月島柊
月島胡桃
月島彩夏
月島かりな
丸山彩
ナナニジ11名
以上16名
人物紹介
月島かりな(13)
彩夏と双子。見た目ではほとんど判断できない。かりなは夜に柊と外で話すのが大好きで、毎日の日課になっている。性格は落ち着いていて、家族、彩、柊にしか話しかけない。
俺が仕事終わりに家に帰ると、いつも通りかりなが玄関で待っていた。俺はすぐ行く、と言って中に入った。
「おかえりなさい」
「ただいま。明日も遅いかも」
今は23:50。胡桃とも帰れない日が続いている。俺は荷物を置いて、かりなのところに行った。
「おまたせ」
「行こっか。今日もたくさん話そ」
かりなは俺と手を繋いでいつもの場所に向かった。かりなは髪を結びながら歩いていた。しばらくしていつもの場所に着いた。真夜中にいるから真っ暗だった。
「ライト付けるね」
かりなが明かりを置いて明るくなった。
「ねぇ、柊くんは、この時をどう思ってる?」
「俺がか…楽しいってよりかは嬉しいかな」
1人じゃなくなったから。それしか理由はなかった。
「そっか。柊くん、私ね、こっちの生活が好き。」
「急にどうした。」
「学校じゃなくて、柊くんとか彩ちゃんに教えてもらえるから。」
俺はかりなの兄。しかし、俺はいつの間にか妹として見ていなかった。俺の娘として見ていた。
「かりな、おいで。」
「…柊くんも、か…」
かりなは俺の肩に頭をのせてくる。俺はかりなの頭を撫でる。感触はなんか懐かしかった。
「最近ね、新しい能力見つけたの」
「なんだ?能力って」
「近い人の思っていることを当てる。柊くん、懐かしいとか思ってるでしょ」
本当に当たっていた。
「ただ気持ちが合うだけだろ。俺だって分かるさ」
「本当に?じゃあ言ってみて」
俺は能力ではなく魔法があるから。俺は透視魔法を使って、かりなの気持ちを読み取った。
「かりな?好きって思ってるのか…?」
「分かっちゃったか…私、お兄ちゃんとして見れなくなってて、結婚したいって思ってた。けど、私はまだ13だから諦めた。」
「かりな……俺とずっと一緒にいたいか」
俺はまだ話していなかったことをかりなに話した。
「俺と胡桃、2月から深谷に引っ越すんだ。」
「えっ、じゃあ、私と話せない…?」
「そこでだ、俺と一緒に来ないか。こっちには2人残すんだけど、彩夏と彩は最近仲いいからその2人を残したい。」
かりなの目はライトで光っていた。その正体は目でとどまっている涙だった。
「かりな、嫌だったら来なくていいんだ」
「行く。」
かりなの目から涙が流れ落ちる。
「もう、一緒にいよう…?」
「かりな……分かった。2月1日からだからな」
俺はかりなの涙を拭いて言った。2月1日はたまたま俺と胡桃の会社が休みで、その日に引っ越す。新しい新居はかなり広く、リビングにもエアコンがついていて、7人分の個室がある。4部屋は使わなそうだけど、誰かの保護や来客があったときに泊める部屋でいいだろう。
翌日1月30日。引っ越しまで48時間を切った。こっちから持っていくものはあまりない。向こうで買うことになるし。お金には問題ない。魔法科高校卒で月100万もらってるし、仕事でも月20万貰ってるから月120万入ってくる。エアコンはついてるし、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ベットは通販で新居宛に注文した。全てが今日到着する。俺は胡桃と一緒に、俺が車を運転して新居に向かった。彩夏とかりなは彩に社会を教えて貰っている。
「駅にして何駅だっけ」
「3駅。そこまで遠くないさ」
新居に着くと、俺はベットのまだない寝室であの時のように寝転んだ。
ゴロゴロと胡桃が左右に転がっている。まるで子どものように。
ピンポーン
呼び鈴を鳴らす音が聞こえた。
「はーい」
「テレビですね。サインを」
俺はサインをして、テレビを受け取った。早速俺一人で設置を行った。
ピンポーン
また音がなった。
「私出るよ」
「あぁ、ありがと」
胡桃が玄関に走っていった。胡桃はサインを「月島」としたらしく、持ってきたのは洗濯機。
「重くないか」
「強化魔法かけてるから大丈夫」
胡桃は風呂場のところまで洗濯機を持っていく。俺はLANケーブルなどを繋いでから胡桃のところに向かう。
「胡桃、って、もう設置終わったのか!?」
もう洗濯機は試運転していた。しっかり稼働していて、あとは木工工事や電気担当の俺だった。
ベットは胡桃と一緒に設置して、冷蔵庫は俺だけで設置した。ベットは俺と胡桃、かりなが入れる3人ベットと一人で寝たいとき用の2段ベット。下の段には本棚がある。
「これでいつでもできるね」
「あぁ、あれか」
俺はベットの上で胡桃と横になった。そして胡桃と顔を見合った。
「んっ」
一瞬のキス。俺はベットから出た。
「また明後日にかりなと来ような。」
「うん。絶対」
俺は胡桃と約束した。胡桃はそのあとにハグする。了承した合図だったんだろう。
いつもより1時間くらい遅れましたが、書き終わりました。
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