月島柊
月島暁依
月島彩夏
月島かりな
姫川杏
桃瀬心春
美海零
有栖柚
以上8名
俺は胡桃を連れて澪についていった。公立だから歩いていくのが普通。歩いて20分くらいだった。外で待たされて、「窓から合図があるまで待ってて下さい」と言っていた。
「年明け早々、何なんだろう」
「さあ。柊くんは何だと思う?」
俺だって知るか。
しばらく待っていると、窓から澪の手が見えて、叩いている。俺は玄関から家の中に入る。リビングでは澪が父親から暴力を受けていた。
「やめろ!」
「なんだい君は!勝手に入ってきて!」
父親は俺を殴ろうとしてくる。これに反撃しても正当防衛だ。俺は父親を蹴り飛ばした。
「よく言うよ。虐待しておいて」
「お前には関係ない!」
俺を蹴り、ナイフでかすった。暁依が俺を引っ張り、かりなが舐めて治癒、彩夏が父親を取り押さえ、澪の事を胡桃が守った。
「暁依、来たのか」
「あぁ。」
彩夏が取り押さえと警察の通報を同時に行った。忙しかったな。
澪は母親と2人で暮らすことになり、俺たちは家に帰った。暁依がなんでいるのか不思議だったけど。
「大学はどうしたんだ」
「冬休みだよ。あと2ヶ月だけど」
今は17:50。夕食の時間か。
「みんな、今日は居間で食べよ。大勢いるし」
彩が言った。皿などを持ってきて、女は正座、俺と暁依はあぐらをかいていた。
「柊くん、ああん」
胡桃が箸を俺に向けてくる。俺は箸にあった回鍋肉を食べる。
「美味しい」
「よかった。」
彩が俺に言った。彩夏は俺の前で座り、俺の隣は胡桃と暁依。彩は1番端だった。
「柊くん、こっち来て」
彩が俺を呼んだ。俺は立ち上がって彩のとなりに行く。
「なんだ」
「違う食べ方したい?」
違う食べ方って?まぁ興味はあるな。
「あぁ。興味はあるな」
「じゃあ口開けて」
俺が口を開けると、彩がご飯を食べる。なんだ、焦らしたかっただけか。そう思っていると、彩が俺にキスをする。彩が食べていたご飯が俺に移ってくる。彩の唾液によって少し濡れていた。
「彩!?」
俺はご飯を飲み込んだ。とても意外な食べ方だった。口移しだとは思わなかったから。
「彩ちゃん!口移しってこういうのじゃないの?」
彩夏がお茶を口に入れ、俺の口に流し込んだ。
「ゲホッ」
咳き込んだ。急に入れられたら咳き込むだろ。
「食べ物でもいいのよ。覚えておくといいよ」
「変なことを教えるな!!」
俺は大きな声を出した。
風呂は男女別で入ることになり、暁依と俺で入った。
「柊、いつからハーレムなったんだよ」
「なったつもりはないが!?」
「冗談だよ。受け止めるなよ」
何なんだ。暁依ってこんな性格だったっけ?
「それで、指輪はどこに置いたんだ」
「洗面所の下にある棚に入れた」
いつも置いてあるところだ。なくならないし。暁依も7日の結婚式には来ることになっている。
「大事にしろよ」
「言われなくとも。」
俺は先に上がった。指輪を左薬指にはめ、パジャマに着替えて外に出た。ドアを開けて角を曲がると、胡桃と出くわした。
「あ、柊くん。」
俺は短く胡桃の頬にキスをした。
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい」
俺は2階の俺の部屋に行き、ベットに横になった。
再び1階に降りたのは1:35。高崎行きがあと2分で終着駅につく。そんな時間に何をするかと言えば、暁依が来たときには毎回やる、ゲームだった。参加者は胡桃、俺、暁依。3人で毎回やる。
「負けたらなにするんだ」
「そうだな、明日札幌まで迎えに行くのは」
「遠すぎだし、明日は無理よぉ」
同点だったら行かなくていいんだし、普通だろ。俺と暁依は10分間敵を倒し続け、両方ともスコアは10000ジャスト。胡桃が10000だと俺たち誰も行かなくていい。
「あれ、10000だっけ」
「あぁ。」
胡桃は最後の1体を倒す。結果、10004。俺たち2人が負けた。
「……いいよな、行かなくて」
「……あぁ。仕事あるし」
翌日朝、いつもの国府津行き。神保原では珍しく座れて、上野まで快適通勤だった。ボックスシートを取れたし。
「珍しいな。ボックスシート取れるなんて」
「うん」
元々の俺の高校時代は籠原始発でいくらでも座れたけどな。まぁ言わないでおこう。
「じゃあ、おやすみー。大宮についたら教えて」
胡桃は俺の肩に頭を寄せて寝た。宮原についたら起こしてやるか。結婚式まであと2日だ。
後編まで終わりましたね。次回から69話までは普通に戻ります。結婚式の時には長編作品で70話ですね。
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