高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
月島かりな
立川絢香
以上4名
人物紹介
白雪??(25)
柊と中学校が同じで、中1から仲が良かった。しかし中2で白雪さんが転校してしまい、どこにいるかも分からなくなってしまった。しかし、25歳になった柊は、白雪さんを探しに行くことにした。


第3短編作品 第79話 2人きりの旅行

 俺は家を1人で出ていった。あーやとの旅行で大宮の待ち合わせだった。胡桃とかりなは不安そうに俺を見送ってくれた。俺は手を振って家をあとにした。

大宮駅についても待ち合わせの18番線までは距離があった。俺は18番線に向かい、あーやを探した。端から端まで見て回ると、熊谷よりのホームの端にあーやはいた。

 

「あーや、ここにいたのか」

「あ、つっきー…聞いて…」

 

やってきた新幹線に俺たちは乗った。あーやと俺は1番後ろの席を取っていて、あーやを窓側にさせた。

 

「話はなんだ」

「ごめん。昔を思い出しちゃった」

「昔、か。」

 

あーやは自分の過去を話し出した。

自殺しようと思ったことがある。だとか、今もそうなっちゃってる。など、俺に相談してきた。

俺は自殺しようと思った、ではなく、自殺しようとした。今回探そうと思ってる白雪さんがいなくなって、俺が1人になってから。でも、これは違うと思った。だって、

白雪さんに悪いから。悲しむから。会えないから。

俺はこう言った。そして、

人には「自殺」と言う言葉がいつかは浮かんでくる。俺の中では、1回でも「自殺」が思い浮かばない人は本当の人間じゃないと思ってる。でも、ここで分かれるんだ。自殺してしまう人と、自殺しようとしただけで終わらせる人。してしまったら後戻り出来ない。俺は自殺しようとしただけで終わらせた。

こう言うと、あーやは泣き出した。俺はあーやが心配になり、抱きしめた。

 

「あーや、大丈夫。俺は信じてる。自殺する人じゃないって」

「うん…落ち着く…」

 

あーやは俺の腕にしがみついて深呼吸をし、やがて眠った。

 

 越後湯沢は雪が降っていて、電車の本数も7割程度に減っていた。今度乗る予定だった8:20発北越急行犀潟行きは運休となり、9:14発北越急行超快速スノーラビット新井行きに乗ることになった。

 

「雪すごいなぁ、つっきー」

「あぁ。」

 

9:14発超快速新井行きは12分遅れて越後湯沢に入線した。その後、12分遅れた9:26に出発した。

 

「あーや、本当に俺に合わせてくれて良かったのか」

「いいよー、別に。」

 

六日町には11分遅れた9:41に到着、十日町には11分遅れた9:51、まつだいには10分遅れた9:59に到着した。

 

「一回ホテル取ろうか。」

「はーい」

 

俺は近くのホテルを予約した。歩いて10分のところにある。

 

「じゃあ、明日胡桃が来たら探すから、今日は休もう」

「私はみんなをまとめる。クリステルとか迷いそうだし」

 

 




21:59「うん…落ち着く…」まで終了
22:12再開
22:25「9:59に到着した」まで終了
22:34再開
22:48暫定終了
22:49最終確認終了
22:50投稿

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