月島柊
上杉龍夜
上西博人
立川絢梨
立川絢香
白雪凪沙
以上6名
俺は給食の時間が終わり、すぐに俺は生徒たちと遊んでいた。その時、放送が鳴った。
「ただいま、関係者の対応をしています。生徒は教室で過ごしなさい」
関係者の対応。それは不審者の侵入を告げる暗号。生徒は全員知っている。
「みんな、落ち着いて行動して。避難訓練通りに」
俺は廊下に出た。生徒は全員机をドア前に並べた。俺は平然と音楽室に向かった。音楽室には2年3組の生徒が少しいた。
「みんな、ドアのところを椅子で固めてくれ。高さ3列、厚さは2列で並べて。授業は対応が終わってから」
俺は対応に向かった。不審者は1階で取り押さえているそうだった。俺は1階に降りた。
「上西先生、あと3秒耐えてくれ」
「はい」
俺は拘束魔法で不審者の両腕を手錠のように拘束した。
「このまま警察に護送する。到着後すぐに引き渡して下さい」
「はい。分かりました」
「5時間目理科のところありますか」
「ないです。ありがとうございます」
俺は音楽室に戻った。4階まで上がるから結構遠い。ドアは椅子で固められ、俺は第二音楽室からベランダに出て、外から入った。
「みんな、よく頑張った。あと10分だったら合唱練習だな」
俺は号令なしで合唱練習を始めさせた。
今は1月。かりなももうすぐ3年生。卒業だ。俺は来年もこの学校にいるが、2年生の担任となり、担当は2年数学、全学年音楽。かりなも俺から離れることになる。俺は不安もありながら、期待もあった。かりなは高校を卒業したら1人暮らし。俺から完全に離れることになる。そう考えると、どんどんいなくなっていく気がして悲しくなる。なぎも新居が見つかったため、一足早く1月30日に1人暮らしを始める。家にはあーや、俺、胡桃、かりなだけになる。
「どうしました?先生」
「いや、先のことを考えててね…」
俺は生徒に話しかけられて正気に戻った。まだ先のことだ。まだ。
6時間目までが終わり、俺は車で鴻巣駅に向かった。その後すぐに龍夜が車でやってきた。
「よう、龍夜。蒼真の家までの道分かるか?」
「最寄りの西川口まで行けば分かる」
「じゃあ先行頼むよ」
「分かった」
俺は龍夜の車に付いていくようにして車を走らせた。俺は車を前の車のナンバーに従うようにして、俺はなぎと連絡を取り合った。
「なぎ」
《ん?あ、試す?》
「よろしく」
俺はなぎにお願いして、試験段階だがあるものを頼んだ。
それは、テレビ電話とは異なり、実際にそこにいるかのように写し出せる。スマホを下に置くと、そこからその人の映像がリアルタイムで写し出される。プロジェクションマッピングに似てる感じだ。ただ、3Dで出てくるから少し違う。
5分くらいして、なぎの映像が俺の前に写し出された。
「おぉ、すごいな」
《でしょ。声の質も現実っぽい?》
「あぁ。すごいな」
俺はすごいとしか言えなかった。なぎは俺に近づくような動きをした。
《けど、実際に会わないと出来ないこともあるよ》
「そうだな。なぎ、助手席座ってれば」
《じゃあそうする!》
俺はスマホを助手席に置いて、自動運転モードを解除した。
《今どこ行ってるの?》
「友達の家。夜には帰る」
俺は龍夜の車が信号で止まると、俺は龍夜の車の後ろに止まった。龍夜が運転席からこっちを向く。龍夜も俺と同じことをしていた。助手席にバーチャルの人がいた。
俺が前を指差すと、青になり、俺と龍夜は走り出した。それと同時に俺は自動運転モードにもどした。
「なぎは今何してるんだ」
《絢梨ちゃんとトランプ》
「絢梨暴走してないか」
《暴走って何?別にしてないよ》
いや、負けたら剣を振り回したりしてないかと思っただけ。絢梨だったらやりかねない。
《まぁいいや。あ、絢香ちゃんもする?》
《あぁ、してもいいかなー。ん?誰と電話してるんだ》
「俺だよ」
あーやはなぎの横から顔をひょこっと出した。あーやの髪が少し揺れる。しかし、あーやの肩や首もとに服が見えない。
「あれ、あーや、もしかしてだけどさ」
《うん?》
「今裸?」
《そうだけど》
平然としてるけど、なぎも驚いてない。多分なんかあったんだろうけど、裸で歩かなくても…
《今つっきーとか男の人いないからさ》
「そういう問題じゃない。風呂上がりか」
《そう》
「今の時期。まだ寒いから風邪引くぞ。服着てこい」
あーやは渋々服を着るためなぎの横から消えた。
《いまどの辺なの?》
「さぁ…次の信号で聞いてみる」
俺は次の信号で赤に引っ掛かるまで待っていた。
赤信号に引っ掛かると、俺はチャットで龍夜に聞いた。
〈今どの辺〉
〈さっき上尾の案内出てたから多分上尾〉
〈おけ〉
俺はチャットで聞いたことをなぎに言った。
「上尾だってさ」
《上尾?じゃあまだかかりそう?》
「今17:00くらいだから、多分帰るの21:30くらい」
《胡桃ちゃんにも伝えとくね》
なぎはそういうところで気が利く。
「よろしく頼む」
俺はバーチャルの画面を開いたままリクライニングを限界まで倒して楽な体勢になった。
「18:00になったら教えて」
《オッケー。ちゃんと起こしてあげる》
俺はその場で眠った。自動運転モードだから出来ることだ。
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