そしてみうとデートしてから1週間後、今度は22/7の寮で待ち合わせだった。今日のデートは誰かな。なるべくうるさくない人がいいな。
そう思っていると麗華個人トークのLINEに通知がきた。
〈ごめん、新橋まで来て〉
謝っているスタンプと一緒に送られてきた。新橋か。まぁ近いからいいか。
〈オーケー。すぐ行く〉
寮からだったら御徒町の方が近い。10:00発山手線東京・品川方面に乗り、新橋まで行く。
新橋には10:10。麗華が待ってるはずだ。
(麗華、どこだ?)
「あれ、月島か?」
後ろから話しかけてきたのは中学の時の…
「月島!久しぶりじゃないか!中学以来だな!」
「…あぁ…」
1週間前、あんなことを思い出したから。今…
「月島さ、俺に会うときだけ話さないよな。」
「そりゃあ…」
「なんだよ、話せないってか!」
殴ってくる。あぁ…これで、よかったんだ。俺なんて、こういう人間なんだから。
「はぁ…」
春なはずなのに、なぜかすごく寒い。足から手の先まで、どこの感覚もなくなってくる。元から喧嘩は弱いし、すぐ倒れる。
(麗華、どこにいたんだ)
「マネージャー!」
「マネージャー、大丈夫ですか」
「あぁ、大丈夫…」
麗華が近くのネットカフェに連れていってくれていた。
「すぐ戻るから、あと30分は。」
「分かった。」
「柊って気軽に呼んで。じゃあ、おやすみ」
【佐藤麗華視点】
柊くん…私が救うからね。
「んんっ、はぁ、おはよう」
「あっ、おはよ」
私は膝枕をしていた。
「なんで膝枕?」
「こっちの方がいいかなと思って」
男の人ってこういうの好きじゃないかなって思ったから。好きなのかな?やっぱり
「麗華、夢に出たから言うんだけど、デート泊まりでいいかな」
「うん、喜んで!」
泊まり込みって結構攻めてるな。
「ちょっと明日の娘とも行きたくてね」
明日の娘って誰だろう。ニコルとか、絢香とか?
「今日は2人でいれるから。」
さすが、分かってる。
「じゃあ、ネカフェいよっか」
「ここでいいのか?」
「うん。ちょっと教えてもらいたくて。柊くんのこと」
もっと柊くんのことを知りたかった。出身とか、大学とか、誕生日とか。
「えっと、誕生日は4月25日。あとなんだ」
「出身とか、大学とか」
「埼玉県熊谷市籠原出身。大学は北海道。ちなみに高校は神奈川の魔法科高校。」
「北海道なんだ。年齢って23とか?」
大学4年生で22歳だからそれくらいだろう。
「22だよ。今日が7月24日だから明日」
「そう。」
【月島柊視点】
今日行くところは秋田の鶴の湯温泉。上野から車で行く。同行するのは、みうと麗華、ニコル、絢香、ジュンの俺含めた6人。車で7時間かかるため、朝の集合は5時半とはやかった。
高速は扇大橋から首都高、川口料金所から東北道、盛岡から盛岡横手線だ。
運転は蓮田SAまで俺、蓮田SAから黒磯PAまでみう、黒磯PAから福島松川PAまで麗華、福島松川PAから長者原PAまでニコル、あとは最後まで俺がやる。疲れたら絢香かジュンに交代する。
「よし、出発しますよー」
助手席はみう、1つ後ろに麗華とニコル、1番後ろにはジュンと絢香が座った。
「じゃあ行こうか」
『おーっ!』
第何話で二章終わりにした方がいい?
-
70話
-
80話
-
90話
-
100話
-
101話以上