に来るのを待つしかない。あとは、この付近で潜伏できそうな場所の調査か。だったら学校と事務所に休みの連絡を入れておかないとな。胡桃には学校に行ってほしい。6組が先生いなくなるし。

 

「胡桃、1人で先生行けるかな」

「え…柊くんは…?」

「この付近で潜伏できそうな場所の調査」

 

胡桃は少し不安そうだった。じゃあ、最近仲の良い先生に手伝ってもらえばいいだろ。

 

「だったら仲の良い先生と一緒にやればいいだろ」

「う~ん、分かった」

 

確かに胡桃は俺と長くいたいからって入ったけど、こういうのも分かってたはずだ。

 

「悪いな」

「ううん、しょうがないから」

 

胡桃は1人で部屋に行ってしまった。悪かったかな、結構ショック受けただろ。俺がそう思っていると、胡桃が座っていた場所に何か落ちていた。俺が拾い上げると、そこには胡桃の予定表が書かれていた。学校のもので、胡桃が行くクラスが書かれていた。

 

「月曜と水曜、俺と一緒ってところにハートマーク…」

 

それだけ嬉しいことだったんだろう。

 

「火曜、木曜、金曜は胡桃だけの授業があるもんな」

 

次の学校は…俺は衝撃だった。次の学校は

 

「1月12日火曜日」

「火曜日なんでしょ?胡桃ちゃんだけの授業あるじゃん」

「え…嘘でしょ…?」

 

かりなは分かっているようだった。そう、この一週間は学校開始したばかりの一週間のため

1月12日(火) 月曜日課

1月13日(水) 火①②+水④⑤⑥

1月14日(木) 木①②+月②④⑥

1月14日(金) 水曜日課

この4日間。胡桃の授業が

火⑤、木②、金③

俺と一緒の授業が

月①、水①~④⑥、火②③⑥、木①③⑥、金⑤⑥

だから、胡桃だけの授業が

月①、火②~⑥、水①~④⑥、木①~③⑥、金③⑤⑥

で結構な量あった。

 

「水曜日課だと結構授業あるんだよ。俺が中心の時はまだ楽なんだけど、胡桃だけってなると結構過酷」

 

それが分かってるからこそショックを受けたんだろう。俺と一緒の時間が1番長いのが水曜日だったから。

 

「しょうがないよ。柊くんが悪いんじゃないんだし」

「その分役立てば大丈夫。頑張って」

 

絢梨とあーやが励ましてくれた。

 

「ありがとう。俺、明日から行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」

 

俺はあーやに早くも見送られた。

 




新年一発目の小説はいかがでしたか?1月1日は気が向いた時間に投稿と、19:30に投稿しますのでお楽しみに!

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