俺は千聖と一緒に彩ちゃんの家に戻る。
「お帰りなさい、あなた」
あなたって……
「夕飯作ってあるから食べよ?柊くん。千聖ちゃんも食べる?」
「えぇ。ありがとう、彩ちゃん」
【丸山彩視点】
夕飯に柊くんの分だけ
「ん?なんか変な味するな……」
「どういう味?」
柊くん、気づいたのね。
「行っていいのか分からないけど、鉄っぽいな」
「そう?そんなはずないんだけど」
私は騙すために嘘をつく。柊くん、私のものよ。
【月島柊視点】
俺は部屋に戻って横になる。
(なんか火照ってるな……)
彩ちゃんが中に入ってくる。
「柊くん、どうかした?」
「!」
俺は彩ちゃんのことを見るとどうしてもくっつきたくなってきた。俺は思いきってギュッ抱きつく。
「彩ちゃん、俺、どうかしちゃったな」
「柊くん、私のこと、好き?」
嫌いじゃない。というか、大好きな気持ちだ。
「大好きだ」
その時、千聖ちゃんが外から呼ぶ。
「彩ちゃん、柊くん、何してるの?」
「なにもしてないよ」
彩ちゃんが言う。まさか、俺のことを操るために?俺は彩ちゃんから離れる。
「彩ちゃん、何してるんだ」
「何って、なんか味変じゃなかった?」
何も変じゃなかったが、1つ言うならスープの味が変だったな。
「スープのことか?」
「そうそう、それ!」
彩ちゃんが不気味な笑みをする。俺は何が起きているのか分からなかった。
「私ね、薬入れたの。惚れ薬って言うんだけど」
「一体なんの為に」
「分かるでしょ、千聖ちゃんに渡したくないの」
「渡したくないって、どういうことだ」
「だから」
彩ちゃんが少し溜めて言った。
「未来のダーリン、そうでしょ?」
俺は意味が分からなかった。ダーリン?そんなこと言ったのか?昔の俺は
「そんなこと言ったのか?」
「言ってたよ。北海道に行っちゃう前に」
全く覚えてなかった。そんなこと言ったのか。けど、俺自信も彩ちゃんが好きだ。なぜかって?そりゃあ可愛いからだよ。ピンクの髪とかさ
「私もね──」
「ごめん、千聖風呂入ってないだろ?ちょっと伝えてくる」
俺はドアを開け、1階に降りる。
千聖ちゃんは彩ちゃんのお母さんと話をしていた。なんの話をしてるんだ?
「千聖ちゃん、どうした」
「あら、今日は泊まることになったのよ」
あらら、俺のいない間に結構話進んでたんですね、そうですか……って、な、何だって!?泊まることになった!?今泊まったら大変だ。
「はぁぁぁ!?」
俺は思わず叫ぶ。
第何話で二章終わりにした方がいい?
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