今回の登場人物
葉元胡桃
月島柊
以上2名
本編へどうぞ
私が高校生のとき、文化祭に柊くんを誘った。なんでかっていうと他に誰もいなかったから。それから私は柊くんのことを段々思い始めていた。友達からは「知らないの、あの人彼女いるのよ」とか言われたけど、私の思いは変わらなかった。
ある日学校に行くと、柊くんが彼女と話していた。喧嘩みたいな口調だった。
「三咲!いい加減にしろよ」
「そっちでしょ!私のこと知ったのは!」
何かあったのかな。私は三咲ちゃんのところの仲裁に向かった。
「どうしたの?柊くん」
「うるさい!邪魔よ!」
三咲ちゃんが私を叩こうとする。私がガーデンすると、柊くんが私を守っていた。
「三咲!」
「なんで助けるのよ!もういい!別れましょ!」
三咲ちゃんが走り出していった。柊くんは拳を握りしめて突っ立っていた。
「柊くん…」
「胡桃、ごめん」
柊くんも昇降口に向かって歩き出した。
私は告白をするためにいつもより早く学校にきた。ラブレターを家で書いてきて下駄箱にいれる、ベタな方法だがこれしか思い付かなかった。私は柊くんの下駄箱を開けて、ラブレターを入れた。まだ来てない。
教室に着いてからも渡しはずっと柊くんのことを考えていた。見てくれたかな。好きだったこと、気づいてたかな。私はずっとワクワクしていた。
全てが終わって学校を卒業する日、私は柊くんに話しかけた。
「ねぇ、気づいた?」
「?なにがだ?」
気づいてない。伝わらなかったのかな。名前書いてなかったのが間違いだったかな?
「…なんでもない。ごめんね、帰りたいのに」
「…何かあったら言ってくれ」
私は柊くんのことを隅の方で思い出した。私は頭の中で柊くんの顔、口調、声、手、足までくまなく思い出した。私の目には暖かい水が垂れていた。涙だ。
「柊くん…」
それから6年、やっと会えて嬉しかった。
「柊くん、思い出したよね」
「あのラブレター、胡桃だったんだな。」
私のことを思い出した柊くんは少し泣いていた。
「柊くん、泣かないで。」
「胡桃…ごめん…俺…」
「大丈夫だよ。柊くん、悪くないから」
悪かったのはあの三咲ってひと。あの人は柊くんを嫌い、恨んだ。柊くんの心に傷を負わせたのも三咲のせい。
「胡桃…俺…っ」
「柊くん…ハグ、する?」
「…っ」
柊くんは私とハグをした。柊くんは私の服に顔を埋めた。
「胡桃…胡桃、胡桃」
私の名前を連呼する。もしかして、あの事まで…?
あの事とは私がヤンキーに絡まれていたときのこと。柊くんが助けてくれた。
私がヤンキーに絡まれていたとき、私は断ったことで叩かれ、殴られていた。そのときに柊くんはヤンキーを殴った。柊くん自信は壊れた機械のように止まっていた。
「柊くん…」
「胡桃、怪我は…」
「ない。」
柊くんは地面にうずくまった。私を助けられなかったと言って。
それを思い出した私は柊くんの頭を撫でた。灰色の黒寄りの色をした柊くんの髪は柔らかくて、サラサラしていた。流石柊くん。と感じたが、柊くんの気持ちは暗いんだろう。
「柊くん、今は今のこと考えて。大好きな人がいるんだから」
柊くんは泣き出した。けど悲しくて泣いてるんじゃないんだろう。
「胡桃、俺を励ますの得意だな」
「そう?私はいつでも一緒にいるよ?」
3が日は休みだけど、1月4日はみんな仕事に行く。けど、私は柊くんのことを待つために待つために大宮でいっつも待っている。
「じゃあ、胡桃、お願いがある」
柊くんは1つお願いを言った。私もドキッとしたことだった。その内容は、「2月になったら2人で暮らそう」だった。1月中はみんなと暮らすけど、2月からは別のところで暮らしたいと言ったのだ。
「うん!喜んで。」
私と柊くんの会話は家の話になった。どこら辺がいいだろう。とか、神保原の近くがいいねとか話は弾んだ。
結局は最寄り駅が深谷駅の新築一軒家になった。神保原にも近く、時間も大して変わらない駅だ。
「柊くん、P18戻らないと彩ちゃん心配するよ」
「それもそうか。分かった。」
私と柊くんはP18まで自転車で戻った。
1600から2100くらいで終わりますね。今のうちに区別しておくと、
1000~1599…短編小説・スペシャル編
1600~2100…通常小説・スペシャル編
2101~6000…長編小説
6000以上……映画風
一部例外もありますが、こんな感じです。
次回は思ったことやります。まだ決めてません。まぁ楽しいように作りますね。
それでは次回もお楽しみに!
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