さて、今回の話は絢香がどこか行ってしまい、柊たち4人で探す話です。
俺はその線を考え、すぐに外に出る。だが誘拐したとしても時間が経ってしまっている。
「一回家の裏も含めて家の敷地全体を捜査するぞ」
「分かった!」
俺も1人で探しに行く。表も裏もどこもくまなく探す。
【丸山彩視点】
まずは裏から見つかりづらいから探し始めた。裏は草が生い茂り、草丈は膝の上辺りまで生えている。
「絢香ちゃーん、どこー?」
呼んでも全く反応はない。ここにはいないのかな。道路から行ったとすれば、表なのかな。でも一応探しておこう。
【葉元胡桃視点】
私は屋根の上から何か人影を探していた。1番よく見えるはずだったから。
「絢香ちゃーん、いるのー!」
聞こえないかな。やっぱり上からだと無理かな。だけど、まだ諦めないから。仲間のために。
【月島暁依視点】
俺は表を重点的に探した。道路に出ていったから表が1番見つかりやすいはずだった。
「大丈夫か!いるか!」
返事はないか。やっぱり探しかた変えた方がいいか?いや、もう少しこのやり方でやってみよう。
【月島柊視点】
「あーや、どこだ!」
みんなもまだ見つけてないんだろう。報告には誰も来ない。
裏の隅の方へ行くと、少し崖のようになってるが、少しだったら行ってみよう。
「あーや!どこだ!」
いないか。やっぱり戻ろうかな。俺が足を踏み出すと、間違って崖に歩きだしていまい、崖から落ちる。
「うわっ!」
下に叩きつけられると、なんか声が聞こえる。
「誰かいるのか。」
声が急に途絶える。やっぱり誰かいるのか。しかも出てきたくない誰か。
声のしたほうに歩きだすと、あーやがスカート、服がめくられた状態で放置されていた。
「あーや!」
「つっきー…っ」
あーやが泣きながら抱きついてくる。怖かったよな。
「つっきーっ…ひくっ、怖くて、ひくっ」
「あーや、落ち着いて。」
過呼吸になって事情を説明しようとするあーやがかわいそうだった。
「どんな人だった?」
「太ってて…ひくっ、男の…人…ひくっ」
「分かった。一緒に戻ろうか」
俺はあーやを連れて家に向かう。探している人たちに向けて合図を送って中に入る。
「なんか飲もうか。」
「うん…」
ぎゅっと抱きついて離れない。よっぽど怖いんだろう。俺は暖かい飲み物をあーやに渡した。
「無理して飲まなくてもいいけど、少し温くしてる」
「ありがと…」
ゆっくり飲み、過呼吸を治そうとするが、全く治る気がしない。
「ひくっ、ひくっ」
「絢香ちゃん、落ち着こ?」
「あーや」
俺はいつもより弱いが、強めのハグをした。安心できるはずだ。さらに俺は耳元で囁いた。
「大丈夫。俺がいるよ」
俺がそう囁くとあーやはまた強く抱き締める。
「つっきー…」
あーやがナナニジで1番クール。ただ、俺の中では1番人から助けてもらいたい娘だった。
感想書いてくれると嬉しいです!
さて、次回は実家に帰りますよ!またあの11人兄妹全員揃いますね。僕自信も全員の名前は覚えてないので。唯一覚えてるのは冬菜と藤花くらいですかね。覚えなくてもいいですが、人数くらいは。
それでは!また次回!
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