高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊(主)
月島胡桃(主)
月島彩夏
月島かりな
丸山彩(準主)
以上5名
登場人物紹介
葉元胡桃(25)
柊と同じ高校の同級生で、高校2年生の頃から好きだった。胡桃は誘拐されがちで、第12話も誘拐されているところを助けていた。落ち着いている感じで、焦るときや、急いだりすることはあまりない。第70話以降は苗字が「月島」になった。
それでは本編へどうぞ



第73話 知りたい

 俺がなんで刺した人を知っているか。それは、なんとなくで、可能性も高いとは言えないが、俺を刺した人と同じじゃないかと思った。俺が三咲に刺された(詳しくは第40話)から、胡桃も刺しておきたいと思ったんだろう。三咲がすんでいるところは分からないが、この近くの可能性も0ではない。俺は胡桃にこの事を伝えた。

 

「そうだったんだ。三咲って、後輩だよね」

「1つ下。だから、そうかなと思ってさ」

 

俺は三咲の話をした。胡桃も三咲のことは知っている。

 

「まぁ、今は治療に専念しよう。」

 

俺は横の椅子に座って胡桃の手を握った。まだ力は十分に入らないんだろう。

 

「胡桃ちゃん」

 

彩たちが数分遅れて病室に来た。胡桃の周りは4人がいることになる。

 

「みんな…ありがとう。三咲は?」

「三咲?後輩じゃないの?」

「そうだけど、会わなかった?」

「うん。会わなかったと思うけど…」

 

胡桃は三咲のことを必死で考えていた。胡桃は刺されて痛いのに。その時、俺の頭のなかをあることがよぎった。

 

「あれ、かりなって舐めたら回復できるよな」

「うん。しようか?」

「よろしく」

 

かりなは胡桃の腹を舐める。胡桃の傷口は、最初は大きく、深かったのに、2分もしないうちに跡形もなく消えていた。見事だった。

 

「さすがだな、かりな。胡桃、動けそう?」

「えっと…」

 

胡桃がベットから立ち上がる。すっかり傷も消え、痛みもなくなったそうだった。

 

「動ける!もう帰る!柊くんと家にいたい」

 

胡桃は病院の人に言って、その日のうちに胡桃は俺と一緒に帰った。

 

 家に帰ると、三咲の身元を調べた。しかし、分かったのはたった1つ、年齢だけだった。24だというのは分かっているのだ。

 

「つかれたぁっ、柊くんキスぅ!」

 

俺は胡桃にキスした。胡桃はお返しにと俺は頬にしたのに胡桃は口にした。

 

「はぁ、眠い…寝ようかな」

「まだ4時半だよ。」

 

彩が俺に笑いながら言った。まだ16:30か。疲れたなぁ。なんか飲むか。

 

「あ、お兄ちゃん。これ胡桃ちゃんに渡してー」

 

彩夏がコップに入ったジュースを俺に渡した。

 

「俺のも盛っておいて。」

「オッケー」

 

俺は居間に戻り、胡桃にコップを差し出す。

 

「胡桃、飲むか」

「うん。」

 

胡桃はコップを持った。俺はコップが渡ったのを確認すると、キッチンに向かった。

 

「お兄ちゃん、グレープジュース」

「あぁ。ありがと」

 

俺は居間に再び戻った。今日も少し寒いくらいだったが、雪は降っていなかった。

 

「ん…なんかおかしい…」

 

胡桃がボソッと呟いている。おかしいって、何がおかしいんだ。

 

「何か入ってたか?」

「うぅん、味が変…」

 

俺がいれた訳じゃないから、彩夏がなんか入れたか?

 

「彩夏、なんか入れた?」

「え?何も入れてないけど…」

 

彩夏は驚いたように言った。じゃあ気のせいなのかな。そう思っていると、胡桃の顔が段々ピンクに染まっていった。

 

「柊くぅん、なんか火照ってる…」

「胡桃?一回部屋行こうか?」

「ありがとー。」

 

胡桃は俺の背中にのって階段を上がった。胡桃は揺れに合わせてこくこくと揺れている。

 

「胡桃、着いたぞ」

「うん…っ」

 

胡桃が俺の目を見た瞬間、胡桃は俺にゆっくり手を伸ばしてきた。

 

「柊くん…どうしてだろう、胸がキュンキュンする…」

 

胡桃は俺をゆっくり抱き締めた。胡桃は抱き締めると、俺の頭を撫でた。

 

「よしよし。」

「胡桃?どうしたんだ」

 

胡桃は撫でていた手を少しづつ下ろしてきて、俺の頭を胡桃に寄せてきた。

 

「なんか、柊くんを見ることしか出来ない…」

 

胡桃はキスこそしなかったが、俺の顔を近くでじっと見た。

 

「かっこいい…」

「ありがとう」

 

胡桃はまた抱き締めた。胡桃は力を少し抜いて、俺を優しく抱き締めた。

 

「柊くん…離れないでね?」

「うん。」

 

胡桃はベットに横になった。

 

 夜になり、俺と胡桃はすぐ横に寝ていた。胡桃のことはたくさん聞いていたが、俺のことは全くと言っていいほど話していなかった。

 

「柊くんのこと、知りたい。」

「…分かったよ。話そうか」

 

【追憶】

 

 俺は小学校高学年から今みたいな性格だった。落ち着いていて、今は段々治ってきたが、人とも話さない子だった。それもあってか、周りから「友達いなそう」とか言われていた。事実だったけどな。

俺の生活がガラッと変わったのは中学校に入ってから。中学校ではたくさんいじめられるし、知らない子もいる。苦痛でしかなかった。しかも、俺へのいじめはエスカレートしていって、ついには不登校。月に1回行けばいい方だった。中学校でも俺のことを守ってくれた人はいたけど、女子で、「女子より弱いのかよ」と笑われて言われたりしていたため、結局不登校は変わらなかった。

俺は受験の時も学校には行かなかったが、家で猛勉強したお陰で、遠距離の高校に行くことが出来た。中学校だけは、一生なってほしくない人生だった。あの子は、今何してるんだろう。中学校の頃、俺を守ってくれた女子は。もう一度会ってお礼を言いたいな。

 

【現在】

 

 俺は10分かけてこの話をした。胡桃も飽きずに聞いてくれていた。

 

「名前って覚えてる?」

「ああ…っと、覚えてないかな…」

 

もう12年も前のことだ。しかも、中学2年で転校してしまい、俺は14歳から会っていない。同窓会もまだしてないし。

 




2100でジャスト終わらせた。2101から長編小説になっちゃうから。
次回は彩夏の紹介を前書きでやるので、楽しみに待っててね。あと、スケジュールは
前日20:30から22:30まで小説書き
当日6:40から7:29まで小説書き
当日7:30から18:30まで学校・夕食
当日18:45から19:30まで最終確認・小説書き
19:30を目安に毎日投稿
という感じです。休日(部活あり)は
前日20:30から22:30まで小説書き
当日6:40から7:18まで小説書き
当日7:20から12:50まで学校・昼食
13:00から14:00まで最終確認・小説書き
14:15を目安に第1回投稿
14:20から14:35まで小説書き
14:35から17:00まで休憩
17:00から18:00まで小説書き
18:00から18:30まで夕食
18:40から20:00小説書き・最終確認
20:10を目安に第2回投稿
こんな感じですかね。

第何話で二章終わりにした方がいい?

  • 70話
  • 80話
  • 90話
  • 100話
  • 101話以上
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