高校生からの物語 完結   作:月島柊

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3番目くらいの推しキャラですね。

「ちょっ、3番目!?」
「にっ、ニコル!?」
「1番誰なの」
「あーや…っていや、ちが!」
「むぅぅっ、好きになってよ…」

なんてことがあったらいいなぁ


第25話 斎藤ニコル

 家に着いた俺たちはニコルをどこにいれるかについて話し合った。最初は千聖や蘭の家に入れるのも考えたが、急に入れるのも迷惑だし、ニコルも不安だと思い、結局俺の家に泊めることになった。

 

「俺の実家ダメかな」

「今誰かいるの」

「父さんいるんじゃないか。知らんけど」

「ダメじゃん」

 

だったら母さんがいる家か?

 

「母さんいるとこは」

「北海道だろ」

 

結果ここかぁ。ここ以外ないもんなぁ。

 

「ニコル、俺の部屋来い」

「あ、はい」

 

なんで急に改まってるんだ。

 

「ニコル、体調は大丈夫か」

「なんか痛い…」

「腹がか」

「うん。痛いっ!

 

角が当たってるだろう。かなり痛いはずだ。

 

「楽な格好あるか」

「寝てると楽…うぅ…」

 

痛そうだった。うめき、腹を抱え、頑張って話している。

 

「無理するな。隣にいるから」

 

ニコルは床に横になった。俺のベットを使っていいのを知らなかったんだろう。

 

「俺のベット使っていいぞ。」

「じゃあ、失礼します…」

 

ニコルは端の方に横になる。丁度入るスペースがある。俺はニコルの横に寝る。

 

「ニコル、落ち着けよ」

 

【斎藤ニコル視点】

 

 私が横になるとマネージャーも横になった。しかも私の近く。

 

「ニコル、落ち着けよ」

 

落ち着ける訳ないじゃない!近いし、ドキドキするし!

 

「ちっ、近い…」

 

こんなの私死んじゃうよ。緊張っていうか、ドキドキしてるっていうか、不思議な気持ち。

 

「ニコル?赤いぞ」

「だ、大丈夫だから、マネージャー」

「家だったら柊でいいよ。」

 

名前呼び!?もっとドキドキしてくるじゃん!

 

「しゅっ、柊くん…?」

「はい、なんでしょう」

 

使いのように聞いてきた。なんか用事言わないとマズイよね。何かあるかな?

 

「えっと、喉乾いた、かな」

「畏まりました。お嬢様」

 

お嬢様って、なんか偉い気がして嫌だな。

 

「お嬢様ってなに?柊くん…」

「ちょっと遊んでみただけ。じゃあ、とってくる」

 

柊くんが部屋の外に出る。

あぁ、幸せ。これでナナニジのなかで1番柊くんに近い人になった。これからこうするのかな。楽しみ!

 

「ニコル」

 

このままあんなことになったり、ウフフ、想像が膨らんでくる♪

 

「ニコル!とってきたぞ」

「あっ、う、うん。ありがとう…」

「どうしたんだ」

「何でもない」

 

冷静を偽る。

 

「そうか?あと、ウサギいたから捕まえてきた」

「うしゃぎ!」

 

噛んでしまったが、大好きなウサギなんだからしょうがないだろう。

 

「好きだもんな。ウサギ」

「あぁ、かわいいっ!」

 

無我夢中だった。耳や背中がモフモフしていて気持ちいい。目がくるっとしていてずっと触ってたい。

 

「痛みも忘れるだろ」

 

そういえばいたくなくなってる。これを狙って捕まえてきたの?

 

「うん。可愛すぎる♪」

「そっか、よかったよ。」

 

柊くんは何が好きなんだろう。遠回しに聞いてみよう。

 

「柊くんはウサギ好きじゃないの?」

 

「うん」だけじゃないはず。何かもう一言あるはず!

 

「いや、嫌いじゃないんだけど、インコとかカピバラ、猫が好きでね。」

 

猫!カピバラ!インコ!三要素みたいだな。

 

「そうだったんだ。」

「今のニコル、かわいいね」

「えへへーっ、って、えっ!?」

 

一瞬意識がとられた。かわいいって、柊くんから言われちゃった!

 

「かわいいじゃん。」

 

顎の下を柊くんが撫でてくる。くすぐったいけどちょっと気持ちいい。

 

「柊くん、やめてよー」

「いいじゃん。ホラホラ」

んきゃっ

 

顎の下を撫でられてる。そして、顎をクイッとして

チュッ

キスをした。

 

「ん!んん!」

「はぁ、なんだ」

「き、キキキキキス!?」

 

ものすごい焦ってしまう。キスなんてされたことないし。

 

「だったら、こっちも」

 

わたしもキスをする。

 

ふぁっ、ファーストキスなんだからね///

「分かったよ。」

 

ホントに分かってるのかな。いつの間にかいたくなくなってたのは柊くんのおかげだけど。

 

 

 

 

 

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