高校生からの物語 完結   作:月島柊

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原作名変えました。読んでくれる人減るかな


第28話 佐藤麗華

 そしてみうとデートしてから1週間後、今度は22/7の寮で待ち合わせだった。今日のデートは誰かな。なるべくうるさくない人がいいな。

そう思っていると麗華個人トークのLINEに通知がきた。

 

〈ごめん、新橋まで来て〉

 

謝っているスタンプと一緒に送られてきた。新橋か。まぁ近いからいいか。

 

〈オーケー。すぐ行く〉

 

寮からだったら御徒町の方が近い。10:00発山手線東京・品川方面に乗り、新橋まで行く。

新橋には10:10。麗華が待ってるはずだ。

 

(麗華、どこだ?)

「あれ、月島か?」

 

後ろから話しかけてきたのは中学の時の…

 

「月島!久しぶりじゃないか!中学以来だな!」

「…あぁ…」

 

1週間前、あんなことを思い出したから。今…

 

「月島さ、俺に会うときだけ話さないよな。」

「そりゃあ…」

「なんだよ、話せないってか!」

 

殴ってくる。あぁ…これで、よかったんだ。俺なんて、こういう人間なんだから。

 

「はぁ…」

 

春なはずなのに、なぜかすごく寒い。足から手の先まで、どこの感覚もなくなってくる。元から喧嘩は弱いし、すぐ倒れる。

 

(麗華、どこにいたんだ)

「マネージャー!」

 

 

 「マネージャー、大丈夫ですか」

「あぁ、大丈夫…」

 

麗華が近くのネットカフェに連れていってくれていた。

 

「すぐ戻るから、あと30分は。」

「分かった。」

「柊って気軽に呼んで。じゃあ、おやすみ」

 

【佐藤麗華視点】

 

 柊くん…私が救うからね。

 

 「んんっ、はぁ、おはよう」

「あっ、おはよ」

 

私は膝枕をしていた。

 

「なんで膝枕?」

「こっちの方がいいかなと思って」

 

男の人ってこういうの好きじゃないかなって思ったから。好きなのかな?やっぱり

 

「麗華、夢に出たから言うんだけど、デート泊まりでいいかな」

「うん、喜んで!」

 

泊まり込みって結構攻めてるな。

 

「ちょっと明日の娘とも行きたくてね」

 

明日の娘って誰だろう。ニコルとか、絢香とか?

 

「今日は2人でいれるから。」

 

さすが、分かってる。

 

「じゃあ、ネカフェいよっか」

「ここでいいのか?」

「うん。ちょっと教えてもらいたくて。柊くんのこと」

 

もっと柊くんのことを知りたかった。出身とか、大学とか、誕生日とか。

 

「えっと、誕生日は4月25日。あとなんだ」

「出身とか、大学とか」

「埼玉県熊谷市籠原出身。大学は北海道。ちなみに高校は神奈川の魔法科高校。」

「北海道なんだ。年齢って23とか?」

 

大学4年生で22歳だからそれくらいだろう。

 

「22だよ。今日が7月24日だから明日」

「そう。」

 

【月島柊視点】

 

 今日行くところは秋田の鶴の湯温泉。上野から車で行く。同行するのは、みうと麗華、ニコル、絢香、ジュンの俺含めた6人。車で7時間かかるため、朝の集合は5時半とはやかった。

高速は扇大橋から首都高、川口料金所から東北道、盛岡から盛岡横手線だ。

運転は蓮田SAまで俺、蓮田SAから黒磯PAまでみう、黒磯PAから福島松川PAまで麗華、福島松川PAから長者原PAまでニコル、あとは最後まで俺がやる。疲れたら絢香かジュンに交代する。

 

「よし、出発しますよー」

 

助手席はみう、1つ後ろに麗華とニコル、1番後ろにはジュンと絢香が座った。

 

「じゃあ行こうか」

『おーっ!』

 

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