さて、今回は長編ではなく超短編になります。彩が出てくるので楽しみにしていてください。彩と柊の関係どうなるんでしょうね。それでは本編へどうぞ
俺は上野11:45発高崎線高崎行きで帰る。
籠原13:00。
「ただいま」
「おかえり、お兄ちゃん」
帰った瞬間に呼び鈴が鳴った。俺はそのまま玄関にいた。
「はい、彩?どうした。一回上がるか」
「いいの?」
「俺の部屋だったら空いてるから」
俺の部屋に彩を連れていった。何のようだ。
「用件はなんだ」
「ごめん、殺さないと私が死んじゃうの」
死んじゃうって、じゃあ殺したくないのか。
「殺したくないのか」
「うん。けど、死んじゃう…」
「分かった。」
俺は防護シールを体に貼った。そのあとに作戦を伝えた。
「いいか、部屋から出て20秒の間にスマホのバイブ鳴らせ。電話でもメールでも構わない」
「分かった。向かって部屋を見えなくなったらね」
「理解が速くて助かるよ。そういうことだ」
俺は防護シールを指差す。ここに刺さないと本当に死ぬからな。
「この上に刺せ。死んだふりだ」
「分かった…」
「これ意外には絶対に刺すな。死ぬから」
「分かった。…えいっ」
彩は丁度防護シールの上にナイフを刺した。痛くもないけど俺は倒れて死んだふりをする。
「柊くん…」
「大丈夫。痛くない。親分の元に行け」
彩は親分の元に向かった。しかし親分はすぐに彩と一緒に来た。
「ふふ、死んでる死んでる」
バッチリ生きてるけどな。死んだなんて失礼だ。
「じゃあ、帰りますか?」
「そうね。」
彩、もうすぐバイブ鳴らせよ。あと20秒。
20、19、18、17、16、15
俺は心のなかで数える。
14、13、12、11
なかなか鳴らないな。速度が遅いのか?
10、9、8、7、6
ヤバい、間に合うか、これ。
5、4
あと3秒。これ本当に間に合うか?間に合わないと…
3、2、1
もう時間がない!速くならせ!
0
ブーッブーッブーッ
やっとバイブが鳴った。俺は音を立てずに背後から親分のところに向かう。立てないように。
無言で後ろから口を手で押さえる。
「んぐっ!」
「お前、
「柊を殺したかった。それだけ!」
「っ…」
俺は片手に力が入る。なんで、彩を巻き込んでまで。
「……死ね……」
「柊?いや、ちょっ、代償はあるから!ね?離し…て」
もう遅い。俺の力が入ったときには遼子は玄関から外向きに倒れていた。大丈夫、一瞬意識をなくしただけだから。
遼子のことは救急で運んでもらった。
「彩、話がある。上がれ」
「あ、うん」
俺は部屋のなかに入る。今度はリビングだ。
「彩、まず…」
俺は床に正座し、頭を床につく寸前まで下げ、深く土下座した。
「ごめん。」
「え…なんで謝るの」
分かってる。俺が手を繋ぐのを拒否したからだ。それがなかったら今も一緒にいたはずだ。
「俺のせいだ、拒否したから…」
彩は自分が悪いと言い張った。
「ううん、悪いのは私。あんなことで逃げ出しちゃったから」
「違う…その原因も俺なんだから、全部俺が悪い」
「私、嫌じゃ――」
俺は少し大きな声で言った。
「だから、俺が彩を不幸にしたんだよ!今更戻れないだろ!」
「柊くん…」
「俺はまだ戻らない。ただ、そっちが望むんだったら考える」
俺は少し気が変わったが、まだ要望がないと戻らない。
「じゃあ彩、またいつか」
「うん。またね」
彩は部屋を出ていく。俺1人だ。
1279で終わってます。次回までの間にスペシャル編を投稿するので本編少し空きます。1~2日ほどだとは思いますが、1週間以上投稿がなかったら死んだと思ってください(笑)本気で死ぬのはないかと思いますが。
さて、次回第43話では22/7が主役になります。彩も電話で最後の方に少し出す予定。
それでは次回をお楽しみに!
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