高校生からの物語 完結   作:月島柊

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結局同時に投稿することにしました。
今回の登場人物
月島柊(主)
月島かりな
月島彩夏
葉元胡桃(主)
丸山彩


第62話 お風呂

 風呂の中に入った俺は胡桃の少し後ろで髪を洗っていた。胡桃が髪を洗うのは見えなかったが、俺が先に風呂に入っていた。

 

「柊くん、入るからね」

 

胡桃も入ってくると、中は窮屈になった。俺の足が胡桃の柔らかいところに当たっていたり、胡桃の足も俺の下にあったりして窮屈さが伝わってくる。あれ、足に当たってるのって、まさか…俺は体勢を変えようとする。

 

「体勢直そうか」

 

俺が動くと胡桃がバランスを崩す。俺は諦めて上がることにするが、胡桃も同時に上がっていた。上がった先で胡桃の足に俺が引っ掛かって、俺は胡桃を押し倒していた。

 

「胡桃…」

 

俺は押し倒していた胡桃の髪を触る。体重が全て左手にかかるがあんまり力は入れていなかった。

 

「髪長いんだな」

「うぅ…恥ずかしいよ…っていうか、まだ髪洗ってない…」

 

洗ってないのに入ったのか。

 

「じゃあ今から洗おうか」

「うん!」

 

俺が立ち上がって、胡桃はシャワーのところに向かう。俺はシャンプーを手に取り、胡桃の濡れた髪を洗う。

 

「胡桃、床に髪付くんだな」

「髪長くて…あんまり切りたくないのもあって」

 

切りたくないか。無理に切る必要はないな。俺は下の方から髪を洗っていった。

 

「なんか髪触られてるの感触違う」

「そうか?まぁ俺も長いんだけどね」

 

俺だって髪は男にしては長い。よくフサフサしてるとか言われるけど、俺からすればこれが普通だった。

 

「ねぇ、柊くんがDカップくらいが好きってホントなの?」

「あぁ、ホントだぞ」

 

俺は勢いで答えてしまっていた。え?Dカップ!?ってかなんで知ってるの?言ったのは…彩か…ばらしたな。もう言い逃れ出来ないか。

 

「でかいのは俺嫌いだから。小さすぎのも嫌だけど」

「私、ちっちゃくないの?」

 

こんな質問にまともに答える俺もバカだと思うけど、もういいか。

 

「AとかBだろ、小さいって。CとかD辺りだな」

「柊くん…」

 

俺は髪を洗い終わった。流すのにも時間がかかるから、これで上がるのが遅いんだろう。

 

「じゃあ出るか」

 

俺と胡桃が風呂場から脱衣所に行くと、胡桃はもう髪を結び始めた。

 

「もう結んじゃうのか。乾かなくないか」

「可愛くないから。」

 

俺は全裸の胡桃を抱き締めた。

 

「そんなことない。ほどいてる方が俺は好きだ」

「柊くん…分かった。」

 

胡桃は結ぶのを辞めた。

 

「柊くん、替えの着替えあるの?」

「俺はもう置いてあるけど。まさか」

 

俺は着替えのところを見た。俺のしかない。

 

「胡桃、ないのか」

「うん…忘れちゃって」

 

マジかよ。寒いのに胡桃裸で行くのか?凍え死ぬぞ。

 

「俺に抱きついてて」

 

俺は着替えてから胡桃を抱いた。この時間に居間には誰もいないはずだ。俺は胡桃を抱いたまま居間に入った。

 

「あれか」

 

俺は胡桃を誰からも見えないところに止めて、パジャマを取った。

 

「ほら、着替えろ」

「うん」

 

胡桃が下からパジャマを着る。といっても胡桃はいつも下はスカートだから時間かからないんだけど。

 

「キャッ」

 

胡桃がスカートに引っ掛かり、長い髪をなびかせて俺の方に倒れてきた。俺は胡桃を抱え止める。

 

「胡桃、だいじょう――」

 

胡桃は俺にキスしてきた。

 

「ん!?おっ、おい!胡桃!何してるんだ」

「柊くん…かりなちゃんがしてたことしていい?」

 

かりながしてたこと?何かしてたっけ。

 

「かりなが何してた」

「ゆ、び」

 

胡桃がゆっくり間を空けて言った。指?かりなが指…あっ、そういえば、かりな、指咥えてたっけ。俺が思い出していると、胡桃はもう俺の右人差し指をぱくっと咥えた。

 

「胡桃?この事か」

「そ。」

 

胡桃は俺の手首を掴み、右人差し指を咥えて舐め始める。

 

「私と1つになるの…」

 

胡桃は俺に見えないように唇を指に密着させて、そのなかで俺の指を舐めていた。

 

「ん、柊くんの指…」

「胡桃、あんまり舐められても困るからあと1分」

「うん。」

 

したいのは分かるけどこっちも大好きな訳じゃない。俺は1分で辞めるように言った。

 

「んはぁっ」

「1分経ったな」

 

声をどうにかして欲しいのは俺だけだか?俺は胡桃から解放され、夜の和室に向かった。和室は長い廊下を通って行く。彩夏の部屋が横にあり、俺は少し寄っていった。

 

「彩夏、今――」

 

彩夏は1人でパンツだけになっていて、股に手を当てている。慰めてたの?

 

「彩夏?なんでしてるの」

「だって…お兄ちゃん最近胡桃ちゃんとか彩ちゃんとかかりなちゃんとばっかり接してるから…」

 

胡桃とは結婚相手だからともかく、彩夏ともなるべく話したりするようにはしてるけど、どうしても片寄ってしまう。

 

「彩夏、おいで」

「お兄ちゃん…またかりなちゃんのところ行くんでしょ?」

「本当は今から和室行くつもりだった。」

 

和室には誰もいない。というか和室だけは利用時間が決まってる。俺は20:00~21:30の1時間半。それ以外は入れない。

 

「かりなちゃんは」

「まだいい。早くおいで」

 

彩夏はゆっくり歩いてきた。すると、後ろから彩が部屋のなかに飛び込んできた。

 

「柊くん!って、あれ?」

「彩…踏むな…」

「わっ、彩ちゃん」

 

彩は俺から退く。踏まれると俺でも痛いんだよなぁ。

 

「柊くん、彩夏ちゃんとなにするの?」

「え?いや、ただ寄せようとしただけだけど」

 

彩は俺の前に立って言った。

 

「柊くん、彩夏ちゃんと終わったらこっち来て。2階の私の部屋いるから」

 

 




次回の63話どうしようかな。まだ決めてないけど、続きにするかなぁ。

第何話で二章終わりにした方がいい?

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