月島柊
月島胡桃
月島彩夏
月島かりな
丸山彩
人物紹介
月島暁依(22)
柊の唯一の弟であり、妹、弟の中では1番の年上。力は柊に続いて2番目で、妹たちを抑えられる。学校でも、「苗字は読みやすいのに名前が読めない」とも言われるらしく、本当の名前は「つきしまあきより」。
今日は1月31日。今日は大雪で、首都圏の鉄道各線は午前中に東京都乗り入れを中止。高崎線は大宮駅で折り返し、本数を5割程度に、湘南新宿ラインは午前中の運転を取り止めた。宇都宮線も大宮駅で折り返すが、本数は5割程度に削減された。そのため、胡桃は高崎まで高崎線で出て、両毛線を通って小山に行った。混んでいないところを狙ったらしい。俺は会社が東京都内のため、午後2時からの仕事になった。彩の学校も大雪で休校。俺たちにも大きな影響を与えた。
10:30ごろになると、雪が少しづつ止んできた。10:40に山手線が運転を再開し、10:55には宇都宮線、高崎線が上野まで運転再開。11:20に中央線、総武線、京浜東北線、東海道線が運転再開、11:50に首都圏各線(上野東京ラインを除く)が全て運転を再開した。俺はいつもの池袋経由は困難だと思い、上野まで高崎線で行くことにした。12:00だとまだ混んでいるため、12:30頃に家を出た。外は真っ白で、雪もまだ降っている。俺はかりなと彩夏を連れて外に出た。
「寒い…」
「ちゃんと上着来てろよ。」
神保原に着いても、いつもは人のいない神保原が今日に限ってはホームに人がびっしりだった。乗る予定にあった電車は4時間遅れ、来たのは神保原8:38発予定小田原行きだった。4時間遅れで運転していた。行き先も小田原ではなく、上野に変更されていた。
車内は明らかに混んでいて、座席はもちろん、つり革も余っていなかった。
「俺がドアに手つくから、両手の間にいて」
「うん。分かった」
かりなが俺の腕に入ってくる。彩夏もそれに続く。
熊谷駅でも人が大量に乗ってくる。いつもより混んでいた。
上尾駅でも乗る人が多く、彩夏とかりなを押し潰していた。
大宮駅では降りる人もいたが、それ以上の人たちが乗ってくる。
「柊くぅん、らめぇ…」
「おにいちゃあん、胸はぁ…」
胸を掴んでいたのは俺だった。しかししょうがなかった。
上野には4時間半遅れて14:40に着いた。雪はほとんど止んでいたが、まだ少しだけ降っている。
「マネージャー、雪掻きを」
「オーケー。」
俺はシャベルを持った。しかし、かりなが俺をじっと見る。
「魔法は?」
「あ、そっか」
俺は火炎魔法を使って雪を一気に溶かす。ナナニジメンバーは雪が溶けた直後に来た。
「おっはよー!」
「もう3時近いけどな。」
時間を思い出すと、今日は泊まりかぁ。と思ってしまった。
「寒いから中入ろ」
「あぁ…あっ、あーやそこは!」
俺が言ったときにはもう手遅れだった。ドアの前にあった、凍っている水溜まりに滑って転んでいた。
「いったー…」
「おいおい、大丈夫かよ」
もうみんな入っていた。入ってないのは俺とあーやだけ。
「入るぞ。」
「はーい」
俺は今度のナナニジメンバー旅行で計画を決めた。宮城に行って、奇跡の一本松を見たあと、新潟に行くことにした。
「マネージャー、天気が」
俺は天気予報を見た。東京都の天気予報には、
2月1日大雪
2月2日大雪
2月3日雪
2月4日雪のち大雪
2月5日曇り
2月6日雪のち曇り
2月7日曇り
となっていて、ほとんど1週間雪が降っていることになる。なぜ急に雪が降るようになったのか、全く分からなかった。
「柊くん、雪大丈夫?」
麗華だ。
「多分。あ、そうだ。麗華、おいで」
「え?うん。」
俺は麗華を俺のデスクに呼び出した。麗華は少し力を抜いて立った。
「ここ座っていいよ」
俺の膝を指さした。
「え、重くない?」
「どんだけ俺力弱いんだよ。」
麗華は俺の膝にゆっくり座った。こうしたのはなんとなくだけど、話すことはあった。
「麗華、俺と今度付き合ってほしい」
「えっ!?何言ってるの!?結婚してるでしょ!」
俺には訳が分からなかった。結婚してるけど、付き合ってくれるだけでいいのに。
「何言ってるんだ?ただ引っ越しの手伝いに付き合ってほしいだけなんだが」
泊まりになることはなく、最終で帰ることができた。かりなと彩夏はすっかり寝ている。車内は昼の混雑が嘘のようにすいていた。
神保原には1:21。かりなと彩夏を寝室に寝かせて、俺は胡桃の部屋に向かった。
「寝てるか…」
さすがに1時を過ぎたら寝てるよな。俺は彩の部屋にも立ちよった。さすがに…
「あ、柊くん。お帰りなさい」
「あぁ。…って、え?」
起きてるんかい。俺は彩と少しだけ話した。
「柊くん、最近遅いね」
「今日は大雪で仕事が遅れたから。明日はオンラインで行うって」
さすがに大雪で行けないことが分かったのか、明日は東京都外を対象にオンラインになった。北は栃木、南は静岡の熱海からオンラインが繋がる。
「オンラインだと短い?」
「あぁ。1時間くらい。10時半から」
明日は何が止まるんだろうな。
翌日も朝から大雪で、今日は群馬や新潟が大雪になった。両毛線が桐生~高崎で運転見合わせ、高崎線は高崎~籠原で運転見合わせ、信越線、上越線は全線で運転見合わせ。胡桃は会社に行けない孤立状態になり、全員が仕事を休んだ。
「柊くん、寒いなぁ」
「はぁ…」
遠回しに抱いてって言ってるか?
「おいで」
「わあい!」
胡桃は俺に飛び込んでくる。やっぱりこれが目的か。居間の気温もストーブなしで3℃を下回っていた。
13:42最後まで終了
13:45題名作成、その他変更
13:46第77話作成開始
14:15投稿
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