月島柊
月島かりな
立川絢香
ナナニジ10名(絢香は除く)
立川絢梨
以上4名
俺が事務所に着くと、11人はもう集まっていた。早くきたから俺からしたら助かったけど。
「みんな、久しぶりだね。あーやは話があるから後で来てくれ。それ以外のみんなはレッスンを」
『はーい!』
あーやだけが面倒くさそうだったけど、拒否権はないからな。だって同居したいのを伝えるんだから。俺は個室に絢梨とあーやを呼び込む。
「あーや、絢梨が――」
「同居したいって言ったんでしょ」
俺が言いたいことを分かってたのか。あーやはそのまま話を続けた。
「拒否はしない。けどね、1つだけ条件がある」
「条件は…」
絢梨が緊迫とした雰囲気で聞いた。あーやは声の大きさを変えずに言った。
「私も一緒に行く。というか、そのつもりだった」
まさか……あーや、このために…
「知らなかった?絢梨が同居したいって言うと思ってしたんだもん。いい?」
拒否できないからしょうがないだろ。
「いいよ。来な。」
俺はあーやに許可して話を終わらせた。みんなはもうレッスンを開始していた。
今日は結構帰る時間が遅くなり、20:33発通勤快速で帰ることにした。下りで、帰宅ラッシュ時間帯はピークを過ぎた。一方の絢梨と俺の仲はよくなった。絢梨が仲良く出来る人には制限があるが、あーや、俺、かりな、胡桃とは話せるようになった。それ以外は話しづらいらしい。俺と絢梨はあーやから笑われながらもくっついていた。
「いつの間に仲良くなったのよ。つっきー」
「知らないよ。気付いたら」
絢梨は俺のところで気付いたら眠っていた。本当に、絢梨は「気付いたら」が多いな。
「絢梨、仲良くなった人とはべったりだからね」
絢梨は仲良くなった人とはべったりくっつく性格だとあーやが言っていたが、本当にべったりだ。それだけ単純なんだろう。
「すごいくっつくから、気をつけて」
え、そんなに?胡桃以上にくっつく人みたことないんだけど。
「くっつくって、物理的な意味で?」
「そうでしょ。長い時だと、私に2時間くらいくっついてたよ」
2時間って結構長いんですが?しかも2時間だと家帰ったらずっとじゃん。まぁけど、長くてだから短いと10秒とかでしょ?多分。俺は不安を抱えながらも絢梨を起こさずに座っていた。
家に帰った後、少し不安な気分だった。何か事情をつけて外に出たい…
「かりな、2人で話すところ探さないか」
「いいね!行こ!」
「あ…私もいい…?」
そういう手があったか…拒否できないから連れてくか。俺は絢梨も連れて外に出た。
「少し高いところだよね、やっぱり」
「そっちの方がいいな。じゃあ、そことかは」
かりなと俺でいいところを探していた。そこに絢梨が言った。
「そこは…」
絢梨は少し丘になっているところを指差した。
「いいんじゃないか。絢梨、手柄だな」
俺は2人を連れて高台に向かった。俺はここに拠点の旗を立て、家に帰った。絢梨がくっついてくるなんて、そんなことないじゃんか。そう思いながら俺は風呂に入った。
(俺には絡まないんじゃないか?異性だし)
そう思っていると、ドアの向こうからエコーのかかった声が聞こえた。
「柊くん…上がったら私の部屋、来て…」
絢梨か。
「分かった。」
これでくっつくんだろうな。
俺はいつもより早めに上がり、絢梨の部屋に向かった。どんな感じなのか少し楽しみだった。
「来たぞ」
「ぎゅっ」
絢梨の女の子っぽい、柔らかい体が俺の全身に当たった。苦しくないのに、全身にくっついている。不思議な気分。
「柊くん、聞いた…?」
「くっつくってことか」
「そう…癖になっちゃって」
癖なんなんだったらしょうがないか。俺が離れようとすると、絢梨はまた力を入れてぎゅっと抱きしめた。
「だめ…くっついてないと…」
「…分かった…」
絢梨は俺の足を絢梨の足で囲もうとするが、バランスが崩れ、ベットの上に倒れてしまう。
「あ…絢梨、これは…」
「事故、って言うんでしょ。わざとの癖に」
絢梨の目がオレンジ色に光る。
(っ!オレンジ色は…!)
俺は止める間もなく目からの魔法を使ってしまった。
「柊くんは私と絡みたい」
俺の意識はいつの間にか乗っ取られていて、体は勝手に動いていた。
「絢梨…このままでいいかな」
「いいよ。」
俺は何でか、思ってもいないのに手が動く。これが洗脳魔法か。
「んっ、大胆…」
俺の手は絢梨の胸にかかっていた。こんなこと、望んでもいないのに、勝手に動いた。
バンッ!
後ろからドアを蹴って開けるような音がした。入ってきたのはあーやだった。
「絢梨!」
あーやは俺を退かし、絢梨を壁に寄りかからせて俺を向いた。
「洗脳されてたんだよね」
「あ、あぁ…」
俺はようやく正気に戻った。今までやっていたことが分からなくなるほどに俺は忘れていた。
「こっちから注意しておくから、気分転換でもしてきて」
「あぁ…悪いな」
俺は家の屋根に登った。定位置になりつつあったが、かりなもここにいた。
「話すの、ここでもいいかもね」
「あぁ、そうかもな」
かりなは俺に最近の悩みなどを相談する。同時に、俺も絢梨のことに関して相談した。
今回から投稿は19:30に一回投稿します。今週は日、月、火と3日連続で1日2回以上の投稿、3日間で6回以上の投稿になります。
また、人物紹介のことについて、誰をやってほしいか感想に書いてくれれば嬉しいです。
製作過程
9月18・19日22:00~6:38就寝
9月19日6:38~7:29製作
9月19日7:29~17:44学校
9月19日17:44~18:02製作
9月19日18:02現在、予定通り19:30投稿予定
9月19日18:12一部変更
9月19日18:13題名決定
9月19日18:13投稿予約小説に追加
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