高校生からの物語 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
月島胡桃
立川絢梨
以上3名
久しぶりの人物紹介
立川絢梨(24)
絢香とは従姉妹の関係で、絢香に悪いことをする人のことは絶対に許さない。最初は柊のことも疑っていたが、最近になって柊のことも信じてくるようになった。みうやニコルと気が合いそうだと、柊は思っている。


第85話 魔剣

 俺は2時間経って絢梨のところに行った。もう剣は出来てるかな。

 

「絢梨、剣は」

「先に出来たものある…来て…」

 

絢梨は俺を部屋の中に入れた。剣は未完成なのか剣立てに立て掛けてあった。

 

「チョコ。食べて」

「あぁ。」

 

今日2つ目のチョコか。1番食べてる日だろうな。絢梨のチョコは普通で、中にも何も入っていない。

 

「剣は胡桃ちゃんの出来た…これ」

 

絢梨は胡桃の剣を俺に渡した。俺の剣より明らかに軽い。けど胡桃にはちょうどいいだろう。

 

「ありがとう、チョコも美味しかった」

「うん。21:00にもう一回来て」

 

絢梨は来る時間を決めて俺に言った。俺はリビングに戻って胡桃に剣を渡した。

 

「ほら、剣出来たって。」

「おっ、緑色かぁ。名前は…Lightgreenswordか。」

 

ライトグリーンだったら黄緑に似てる感じかな。風魔法とか使えそう。

 

「俺のは黒なのかな、やっぱり」

「絢梨ちゃんが知ってたらそうだね」

 

黒の剣は俺好きだけど、強さは実は水色が1番高い。胡桃が結構強かったんだ。俺が強くなるか分からないけど。

 

 21:00になり、俺は絢梨の部屋に行った。どんな剣だろう。楽しみにしながら向かい、ドアを開けた。

 

「時間通り。これ…柊くんの、剣」

 

黒を基調にした剣で、薄く紫色が入っている。

 

「魔剣。魔法使えば色変わって、魔法の能力がそのまま剣につく」

「へぇ、すごいの作ったな」

「あと、暇だったから私のも作った。」

 

暇だったって…こんなの作って暇だったの?

 

「私のも魔剣。能力はそっちと同じ」

「そうなのか。胡桃のも魔剣か」

「違う。あれは緑の剣って書いてるけど、本当はライトソードなだけ。攻撃力は560あるけど」

 

それでもすごいんだけど。じゃあ早速斬りにいこうかな。

 

「絢梨、ありがとう。今から試しに行くけど、来るか?」

「うん…!」

 

絢梨の笑顔はすごくかわいく、女神のようだった。胡桃だってかわいいけど、みんな笑顔はかわいい。

 

 俺が仮想世界(ワールド)に転移が終了すると、早速スポーンした敵に剣を向けた。何でも攻撃魔法だったらいいんだよな。だったら…

 

「ふっ」

 

俺は火炎魔法を込めて敵に向かって走り出した。敵は燃えて灰になり消えていった。こういう感じか。

 

「いいな、この剣」

「…ストレージ、1つ剣入ってる」

 

気付かれたか…まぁ、隠すつもりはなかったし、教えるだけだったらいいだろう。

 

「昔使ってた剣なんだけどね。」

「見せて……?」

「見せないでおく。役目は終わったから」

 

捨てられない理由もあるんだが、今説明する必要はない。俺は絢梨の試し斬りが終わると、現実世界に戻った。時刻は21:46。明日から仕事だからもう寝るか。

 

「絢梨、仕事一緒に来るか?あーやいるぞ」

「行く…!……けど、電車、混んでる…」

 

電車で行った方が安心するか。じゃあ、最寄りの深谷から出てる、1日2本の始発乗ってくか。6:33と7:07は当駅始発で、6:33が上野行き、7:07が新宿経由小田原行き。上野だから6:33でいいだろう。

 

「座れちゃえば楽だよ。安心して」

「良かった…」

 

本当は飛んで行こうとしたけど、絢梨が来るんだったら違う方がいい。高所恐怖症だったらかわいそうだし。

 

 翌日6:10、家を出ていった。胡桃とかりなは違う時間に出ていったため、俺と絢梨2人だった。6:33は深谷駅に来る15両でもレアな電車。2本を除いて、全て籠原から先に行く場合は10両以下になる。

俺と絢梨は余裕で座れて、上野まで楽に通勤できる。

 

「俺の隣座りな。通路側は俺行くから」

「うん…絢香ちゃんとは、マネージャーとアイドルの関係?本当に」

 

なんだ、急に。マネージャーとアイドルの関係以外にあるはずがない。

 

「そうだよ。」

「私と、それ以上の関係になれる…?……」

「夫婦は無理だけど、一緒に暮らすくらいだったら」

「じゃあ、それがいい」

 

絢梨は俺に目を合わせずに言った。

 

「一緒に暮らす…それがいい」

「…分かった。あーやにも伝えようか」

「うん…」

 

俺は絢梨の肩に手を乗っけた。俺はそのまま眠気が襲ってきて寝てしまった。

 

【立川絢梨視点】

 

 上野の少し手前で、私は寝ている柊くんの肩を優しくトントンと叩いた。柊くんは起きる気配すらない。私は柊くんを揺さぶって起こした。

 

「柊くん、起きて」

「ん?絢梨…?」

「もう上野つくよ」

 

柊くんは寝ぼけているのか、頭の上に泡が破裂するようなものが見えそうだった。

 

「あぁ…降りないと…」

 

柊くんは上野駅に着くとドアから降りた。少しふらついている。外に出ても倒れそうなくらい。

 

「柊くん、気をつけて…」

「あぁ…絢梨、肩貸して」

 

柊くんに言われて、私は肩を柊くんの方に傾けた。柊くんは肩に手を乗せてバランスを取った。

 

「あれ、人いない…」

「もうみんな行っちゃった…」

 

私が柊くんに言うと、柊くんは前に来て、私の顔を柊くんに寄せた。

 

「え…柊くん…?」

 

柊くんは私の唇を奪った。

 

「誰もいないから。行こう…」

 

寝ぼけてる柊くんは何かがおかしかった。けど、嫌じゃなかった。

 

【月島柊視点】

 

 俺が事務所に着くと、11人がもう集まっていた。早く、俺からしたら助かったけど。絢梨の顔が何かピンク色になっていた。

 

「どうかしたか、絢梨」

何でも、ない…//

 




製作過程
9月17日20:31開始
9月17日20:38~21:53休憩
9月17・18日21:58~6:45就寝
9月18日7:30~19:59学校
9月18日20:43現在、20:45投稿予定
9月18日20:47現在、21:00投稿予定に変更
9月18日20:48題名決定
9月18日20:49、21:00投稿に決定
9月18日20:50投稿予約小説に追加

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