月島柊
月島胡桃
白雪凪沙
立川絢梨
以上4名
歌うことにしたのはRADWIMPSの「大丈夫」だ。曲名しか当てはまらないが、この次に励ます曲を歌う人がいる。まぁ、絢梨なんだけど。
「じゃあ、聞いてくれ。大丈夫」
この曲の伴奏は胡桃が担当する。一部を除いて、スピーカーからの伴奏が流れる。
胡桃は俺の合図に合わせて弾き始める。
時の進む力は あまりに強くて
足もつかぬ水底 必死に「今」を掻く
足掻けど未来は空っぽで いつも人生は
費用対効果散々で 採算度外視、毎日
僕はただ 流れる空に横たわり
水の中 愚痴と気泡を吐いていた だけど
世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると
「大丈夫?」ってさぁ
君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は慌てて言うけど
なんでそんなことを 言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに
安い夢に遊ばれ こんなとこに来た
この命の無目的さに 腹を立てるけど
君がいると 何も言えない 僕がいた
君がいれば 何でもやれる 僕がいた
世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて かける言葉を捜したよ
頼りないのは 重々知っているけど
僕の肩でよかったら 好きに使っていいから
なんて言うと 君はマセた
笑顔でこの頭を 撫でるんだ
取るに足らない 小さな僕の
有り余る今の 大きな夢は
君の「大丈夫」になりたい
「大丈夫」になりたい
君を大丈夫にしたいんじゃない
君にとっての 「大丈夫」になりたい
世界が君の小さな肩に 乗っているのが
僕にだけは見えて 泣き出しそうでいると
「大丈夫?」ってさぁ
君が気付いてさ 聞くから
「大丈夫だよ」って 僕は笑って言うんだよ
何が僕らに降りかかろうとも
きっと僕らは 大丈夫だよと
僕は今日から君の 「大丈夫」だから
大丈夫が終わると、次は絢梨が歌う曲。俺は絢梨に耳打ちした。
「前置きは俺がしておく。合図送ったら始めろ」
絢梨はうなずくだけだった。俺はなぎの横へ。
「なぎ、1人暮らしでネガティブにならないか」
「分かんな──いや、なる」
なぎは何かにつっかかったのように言った。
「私、1人が苦手だった。留守番でも……ダメだった……」
「あぁ、それでもいい。まず、あの曲を聞いてくれ」
俺は絢梨に合図を送った。今回の伴奏は、続けて胡桃がする。しかし、俺との連弾だ。2番に入ってから俺が入る。そして、3番だけ連弾だ。
月島胡桃伴奏
窓の外はモノクロの世界
変わりのない日々は退屈
生きる事がわずかに重たい
飛び降りたら 軽くなるかな
心の天気予報 アシタ晴天デスカ?
瞳に映る
また、どうせ、同じでしょ
果てしない道のどこかに
落ちてるかな 探しモノ
明日になればきっと見つかるから
今、目を覚まして
月島柊伴奏
僕に何があるの? 問いかけて
白いページだけがありました
多分それは
自分の絵具で
描くための
最初のページ
見上げた青い空が 鮮やかに映った
できればこんな風に
色 染めてみたいから
果てしない空の向こうに
待ってるかな 探しモノ
昨日より少しだけ前を向き
今、手を伸ばして
月島柊・月島胡桃連弾
人間がここに生まれてきた意味なんて、無いよ
だからみんな見つけ出すんだ
"生きる理由" を……
果てしない道のどこかに
落ちてるかな 探しモノ
明日になればきっと見つかるから
今、目を覚まして
果てしない空の向こうに
待ってるかな 探しモノ
昨日より少しだけ前を向き
今、手を伸ばして
さぁ、今、手を伸ばして
俺と胡桃も少し歌っていた。ピアノ弾いてるだけじゃないし。
「じゃあ、次スピーカーよろしくね」
「オッケー。なんだっけ」
「天ノ弱だよ」
僕がずっと前から
思ってる事を話そうか
友達に戻れたら
これ以上はもう望まないさ
君がそれでいいなら
僕だってそれで構わないさ
嘘つきの僕が吐いた
はんたいことばの愛のうた
今日はこっちの地方は
どしゃぶりの晴天でした
昨日もずっと暇で
一日満喫してました
別に君のことなんて
考えてなんかいないさ
いやでもちょっと本当は
考えてたかもなんて
メリーゴーランドみたいに回る
僕の頭ん中はもう
グルグルさ
この両手から零れそうなほど
君に貰った愛はどこに捨てよう?
限りのある消耗品なんて
僕は 要らないよ
僕がずっと前から
思ってる事を話そうか
姿は見えないのに
言葉だけ見えちゃってるんだ
僕が知らないことが
あるだけで気が狂いそうだ
ぶら下がった感情が
綺麗なのか汚いのか
僕にはまだわからず
捨てる宛てもないんだ
言葉の裏の裏が見えるまで待つからさ
待つくらいならいいじゃないか
進む君と止まった僕の
縮まらない隙を何で埋めよう?
まだ素直に言葉に出来ない僕は
天性の弱虫さ
この両手から零れそうなほど
君に渡す愛を誰に譲ろう?
そんなんどこにも
宛てがあるわけないだろ
まだ待つよ
もういいかい
なぎは気付くとステージの目の前にいた。俺は腰を下ろして、なぎに近寄る。
「なぎ、近いぞ」
「……あ、ごめんっ!」
気付いてなかったのか。夢中になるのもいいけど……
「いいよ。ほら、戻るぞ」
俺はなぎと一緒に元の位置に戻った。次はあーやのソロだ。あのナナニジで歌ってた曲だ。
立川絢梨パート
月島柊パート
月島柊、月島胡桃パート
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