高校生からの物語 完結   作:月島柊

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更新頻度はかなりあるかと。
さて、今回の話は絢香がどこか行ってしまい、柊たち4人で探す話です。


第38話 救出

 俺はその線を考え、すぐに外に出る。だが誘拐したとしても時間が経ってしまっている。

 

「一回家の裏も含めて家の敷地全体を捜査するぞ」

「分かった!」

 

俺も1人で探しに行く。表も裏もどこもくまなく探す。

 

【丸山彩視点】

 

 まずは裏から見つかりづらいから探し始めた。裏は草が生い茂り、草丈は膝の上辺りまで生えている。

 

「絢香ちゃーん、どこー?」

 

呼んでも全く反応はない。ここにはいないのかな。道路から行ったとすれば、表なのかな。でも一応探しておこう。

 

【葉元胡桃視点】

 

 私は屋根の上から何か人影を探していた。1番よく見えるはずだったから。

 

「絢香ちゃーん、いるのー!」

 

聞こえないかな。やっぱり上からだと無理かな。だけど、まだ諦めないから。仲間のために。

 

【月島暁依視点】

 

 俺は表を重点的に探した。道路に出ていったから表が1番見つかりやすいはずだった。

 

「大丈夫か!いるか!」

 

返事はないか。やっぱり探しかた変えた方がいいか?いや、もう少しこのやり方でやってみよう。

 

【月島柊視点】

 「あーや、どこだ!」

 

みんなもまだ見つけてないんだろう。報告には誰も来ない。

裏の隅の方へ行くと、少し崖のようになってるが、少しだったら行ってみよう。

 

「あーや!どこだ!」

 

いないか。やっぱり戻ろうかな。俺が足を踏み出すと、間違って崖に歩きだしていまい、崖から落ちる。

 

「うわっ!」

 

下に叩きつけられると、なんか声が聞こえる。

 

「誰かいるのか。」

 

声が急に途絶える。やっぱり誰かいるのか。しかも出てきたくない誰か。

声のしたほうに歩きだすと、あーやがスカート、服がめくられた状態で放置されていた。

 

「あーや!」

「つっきー…っ」

 

あーやが泣きながら抱きついてくる。怖かったよな。

 

つっきーっ…ひくっ、怖くて、ひくっ

「あーや、落ち着いて。」

 

過呼吸になって事情を説明しようとするあーやがかわいそうだった。

 

「どんな人だった?」

太ってて…ひくっ、男の…人…ひくっ

「分かった。一緒に戻ろうか」

 

俺はあーやを連れて家に向かう。探している人たちに向けて合図を送って中に入る。

 

「なんか飲もうか。」

「うん…」

 

ぎゅっと抱きついて離れない。よっぽど怖いんだろう。俺は暖かい飲み物をあーやに渡した。

 

「無理して飲まなくてもいいけど、少し温くしてる」

「ありがと…」

 

ゆっくり飲み、過呼吸を治そうとするが、全く治る気がしない。

 

ひくっ、ひくっ

「絢香ちゃん、落ち着こ?」

「あーや」

 

俺はいつもより弱いが、強めのハグをした。安心できるはずだ。さらに俺は耳元で囁いた。

 

「大丈夫。俺がいるよ」

 

俺がそう囁くとあーやはまた強く抱き締める。

 

「つっきー…」

 

 あーやがナナニジで1番クール。ただ、俺の中では1番人から助けてもらいたい娘だった。

 

 




感想書いてくれると嬉しいです!
さて、次回は実家に帰りますよ!またあの11人兄妹全員揃いますね。僕自信も全員の名前は覚えてないので。唯一覚えてるのは冬菜と藤花くらいですかね。覚えなくてもいいですが、人数くらいは。
それでは!また次回!

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