高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
丸山彩
葉元胡桃
倉田ましろ
二葉つくし
ナナニジメンバー11人
新メンバー1人
以上17人



第17話 プール

こんな時期にプール?と思う人もいるだろう。実は転移魔法を使えば仮想空間に移動できる。

今回転移するサンドスペニアは、夏には40度、冬でも30度はある熱帯地域だ。今日は32度あるらしく、プール日和だ。ちなみに、プールは何個かある。近いところだと転移先から歩いて3分。暑いからあまり歩きたくない。

 

「いいか、みんなで手繋いどけよ」

 

俺の手から彩、綾香の順に左側は胡桃がいる。これで魔力は使うが全員一斉に転移できる。

転移すると結構な人がプールに向かっていた。

 

「よう、月島。久しぶりだな」

 

中学の時の同級生、弘康だった。

 

「弘康、お前何してたんだ」

「お前こそ大学北海道いったんだろ?いいよなぁ北海道」

「どこの大学いったんだよ、弘康は」

「別に群馬の大学さ。」

 

2人のトークが弾んでいた。

 

「柊くん、行くよ」

 

彩に手を捕まれた。水着だから胸がいつもより多く当たる。

 

「いいなぁイケメンは」

 

俺は弘康の腹を殴る。倒れるがお構いなしに進む。「熱い」とか言ってるが知るか。

 

「彩、わざと当ててる?」

「わざとだよ?」

 

やっぱりか。すごい柔らかいしこのままで。って、ダメに決まってる!

 

「離す気は?」

「ないけど」

 

いいのか悪いのかわからないけどいっか。

 

至福の時間はずっと続いていた。1人だったのが今は3人。左右と後だ。

 

「あのー、彩、綾香、胡桃?歩きづらいんだけど」

「あと2分だし我慢するの」

「っていうか柊くん暑くないの」

 

俺はボディースーツだったから暑いのは暑い。蒸してるし。

 

「前のチャック外せば?」

 

上のチャックは外せるしそれでもいいんだけど

 

「焼けるからな。俺、焼けるの嫌なんだよ」

「柊くんはそういうとこあるからね」

「あの、柊くん?」

 

横をみていたのはましろだった。

 

「ましろ!久しぶりだな」

「久しぶり。プール行くの?」

「あぁ。ここにいるんだったらそうだろ」

 

他にレベリングもあるかもだが大体はそのくらい。

 

「っていうかましろも水着着てるんだから」

「monicaもいるんじゃない?」

 

彩とましろって知り合いだったっけ?なんか仲良くなるきっかけでもあったか?

 

「あぁっ、ど、どうも!二葉つくしです!」

「あれ、ましろとつくしちゃんだけ?」

「はい。プールは私たちだけで」

「気軽に話してよ。つくしちゃん。俺月島柊。柊って呼んでくれていいから」

 

もう目の前にプールあった。そのままプールに飛び込んだナナニジメンバー。8人くらいは飛び込んだ。あかねと麗華、ニコルはそのままでいたが。

 

「ゆっくり入ろうか」

「はい。」

 

残ってしまった9人はゆっくりプールに入った。安全だし。

 

「ねぇねぇ、あそこまで誰が速いか競争しよ?」

「あそこって、100Mはあると思うんだが」

「私泳げない・・・」

「私も・・・」

 

おいおい・・・泳げない人いるの知ってて言ったのかよ。

 

「じゃあ俺はましろとつくしに教えてるから」

「はーい。麗華ちゃん、あかねちゃん、行こ?」

「はい。いきましょうか」

「そうね。」

 

みんなが本気で泳いでいくが俺とつくし、ましろは俺のところにいた。

 

「えっと、まずはけのびから始めようか。」

「けのび?」

 

けのびも分からない系かな?

 

「壁を蹴って進むんだ。やってみよう」

 

多分仮想空間だから現実より楽なはず。必要な力は大体3分の2くらい。

 

「やってみる・・・」

 

つくしは思いっきり蹴ったからか水しぶきが炸裂する。

 

「ましろ、弱くやってみようか」

「はい。」

 

弱くても7から13メートルくらいだったら進む。つくしはどこに行ったか分からないけど。10メートル前後だったら俺も歩いて追い付ける。

 

「いいね。次は俺の手を掴んでばた足してみようか」

「・・・大丈夫かな」

 

そりゃあ心配するか。だってビート板の方が安定するんだから。俺もなるべく掴みやすくはする。

 

「ほら、やってみ」

「うん。」

 

ましろが俺の腕を掴んでばた足を始める。

 

「進むからな」

 

後ろ向きで歩く。

 

「ぷはっ、どうですか」

「いいよ。その調子」

 

そのときだった。俺がつまづいて倒れる。

 

「わっ、柊くん!」

 

ましろが掴もうとするが掴めるはずがない。そのまま倒れて羽交い締めのようになる。プールの中だからすぐ浮いていくが。

 

「すまん、ましろ」

「うん。大丈夫・・・いやっ!」

「どうした!ましろ」

「む、胸が・・・」

 

俺は水着の中に手を入れてがっつり揉んでいた。

 

「ご、ごめん!」

「うん、大丈夫だけど」

「ん?何だ」

「私のデート、明日だよ」

 

そういえばそうだった。2月15日だったな。

 

「分かってるよ。新宿で待ち合わせよう」

「はい」

 

プールからあがり、転移して家に戻る。着替えてナナニジメンバーを駅までおくり、俺は家に帰るが、胡桃と彩は帰るが胡桃と彩は水着のままだった。

 

「いい加減着替えたらどうなんだ、2人とも」

「色仕掛けはこうじゃないとね」

「そうそう。」

 

そういって俺を押し倒す。胡桃だった。

 

「ねぇ、柊くん、シよ?」

「胡桃、ダメだろ」

「じゃあ私?」

 

彩も上に乗ってきた。

 

「彩、ダメ」

「いいじゃん。そっちがシたんだから」

 

はぁ。ため息をついて俺は身を任せた。

 




2000文字超えたね。それでは次回もお楽しみに!
(1日遅れて申し訳ない)
あとこれからこっちは暫く休止します。「俺の彼女が何人もいるのだが」の方を更新していきます。期末テストも終わったので更新頻度は上がると思われますが、部活時間延長のためまた落ちる場合もあります。ご了承ください。

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