高校生からの物語 完結   作:月島柊

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第3話 風呂

俺は思わず叫ぶ。

 

「今日か!?」

「そうよ。なにか悪い?」

 

なんか怖いんだが。

 

「べ、別に大丈夫だけど……」

 

俺は恐怖感を覚えたが少し動揺しながらも言った。

 

さて、今の時間は19時。もうそろそろ風呂に入る時間だ。なんか嫌な予感もするけど。

 

【丸山彩視点】

 

誰が柊くんと入るか、それが1番の問題だった。もちろん私だけど、千聖ちゃんも譲らない。

 

「そうだ、3人で入ればいいのよ」

「……そうだね、3人で入ろっか」

 

と、結構単純に決まった。

 

そして時間になった。リビングから服を脱ぎ、風呂まで行く。千聖ちゃんも全裸、私も全裸だから少しスースーする。私は浴室のドアを開ける。

 

「柊くん、一緒に入ろ?」

 

【月島柊視点】

 

「柊くん、一緒に入ろ?」

 

急に言われて頭の中がこんがらがる。一緒に入ろ?何に?しかも俺と一緒だと色々と不味くないか?だったら俺があがった方がいいんだけど。

 

「俺あがるから、2人でゆっくり入ってろ」

 

俺は立ち上がって出ようとする。

 

「待ってよ!入ろって」

 

彩ちゃんが俺の手を引いて引きずり込む。

 

「うわっ、ちょっ、彩ちゃん!?」

「私もいいかしら?」

 

千聖ちゃんは俺を押す形でやる。引かれて押されてもう限界だ。

 

「2人共、やめてくれ、分かった、入るから」

 

しょうがなく入るしかなかった。

彩ちゃんが俺の後ろに回り込み、俺の前に腕を巻き付けてくる。

 

「彩ちゃん?」

「密着だよ。私の柔らかさ分かるでしょ?」

 

柔らかさとは何の柔らかさでしょうね?

 

「じゃあ私は前から」

 

今度は千聖ちゃんが前から抱き付いてくる。普通に考えたら両手に花だが、今の俺からしたら生き地獄でしかない。だけど少しはうれしい……のかな?

 

「柊くんの背中と胸に当たってるの、何か分かる?」

 

背中と胸に当たってるの?そういえば、前後にクッションのような柔らかみがあるな。はっ、まさか

 

「当てるのやめてくれないかな?」

「んー?何で?」

「だって、その……」

 

言えるわけがない。胸が当たってる何て。

 

「わからないかなぁ?おっぱいが当たってるの」

 

言っちゃったよ!この人!

 

「気づくように当ててたんだけどね」

 

千聖ちゃんまで俺をからかってくる。俺は態度を急変させる。

 

「君らさ、俺の嫁は誰なんだ」

 

真剣な口調で聞く。

 

『もちろん私!』

 

2人同時だ。だったら中学生の時にやってた方法で行くか。

 

「だったらさ、2人で俺をデートに誘ってよ。よかった方を選ぶから」

「けど2人?すぐ終わっちゃうじゃん」

「本当は4人ほしいんだけど、俺の好きな奴がいないからな」

 

好意があるのはこの2人くらい。他には誰も……ん?なんか1人だけメッシュの髪の子が俺のこと好きだったっけ?

 

「蘭ちゃん!」

「蘭ちゃん好きなの?あとは」

「俺的にはましろとかだけど……相手も好きな人だと」

「じゃあそれで決まりね!日にちは10月4日がいい!」

 

土曜日か。休日がいい理由があるんだろう。

 

「じゃあ私10月10日」

 

カレンダーを見て言った。10月10日だと金曜日か。何で休日じゃなかったんだ?

 

「分かった。蘭とましろには俺が聞いとくよ」

「ふふっ、じゃあ続き、シよ?」

「悪意のある発言をするなぁっ!」




もう3話ですね。大体1000文字から2000文字の間で書いてます。さて、次回もお楽しみに!

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