俺は彩が起きた音を聞き、春菜を家の中に入れた。俺はこのままいるからな、と目で合図を送り、俺は屋根の上にいた。暫くしてから胡桃が下から跳躍魔法で飛んできた。俺を探してたんだろう。
「ここにいたんだぁ」
「あぁ。外だと涼しいし。」
今日は晴れていて、涼しかった。胡桃は俺のとなりに座ってくる。
「ね、久しぶりに見せて?あの剣」
「あぁ…あの剣の役目は、もう終わったんだ。一応、今愛用してる剣は見せてもいいけど」
俺は便利系魔法、ストレージを開き、愛用している剣を胡桃に見せた。名前はDarksword。日本語に訳すと、暗黒剣になる。
「相変わらず真っ黒か」
「そうだな…最近剣作ってないから作ろうかな。胡桃もどうだ」
「作る!私もLightblueswordしかないし。」
それぞれ攻撃力は428。これ以上の力がいいんだが、誰も剣製造の知り合いはいないし、この剣も高校の卒業祝いでもらったやつだから。作れるには作れるが、攻撃力は最大250までしかいかない。
「かりな、結構意外なこと多いよな」
「うん。…あっ!」
胡桃も気付いたか。そう、ワンチャンかりなが剣を作れるんじゃないかと思ったのだ。けど…
「剣?無理無理!」
だよなぁ。あとそれっぽい人…
「拒否覚悟で聞いてみるか」
「誰?」
「絢梨に」
俺は絢梨の部屋に向かったただ剣道やってるだけで選んだけど、無理だろ。俺は無理だろと思いながらも絢梨に聞いた。
「絢梨、剣、作れるか」
「作れる…作りたかった…作っていい…?」
「あぁ。是非作ってくれ」
絢梨は普通の顔よりも少し口角をあげて笑っていた。
「要望は…」
「攻撃力428以上の剣。胡桃のは軽く、俺のは少し重くしてくれ」
「……作り概がある」
絢梨は俺と胡桃を見ずに、笑っていた。
「今日の22:00までには出来る」
「ん?時間かかるんだな」
「……ただ真剣に作りたいだけ…//」
少し顔を赤くした。俺は不思議に思いながら絢梨の部屋を後にした。胡桃も思い出したかのようにキッチンに走り出した。俺も後に続いてキッチンに入ろうとすると、ドアの鍵をかけられた。別のところからも入れなかった。
(なんなんだ…)
2月14日。明日から仕事なのに、俺は休んでいない気がした。俺はリビングでゆっくり横になった。
(足痛いし、筋肉痛かな。やらかした…)
俺は明日からの仕事を思い浮かばせた。あれ、というか電車で行く必要ないんだよな?だったら上野まで飛んじゃえばいいじゃん。
(楽になったな。)
俺はそのまま目をつぶった。起きるのは何時だろうか。
結局二度寝してしまい、起きたのは14:40。あ、昼ごはん食ってないや。俺はキッチンに向かおうとする。あ、鍵かけてあるんだっけ。面倒だな…俺は仕方なくリビングに戻り、テレビを見始めた。テレビではチョコの作り方ばかりやっている。なんで急に。
「柊くん!来て!」
胡桃が呼んだ。胡桃の個室からだ。俺は胡桃の部屋に向かった。
「なんだ、胡桃」
「ハッピーバレンタイン!」
胡桃はハート型の包みを渡してきた。そうか、バレンタインデーか。じゃあ中はチョコだろ。開けると、ハート型のチョコが入っていた。
「胡桃…抱きついていい?」
「うん。」
俺は胡桃に抱きついた。
「食べていいんだよな」
「食べて!」
胡桃は俺に積極的に言ってくる。俺はハートの先端部分から食べていく。
「あ、美味しい。」
「やったぁ!食べてね!」
俺が全て食べ終わると、胡桃は俺の肩に手を置き、ぐいっと胡桃の方に引いた。
「口にチョコついてる。とってあげるね」
胡桃は小さい舌で口についたチョコを舐めた。
「はい。とれたよ」
「柊くん、こっちもいいかな」
またですか。俺はなぎの部屋に向かった。
「チョコじゃないからね?」
「あ、違うんだ。じゃあ何」
「ジュース」
なぎは俺にコップを差し出した。
「オレンジジュース。果汁100%だよ」
「あぁ。」
俺がオレンジジュースを飲むと、なぎは笑った。なぎは小悪魔みたいだった。
「それ、オレンジの味する?」
「しないんだが。何入ってるんだ」
なぎは俺にくっついて耳元で言った。
「それ、中に…」
俺は急に意識が乗っ取られた。
「惚れ薬入ってる」
俺はなぎと目があってしまい、なぎに抱きついた。
「なぎ、俺、好きになったかも」
「効果抜群ね。2時間したら切れるから、2時間私と一緒よ」
俺はなぎにくっついたまま2時間を過ごした。
7:00「涼しかった」まで終了
16:41再開
19:33現在、20:00投稿予定
19:53現在、20:30投稿に決定
第何話で二章終わりにした方がいい?
-
70話
-
80話
-
90話
-
100話
-
101話以上