高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
葉元胡桃
店員
以上3名
今回は少し進みますが、次回は急展開になります。ラストにヒントがあるので予想してみてね。
先に次回予告をしちゃうと、次回は胡桃と柊の関係がああなる。これしか教えられない。


第53話 クリスマスデート

俺と胡桃は東京駅に向かうため電車に乗っていた。もう朝ラッシュは過ぎたが、全然混んでいた。遅れているのもあるんだろう。いつもの満員電車とほとんど同じくらい。

 

「柊くん、恋人、だからね」

「分かってる。だから」

 

俺は胡桃の唇に俺の唇を当てる。

 

「ん、ちゅ」

 

胡桃の口の中へと舌を入れる。いつも通りって言っていいのか分からないがいつものだった。

 

「あぁんん、ちゅうっ」

 

声を少しだした胡桃。俺は出したときに終わりにした。

 

「はぁ、はぁ、はぁ、好きぃ…」

「俺もだ。大好き」

 

胡桃の体に俺は抱きついた。胡桃も対抗せずに俺を抱き締めた。

 

「柊くん、好き。大好き」

「胡桃、絶対離れない。大好きだから」

 

俺は胡桃の目を見る。キラキラ輝いているようにも見えて、恥ずかしそうな目をしているようにも見えた。

 

柊くん、目、見ないで…恥ずかしい…

「どうして、かわいい目してるよ」

「そうじゃなくて、好きな人に見られるとドキドキしちゃうから…

 

俺は胡桃の顔に手を添える。

 

「結婚したら毎日だぞ」

「練習、ってこと?」

「そう。胡桃だって俺の目見てるじゃん」

 

胡桃も俺の目をさっきからずっと見ていた。そのとき、ガタンと電車が揺れて俺と胡桃は再びキスしてしまう。

 

「んん!?」

はぁっ、柊くん、キス、もう…らめっ、チュッ

 

胡桃はダメって言いながらもキスしてしまう。

 

「全然ダメじゃないじゃん」

バカァ…

 

本気じゃないバカが聞こえた。多分ツンツンしてるだけだろう。

 

 尾久に到着するときには車内はもうすいていた。ゆったり立てる程度だった。次が上野、その次が東京だ。どこで降りるかはそろそろ決めないとだ。

 

「次は、上野です」

「the next station is Ueno.JU02.」

 

英語放送とともに鳴った。上野までの間に複々線外側に向かう分岐を曲がる。少しだけ揺れた。

 

「まもなく、上野、上野。お出口は左側です。新幹線、山手線、京浜東北線、常磐線、地下鉄銀座線、地下鉄日比谷線、京成線はお乗り換えです。」

「the next station is Ueno JU02.the doors on the left side will open.please change here for the Sinkansen,Yamanote Line,Keihintohoku Line,Joban Line,Ginza subway Line,Hibiya subway Line,and keiseiLine.」

 

さすが上野駅、乗り換え放送が長い。神保原や熊谷と比べて倍はあった。まぁいつも聞いてるけど。そのあとには肉声放送があった。

 

「お乗り換えのご案内です。常磐線快速勝田行きは6番線から10:52の出発です。」

 

ここが短いんだ。

7番線に到着し、ドアが開く。胡桃は降りる気配がない。東京で降りるんだ。発車メロディーが鳴って、もうすぐ出発の時刻になる。その最中、胡桃が俺の手を引いた。

 

「降りるよ!」

 

胡桃は俺の手をつかんで階段を上る。俺も合わせて上がっていく。

 

「柊くん、ここのボート一緒に乗ろ?」

「ボート?」

「うん。私について来て!」

 

胡桃は改札を出て、外に出た。不忍口だった。ここからだと不忍池とかかな。ボートって言うくらいだから池だろう。胡桃が手を引いて走っていくかと思ったら、ゆっくり手を繋いで歩いていた。

 

「恋人みたいだな」

「今日だけでも恋人だからね」

 

今日だけでも、か。俺も決めないとだからな。

 

「そっか。」

 

胡桃は目的地に向かって俺と一緒に歩き続ける。

5分ぐらい歩いてから着いたのは不忍池。スワンボートがずらっと並んでいた。

 

「あのピンクのがいいな。柊くん、乗ろ!」

「あぁ。」

 

俺はスワンボートに胡桃と一緒に乗った。中は思ったより狭い。

 

「あ、ごめん…」

「狭いからくっついちゃうね」

 

胡桃と俺がスワンボートの中でぶつかってしまう。くっつくのも無理はないが。

 

「真ん中あたりだね」

「あぁ。」

 

俺はふと思い浮かんだ。胡桃と俺、もしかして気が合うんじゃないか。だったら考えていた彼女、いや、結婚相手は胡桃でいいんじゃないか。俺は胡桃に戻すように指示して、胡桃が1人でこいでいる感じになった。俺は近くの指輪専門店へ向かった。歩いて12分とかかれていた。ここにしよう。

ここについて、指輪を選ぶ。胡桃なら何が似合うだろう。シンプルな方がいいかな。俺は奥にあったシンプルだが輝きのある指輪を選んだ。

 

「14万5千円です」

 

月100万のやつに比べたら軽い出費だ。5万円札を3枚だし、5千円さつ1枚が返ってくる。「ありがとうございました。お幸せに」と店員さんが言ってきてくれる。俺は「はい」と一言返事をして店をあとにした。

胡桃がスワンボートをこいでから30分以上が経過した。疲れたし飽きているだろう。

 

「胡桃、戻って」

 

俺が指示すると胡桃が乗ったスワンボートゆっくり戻ってくる。

 

「なに?」

「いいから俺も乗るからな」

 

蓋のついているポケットに入れてある、指輪の入った箱にはまだ気づいていない。このま真ん中まで行けば。

真ん中についた俺と胡桃は、その場に止まった。

 

「胡桃」

 

俺はポケットから指輪を取り出そうとする。しかし、俺は伸ばした手をまた戻す。

 

「夜に話がある。」

「え?あ、うん」

 

不思議な感じだった胡桃は俺に肩を寄せた。

 

第何話で二章終わりにした方がいい?

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