高校生からの物語 完結   作:月島柊

182 / 203
今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
白雪凪沙
丸山彩
田島広田
新メンバー1名
以上6名


第三章 恋愛と仮想世界と
第1話 久しぶりの人


 俺は暁依の結婚式が終わると、家に帰った。玄関でくつを脱ごうとすると、何やら1組多い。見た目男性の靴だろう。俺は端の方に脱いで、家に入った。

 

「ただいま。誰かいるのか」

「あ、ああ、えっと…」

 

なぎは何をしたらいいか分からないようだった。

 

「あれ、龍夜じゃないか。どうしたんだよ」

「あぁ、柊。久しぶりだね。3年くらい会ってないか?」

「もっとだろ。5、6年くらいじゃないか?」

 

それは上杉(うえすぎ)龍夜(りゅうや)だった。龍夜は俺と昔から仲が良く、一緒に行動していた。しかし、俺がこっちに来てからは一切会うことがなくなり、龍夜とは話していなかった。

 

「2人とも知り合い?」

「あぁ。自己紹介終わってるか?」

「終わってる」

 

だったら話は早いな。俺と仲が良いことは言ってないらしいけど。

 

「龍夜、なんでここにいるんだ?」

「いちゃ悪いか。ただ柊に会おうと来たんだよ」

 

龍夜には引っ越し先の住所も教えてあったからだろう。

 

「相変わらず元気そうで良かった」

「龍夜もな。あ、そういえば、覚えてるか?蒼真のこと」

 

蒼真は父さんの方が関係してるが、蒼真の父親と俺の父さんが同じ学校に通っていて、親友だったから俺も仲が良い。ちなみに、22/7の戸田ジュンの従兄。ジュンより2つくらい年上かな。俺と同い年だから。

 

「蒼真?あぁ、ジュンの従兄の」

「そう。龍夜は一回だけ会ったことあるっけ」

「柊がいない間にも一回会ってるから2回だ」

 

龍夜と蒼真の性格は真逆だからなぁ。それが引っ掛かる。

 

「蒼真、今何してるんだろうな」

「さぁな。ジュンと一緒に居るんじゃないか」

 

やっぱりそうなんだろうな、ジュンと性格似てるし。

 

「明日会いに行くか?」

「明日柊は学校だろ」

「そうだな…胡桃、吹奏楽部だけ任せていいか?」

「うん。いいよ」

 

吹奏楽部の時間に行けばいいだろう。明日月曜日だし、俺の授業もそんなにないだろう。

 

「じゃあ、鴻巣駅に16:00な」

「了解」

 

俺は明日の準備をしている途中に龍夜は車で帰っていった。車で来てたのかよ。だったら明日も俺車で行くか。

 

「胡桃、明日朝から来る?」

「うん。どうしたの?」

「車で行こうかなって思ってさ」

 

満員電車も疲れるし。学校だったら車の方が楽だ。起きるのが憂鬱だけど。

 

 俺と胡桃は朝を少し早めに出て、車で学校に向かった。俺は運転しながら胡桃と話した。

 

「帰りは車俺が使うから、電車で帰ってくれよ」

「うん。それにしても、なんで車?」

「龍夜が車で来ると思ってさ。来なかったら乗せればいいし」

 

龍夜が車で来る方が多分確率は高いし、龍夜の事だから車だろう。

 

「胡桃は吹奏楽部行ってて」

「オッケー」

 

俺は学校まで車を走らせ、6組に入った。俺が1番なことはそれほどない。早い生徒が何人も居るから。

 

「おはよう」

「おはようございます!」

 

それと同時に2つ隣のクラス担任の田島先生がやってきた。俺を呼んでいるそうで、俺は田島先生のところに向かった。

 

「どうしたんですか」

「今日、1年生時間割変更が急遽ありまして、3組の技術が2時間両方なくなったんですよ」

 

3組の技術は何時間目だったかな。

 

「何時間目ですか」

「2時間目と3時間目です」

 

そこの時間は3時間目は2年1組で音楽があるけど、2時間目だったら空いてるな。

 

「じゃあ2時間目は行きますよ」

「ありがとうございます。あと3時間目は誰か空いてませんか」

 

3時間目は俺も空いてないし、彩はどうだろう。ちょっと聞いてみるか。

 

「じゃあ丸山先生に聞いてみますよ」

「お願いします」

 

俺は5組の彩に聞きに行った。彩は結婚してから間もない。

 

「彩、3時間目空いてるかな。3組の授業頼みたいんだけど」

「うん。けど、3組の人嬉しいかな。1時間目も社会なの」

「だったら1時間目の社会貰うよ。1時間目を3時間目に移して、1時間目と2時間目数学にするから」

 

2時間俺だったら喜ぶ人もいるだろうし、連続だから楽だ。胡桃には普段俺が入る4組数学に行ったあと、2時間目は俺と合流する。

 

「じゃあそれでお願いね、柊くん」

「じゃあ胡桃にも言っておくから」

 

俺は職員室にそのまま向かい、胡桃に今日の時間割について話をした。PCにも書き込んで公開事項にしないといけない。

 

「胡桃、今日の1時間目4組1人だけで行ってくれ。3組に2時間連続で入ることになった」

「えぇ…分かった…」

「ごめんな」

 

俺は胡桃の隣の自分のデスクに座り、PCから今日の時間割変更について書いた。3組の数学、どこか削らないとな。じゃあ、水④の数学を削るか。代わりは入れなくていいかな。

 

「水④削?」

「水④の数学を削ったから」

 

普段だったら、今回みたいなのだと「水④削木①入」と記入するのだが、代わりに入らないから削除だけ。

 

「じゃあ俺は教室行ってる」

「後から行くねー」

 

俺は先に教室に向かい、健康観察を行った。

 

第何話で二章終わりにした方がいい?

  • 70話
  • 80話
  • 90話
  • 100話
  • 101話以上
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。