長者原SAには10時半頃着いた。岩手に入ったのだ。ここから鶴の湯温泉までは2時間40分。少し長い。俺の上野駅から蓮田SAが短かっただけだが。
「10:45出発な。来なかったらおいていく」
「はーい」
10:45発だと13:25前後に着けるはずだ。ここまで休憩が出来ないため15分休憩をとった。
「ニコル、いいのか。2時間半以上休憩ないぞ」
「大丈夫。」
そして10:43になった。もう全員揃っていたため2分早く出発した。まずは盛岡で高速から降りる。
「マネージャー先生!到着何時ですか!」
修学旅行のようにジュンが聞いてきた。楽しみにしてたもんな。
「13:23前後。あと2時間40分。」
結構時間がかかる。俺の隣、助手席にはあーや。念のため疲れたときの救済だ。1つ後ろにはジュンと麗華、1番後ろはみうとニコルだった。
「まだ疲れてないか」
「大丈夫。柊くんも気をつけてね」
「了解」
盛岡から東北道から降りる。盛岡横手線に入った。これから雫石バイパス、橋場バイパス、仙岩道路を通り、鶴の湯温泉へ行く。
「一般道入ったぞ」
「あと少し?」
「まだ岩手だから、まだかかるな」
盛岡横手線からは途中で雫石バイパスに入っていく。今回は田沢湖線に沿って走行する。
「ふぅ、疲れたな」
「なんかトンネル多いね」
「秋田との県境だからな。峠越えるんだよ」
しばらくしてトンネルから抜ける。交差点で曲がり、山の中へ入っていく。
「あーや、運転できるか?あと30分」
疲れてきたのだ。2時間運転してたから。
「分かった。そこ止まって」
コンビニの駐車場に止まる。あーやに交代し、助手席に移る。
「ごめんな」
「大丈夫。気にしないで」
山のなかは道路がいりくんでいる。酔うかも知れなかったが、誰も酔わなかった。
13:32、予定より9分遅れて鶴の湯温泉に到着した。約7時間半の運転が終わったのだ。
「もう予約してるから部屋行こうか」
本当は7部屋とりたかったが、2人部屋を3部屋にした。
「7人の予約なのに6人なの?」
「あとから1人来るから。新幹線で来るって」
もう1人は来てからのお楽しみ。まずは部屋に誰が入るかだ。俺が先に入り、そこに何号室に俺がいるか当てるのだ。
(231号室でいいか)
231号室に俺は入った。誰が来るんだろう。1人だけだけど。外からはどこ行くか話し合っていた。
「230号室いそうじゃない?」
「233号室だよ」
どれも外れてる。しかし1人だけ当たっていた。
「231号室だと思うから私ここ」
「絶対違うよ、230だって」
ニコルが当たっていた。
「けど231かもしれない。つっきーE231系好きだから」
なんで知ってるんだ。あーや。だから俺はここを選んだ。2人入ってくるか?
「せーのっ」
ドアが開く。1人だけだった。ニコルだけ。
「やった!当たった!」
跳び跳ねて喜んでいる。そんなに嬉しかったか。よかった。
「ニコル、荷物そこ置いといて。俺電話する」
相手は東条悠希。
「悠希、久しぶり」
《久しぶりだな!いま仙台駅向かってるから》
「分かった。気を付けろよ」
《分かってるさ。待っててな》
「おう、待ってるから」
悠希は元気一杯だった。性格の関係もあるが。
30話までいきました!目指すは500話!
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