高校生からの物語 完結   作:月島柊

45 / 203
どうも。明日から学校再開なのでちょっと更新頻度落ちるかも。
さて、今日は洗脳されます。彩が。
それでは本編へ


第41話 同居と激務

 8月29日、早速かりなと彩夏は同居を始めた。俺は来月から忙しくなるが構わないらしい。今月は平日だけだったが、来月は休日も週に2回。4日出ることになる。

 

「お邪魔しまーす…」

「きれい…」

「今日から俺たちの家だ。自由に使え」

 

俺はそう言い残して仕事に行った。土曜日だがちょっとした仕事があるのだ。なにかと言えば今度22/7で新幹線1編成貸切するのだ。そのための手続き。

 

 いつもとは違く、胡桃はいない。休日だから通勤しないのだ。休日は時刻が若干違う。今回乗る6:50発上野東京ライン熱海行きも、平日は湘南新宿ライン国府津行き。全く行き先が違う。休日は籠原始発、平日は高崎始発の違いもある。

主な駅の到着時刻は

熊谷6:56

鴻巣7:12

上尾7:26

大宮7:36

上野8:03

東京8:09

品川8:18

大船8:54

小田原9:42

熱海10:05

以上だ。上野で降りるため8:03に着くのだ。

 

 上野には若干遅れた8:04に到着。すぐ出発していった。ここから歩いて向かう。途中で美鈴さんに会った。

 

「マネージャー、お疲れ様です!」

「まだしてないけどな。」

「来るのに疲れてないんですか?」

「ボックスシートで座ってきたからそこまでは」

 

籠原始発だったから座れたんだ。

 

「そうですか。私は錦糸町からずっと立ってて…」

 

大変そうだな。錦糸町からだと結構かかるだろうに。

 

「美鈴さんは休んでるといい。」

「けど手配が」

「大丈夫。俺の仕事大してないから」

「ありがとうございます」

 

礼儀正しくて堅苦しくもない、緩やかな敬語だった。

事務所に着くなり静かなデスクで仕事をする。予定日、人数、行程、車両、何個もの項目を当てはめていく。

 

「マネージャー、予定日は」

「9月15日~17日。16日にライブ」

「はい。分かりました」

 

9月の16日にライブがあるのと、9月は30日にもライブがある。

今日は22/7のメンバーはいない。休日だからな。俺が休日出勤の日は大体22/7メンバーがいなく、午前だけで帰る。今日出るのは11:30。あと2時間半。

 

「マネージャー、JR東日本に問い合わせたところ、長野のE7系が空いてると」

「分かった。こっちから12号車の乗車を禁止しよう」

「なぜです?」

 

グランクラスに乗るのは向こうからしてもいやなはずだ。

 

「グランクラスだから」

「了解です。あとは行程ですが」

「俺が決めよう。休みなさい」

「はい。失礼します」

 

行程か。そういえば、根府川連れてくって言ってから行ってないな。連れていってやるか。じゃあ東京集合で全員揃った始発から行って帰ってくる。そのあとに新幹線貸切か。だったらわんこそば?ずんだとか…まずい、食物しか思い付かない。

 

「行程って決めました?」

「あ、まだ」

「奇跡の一本松ってどうですかね」

 

奇跡の一本松か。宮城だったか。確かに仙台から行けるからいいかもしれない。

 

「いいな。それにしよう」

 

【丸山彩視点】

 ピンポーン

呼び鈴がなった。私は玄関に向かった。

 

「はい…」

「あなた、柊って男に見捨てられたでしょ」

「っ!なんでそれを」

「当たり前よ。仲間だもの。それで、協力しない?」

 

協力しないって、何を手伝うの?

 

「柊を殺したいのよ」

「殺すって、冗談ですか」

「冗談じゃないわ。本気よ

 

嘘でしょ、私に殺すのを手伝えって言うの?いやに決まってるじゃない!

 

「手伝ってくれたらその分の品は渡すわ。」

「品って」

「まだ教えられない。ただ」

 

そのあとにこの女の人は言った。

 

「手伝ってる途中に殺さなかったら、あなたを殺すわよ」

「…やります」

 

殺されるかもだけど、裏切らなきゃいいんだ。

 

「いい子ね。じゃあ明日よ」

「明日、どこで」

「そうね、柊の家の最寄りはどこ?」

「籠原です」

 

教えてしまった。後戻りできない。

 

「そう。そこでいいわ。じゃあ8時に籠原ね」

 

いいのかな。でも悪いのは柊くんだ。私は悪くない。

 

第何話で二章終わりにした方がいい?

  • 70話
  • 80話
  • 90話
  • 100話
  • 101話以上
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。