俺は絢梨から分かれ、脱衣所で服を脱ぎ始めた。浴室への扉を開けようとした瞬間、俺の手足は止まった。今さらだったかもしれないが、胡桃、なぎ、かりなのではない、スカートと長袖、ブラジャー、パンツが俺の脱いだ服のしたにあった。そう考えると、当てはまる人物は1人しかいない。
(あーやか……いっか、今さら戻ってもしょうがない)
俺はそのまま浴室へのドアを開けた。湯気の中に、髪を洗っている最中だったあーやがいた。
「だれ?」
「オレオレ」
オレオレ詐欺みたいな感じだったが、あーやは対処法を知っているらしかった。
「触るよ?」
あーやは俺の太ももを触る。すると、あーやは瞬時に言った。
「つっきーでしょ」
「なんだ、バレたか」
俺はあーやの後ろに行って、出ているシャワーのお湯を頭から浴びた。
「つっきー、最近どう?」
「ああ、ぼちぼち。変わらない」
俺がシャワーから離れると、あーやがシャワーを使い始めた。
「忙しい?せんせ」
「どうだろうな……多分忙しいかな」
俺は確証がつかめないまま言った。確かに最後に事務所行ったのは2ヶ月くらい前だ。
「今はクラス替えの準備もあるし……あ、そういえば上がったら資料作らないと」
1年6組の51人を来年の1~7組で変えないとだ。
「手伝おっか?」
「何を手伝えるんだよ」
「癒しくらいだったらできるからさ」
「じゃあ、お願いしていいかな、あーやに」
俺はさっさと上がった。
上がると、少し休んでから資料を作り始めた。名簿順に並べてあり、1番左が出席番号、真ん中が氏名、1番右が来年度のクラスだ。表は以下の通り
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
これまで作るのに1時間以上かかった。まだ夕飯はできてなかったが、もう19:00を過ぎていた。
「あれ、整理しないと…」
「手伝おっか?」
あーやが言った。
「いいかな」
「いいよ。疲れてるし、つっきー」
俺はあーやに仕事を1~3だけ任せ、俺は4~7をやった。
2年4組 男子 (元1年6組)
4
10
15
22
25
2年4組 女子 (元1年6組)
33
34
47
51
2年5組 男子 (元1年6組)
7
11
2年5組 女子 (元1年6組)
31
32
44
54
2年6組 男子 (元1年6組)
6
13
26
2年6組 女子 (元1年6組)
30
36
50
53
55
2年7組 男子 (元1年6組)
5
9
12
14
2年7組 女子 (元1年6組)
42
43
46
あーやの方も終わったらしく、俺に見せてくれた。
2年1組 1~26男子 30~55女子 (元1年6組)
3
8
20
21
23
24
35
37
48
2年2組 (元1年6組)
16
17
18
19
38
40
45
2年3組 (元1年6組)
1
2
39
41
49
あーやも見やすいように分けてくれた。じゃあ、人数調整だな。その前に、胡桃に夕飯聞いてこないと。
「胡桃、大丈夫──」
「痛っ!」
なぎが手伝っていたそうで、しかし手を切ってしまっていた。
「大丈夫か!?」
「ヒール!」
かりながなぎの手を回復魔法で治していた。
「ありがとう、かりなちゃん。柊くんもっ」
「あ、あぁ……そうだ、胡桃、夕飯大丈夫か」
「うん。あと1時間くらいかかっちゃうけど」
1時間か。調整しても時間が余るな。だったら調節しちゃおう。
「わかった。ゆっくりでいいからな」
俺はあーやのところに行って調節を始めた。
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