高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
上杉龍夜
戸田蒼真
白雪凪沙
以上4名

登場人物紹介

上杉龍夜(27)
誕生日:11/9
血液型:B型
つぼみの幼馴染。
普段からクールな性格で、普段からは無表情な人物。
根は優しく、友達思い。総合格闘技の世界王者でもある。実は彼の両親は月島家と昔から交流があるため、柊とは子供の頃からの親友である。
つぼみとは仲がよく、つぼみの家の事情は知っているためかなり心配している。つぼみが彼氏と住んでいるという嘘も唯一知っていた人物である。


























月島柊(27)
誕生日:7/24
血液型:B型
月島胡桃(旧姓は葉元)と結婚していて、2つの仕事を掛け持ちする。大学卒業後すぐに教員免許を3つ所持していて、中学数字、中学理科、中学音楽の3つ。ただ、理科の授業は滅多に入らず、月に2度程度。
もう1つは22/7のマネージャー。こちらは月に3度しか行かない職業。それ以外の日は弟の暁依や、親友の凪沙が行っている。
友達は男子の方が多く、関わりがかなりある。龍夜や蒼真たちとも関係があり、たまに会うことがある。ちなみに、この3人の中で既婚者は柊のみである。


























戸田蒼真(27)
誕生日:7/20
血液型:B型
ジュンとは従兄弟の関係。年齢はジュンより明らかに上。ちなみに、天才と呼ばれている医師である。
いつも笑っており、人見知りはしない性格。医師をやっているからか、誰かを助けたい気持ちは誰にも負けない。
ジュンの兄のような存在。実は蒼真の父親が柊の父親と学生時代からの親友だったため、柊とは昔からの友達である。











第3話 久しぶり

 《柊くん!18時だよ!》

 

俺はなぎの声に起こされた。俺は起き上がって外を見た。いつの間にか龍夜の車は家の前に止まっていた。そう、そこは蒼真の家だった。

 

「着いたぞ」

「おう、サンキュー」

 

俺は蒼真に挨拶しに行った。蒼真は結構ポジティブ思考で、俺たちと真逆。

 

「蒼真、久しぶり」

「久しぶりだね、何年ぶりかな」

「俺と蒼真は4ヶ月くらいだな」

 

龍夜が言った。結構ここの2人は会ってるんだな。俺だと、北海道行く前だから、9年10年くらいか。

 

「多分10年くらい?」

「10年か。もう昔だね」

「そうなるな」

 

会っていない間に結構変わった。性格はジュンに相変わらず似てるけど。

 

「ジュンとは会ってないのか」

「会ってるさ。最愛の妹みたいなもんさ!」

 

いや、お前実の兄じゃないし、それに従兄弟だろ。

 

「気持ち悪いほど溺愛してるからな」

「気持ち悪いとはなんだ、かわいいジュンだぞ!」

 

ああ、はいはい。そうでしたね。その血を受け継がなかったのが蒼真だ。

 

「蒼真は医師のこと以外、一般人だからなぁ」

「医師なだけいいだろ、龍夜は無職なんだろ?」

 

え、27にもなって仕事してないのかよ。お金とかどうしてるんだ。

 

「お金とかどうしてるんだよ」

「そこはJRの方から月10万あるんで大丈夫。だってすごいだろ、もう12年西川口~池袋往復だぜ?感謝金みたいなもんだ」

 

たしかに、27歳で12年間、定期なしで西川口~池袋はすごいな。

 

「リアルな話、口座何万くらい入ってるんだ」

「未婚で、1人暮らしで、料理できないから1日300円しか食費で費やさないから、今は多分70万前後あるだろ」

 

そうか、俺もそういう生活だったな。短かったけど、カップラーメン120円、飲み物300円。食費は420円だった。今は胡桃が美味しいご飯を作ってくれるから俺の支出は深谷→鴻巣の交通費か深谷→上野の交通費、これの2倍と、飲み物500円分くらい。1012円+500円か、2684円+500円だから、大体1512円~3184円。結構減った。

 

「今蒼真はどんくらいなんだ」

「俺は結構遅くまでいるし、外食だから1日で食費は600円ちょっと」

 

結構安かった。けど、外食だからそんなもんか。

 

「あれ、蒼真、付き合ってる人いないのか」

「いるわけないじゃんか。一般人だし」

 

医師と結婚するなんて結構ありそうな話だけどな。

 

「あ、俺帰る。多分つぼみ心配するから」

「あれ、つぼみと付き合ってんじゃないか」

「んな訳あるか。ただの従兄弟だから」

 

従兄弟でもそんな関係に…いや、蒼真なってたか。妹のこと溺愛してたし。

 

「じゃあ俺も帰る。妻が心配するから」

「あいよ。気を付けろよ」

 

俺は車で家まで帰った。1時間半くらいかかるんだが、今は18:30。そうすると家には20:00前後の到着だ。早く帰りたいな。胡桃やなぎ、かりな、あーや、絢梨が首を長くして待ってるだろう。

 

「俺もあいつらに近いのかもな」

 

妻や妹を溺愛し過ぎてるかもしれない。正直、胡桃たちみんなかわいいし。うさぎの小雪も忘れてない。

俺は車が赤信号で止まったとき、来る時と同じようになぎにバーチャルの通話をした。

 

《お、あれ、自動運転モード使わないの?》

「帰りは使わない。自力で帰りたいし」

《そっか。気をつけてね、絢香ちゃんと絢梨ちゃん以外はお風呂入ってないから》

 

要するに待ってるってことだよな?ああ、もう。誰と入るかなんて選べないって。

 

「分かった。考えとく」

《ふふっ、楽しみにしてる》

 

俺は車を走らせた。俺は運転しながら思い浮かんだ。俺が留守番させてるのに、なんかさせてるの悪いな。

 

「なぎ、家に帰るの待っててね」

《はいよん。まってるにゃ》

 

なぎは画面を閉じた。俺はスマホを閉じ、浦和のプリン専門店に向かった。ここのプリンは美味しくて、俺も始めて食べたときは驚いた。俺はここに向かって車を走らせた。

 

 専門店に着き、俺はプリンを人数分6つ買った。1つ600円で、思ったより値がする。でも、あと数日で100万入るしいいと思い、3600円支払った。600円の価値はあるだろう。俺は家に向かったが、ここからだと高速に乗りづらいため、全て一般道で帰ることにした。時間はかかるがしょうがない。

 

「ありがとうございました」

 

店員さんから言われ、俺は頭を下げた。そして、車を加速させた。大宮を経由して、高崎線の少し北東寄りをひたすら進んでいく。

 

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