高校生からの物語 完結   作:月島柊

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3回目の場合は3日目と書きます。
今回は胡桃の会社についてです。小山だってこと覚えてますかね。結構パート数もあるので忘れてるんじゃないかな。まぁ、覚えていないかたは何となくでいいので読んでみてください。
あと今回は胡桃視点になるため、最初から胡桃視点です。柊の時にはちゃんと【月島柊視点】と出しますからね。
それでは本編へどうぞ。




第49話 胡桃 3日目

 私は大宮で湘南新宿ラインを降りた。7番線に到着だから結構珍しいかも。ここからは宇都宮線に乗り換える。下りだからここからは空いている。7:43発宇都宮線普通宇都宮行き。10両に挟まれた15両だから結構空いていた。座席も空いてる日があるが、今日は空いてなかった。私はドア横の仕切りに寄りかかって電車に乗っていた。

次の土呂までは住宅の近くを通っていく。東大宮を過ぎても全く変わらない。でも電車が道路の下を通ると急に田んぼが広がった。うっすら学校も見えた。そしてここを通りすぎるとまた建物が多くなり、蓮田につく。

久喜まで来ると線路が一気に増してきた。東武伊勢崎線だ。これが線路が増す理由だった。

東鷲宮は、いつも通ってるから慣れたけど、上下線でホームの高さが違う。めずらしいのかな。

 

 小山には8:32。ゆったりは来れてないけど。会社は小山駅から15分歩いたところにある。結構遠い。時間によっては両毛線で来た方が早かったりする。いつも宇都宮線で来るけど。

 

「葉元さん、おはよ」

「おはよー。風邪で休んじゃってごめんね?場所とるの大変でしょ。次ってたしか芸能プロダクションだから」

「そうだよー、まだ半分残ってるからね」

 

そりゃあそうか。私が休んでたからね。って、芸能プロダクション来るのって!

 

「芸能プロダクション来るのって今日じゃないよね」

「今日だったっけ。見てくるね」

 

私は軽く会釈をして仕事に取り組んだ。確かに半分残ってた。けど楽なところだけ。

 

「葉元さん、今日の午後だって」

「やっぱり?この量終わるかな」

「ムズいところはやっといたから、頑張って」

 

まぁありがたいか。やっておこ。

 

 

 「おぉ、葉元ちゃん、仕事早いねぇ」

 

出たセクハラ上司。私のことをとことん触ってくる。

 

「いえ…手伝ってくれたので」

「そうかいそうかい。頑張ってくれ」

 

肩を撫でながら上司は言った。そのまま離れていく。セクハラでしょ絶対。

 

「あのー!芸能プロダクションの方が」

 

やばっ!まだ終わってない!あと15分あれば…

 

「失礼します。上野の者じゃないのですが、今日の会場は何処でしたっけ」

 

よかった…これで上野の人たちが来たら私の人生終わってたよ。厳しいって噂だし。昔聞いた話だと。

 

「葉元さん、危なかったね」

「ホントだよ。殴られるかと思った」

 

私は作業を終わらせるために張り切ってやった。上野の人たち、怖そうだよなぁ。

 

 13:45、芸能プロダクションの上野の人が来た。怖い人たちかな。って、あれ?3人なんだ。結構少ないな。てっきり10人くらいで来ると思ったのに。

 

「お疲れ様です。葉元さんが会場に必要だと」

「あ、はい」

 

私になんのようだろう。いけないことしちゃった?会場に着くと、さっきの3人は離れていった。何が必要なの?そう思っていると奥の方から機械工事をしていた人が来た。

 

「ごめん、葉元さん。ここのセットのライトなんだけど」

「はい、もう少し左ですね。」

 

なあんだ、そんなことか。悪いことしたかと思ったじゃん。

 

「あと胡桃、俺には気付こうか」

「はい!すみません…」

 

なんで知ってるの!

 

「今日してないから」

 

柊くんは私の顔の後ろを持ち、柊くんの顔に近づける。ここでしちゃうの?

 

「柊くん…ここで、しゅるの?」

 

緊張すると噛んじゃうな。

 

「胡桃、しよう」

 

ちゅうぅ

強いキス。その分短いけど。

 

んはぁっ、好き…

「今日はよろしく、胡桃」

「うん…よろしく」

 

【月島柊視点】

 

 俺は上野の事務所からライブのために午後、小山に着くために行った。今回は葉元胡桃が用意するらしいから、胡桃のことだろう。

午後に小山に着くと会場に胡桃がいた。

 

「胡桃、しよう」

 

今日の朝してないから。ここは今誰もいないし。

ちゅうぅ

舌を絡めさせてキスをした。

 

んはぁっ、好き…

 

胡桃はピンク色にして言った。好きなのは知ってる。俺は話を変えた。

 

「今日はよろしく、胡桃」

「うん…よろしく」

 

胡桃は俺から離れようとしない。こんなにベッタリなのは久しぶりだ。

 

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