月島柊
月島かりな
月島暁依
人物紹介
滝川みう(24)
22/7メンバーの1人。センターを努めているが、後ろ向きで、人とのコミュニケーションが苦手。同じメンバーの絢香からは「クリステル」と呼ばれている。実はピアノの腕もあり、耳コピで全て弾けてしまう。コミュニケーションは苦手だが、自分の大切なものを守るためだったらとんでもない行動も…
かりなが聞いてきたのはこれからの自分達について。これ以上はこの家にいる人数は増えないが、もう扱いに偏りができていて、不安だと言った。俺は偏りのことについてかりなに話した。
「正直に言うと、言い訳はない。偏りが出来ている」
「やっぱり。じゃあ、今1番話したいのは」
「俺は時によって話したい相手が変わる。今はかりなだけど、さっきまではあーやだった。」
俺は別に好きな人がたくさんいるような人間じゃない。ただ、俺の家に入ってきた人はみんな好きになる。だから、偏りが出来る。
「かりな、絢梨はともかく、自分から話しかけてくれれば俺も反応するよ」
「うん…私から、ね」
俺はかりなに相談をした。かりなだったら、伝えてもいいと思って。
【月島かりな視点】
私が柊くんから相談されたのは、絢梨のことに関してだった。柊くん自身も、くっつかれるのはあんまり好きじゃないことは知っている。だから絢梨をどうしたらいいか、らしい。
「魔法でどうにか出来ないかな」
「洗脳魔法ってことだろ。すぐ切れるし」
魔法じゃあだめだったら、私がよくやってることでいいのかな。
「人に頼ればいいんじゃない?絢梨ちゃんだったら絢香ちゃんとか」
「人に頼る、か…頼りづらいからな…」
確かに私も頼りづらいけど、自分で抱え込むよりかは楽になる。
「抱え込むより楽だよ?」
「…俺さ、まだ他人を信用できなくてさ…」
まだ?昔になんかあったっけ?10年前の柊くんから知ってるけど、そんなのなかった気がする…
「お、柊。そこにいたのか」
下から見上げていたのはあきにい。柊くんを呼んでいるようだった。あきにいは屋根の上に登り、柊の横に座った。
「あきにい、柊くんが昔あったこと、知ってる?」
「昔か。お前が生まれる前だったかな。俺が小4の頃に――」
【柊の過去】
柊は、今よりも明るい時期があったんだよ。俺よりも2倍くらい明るくて、柊に影響を受けて元気になった人も数人いた。もちろん、柊にも人生で一回はある「病み」はあった。この「病み」は普通の人とは違う。言い方を変えれば「重度な病み」だったんだ。なんで病んでたかは柊本人に聞けば分かると思うが、柊はその「病み」を中学校半ばまで続いた。かりなは多分聞いただろうけど、柊が今の状態に戻ったのは凪沙がいたからなんだ。えっと、多分柊がなんで人を信用できないかだよな。病んでから人を信用したらまたこうなるって思ったんだ。だから、中2の時までは家族も信用してなかったんだ。かりなのことも、信用してなかった時代があったんだ。でもな、凪沙のお陰で俺たちを信用してくれるようになったんだ。凪沙には俺も感謝してるよ。
【現在】
私は隣にいた柊くんになんで病んだのか聞いてみた。
「なんで病んだの?」
「学習支援教室で、15人くらい来るはずなのに俺しかいなかったことかな。」
1人でいたんだ。それで、自分がどうでもいいのかと思ったんだろうな。もう聞かないでおこう。
「そっか。今はいいんだよね」
「病まないからな。」
だったらよかった。私は柊くんの肩を枕代わりにして、屋根の上で眠った。いつもより、気持ちよく寝れた気がする。柊くんのことを知れたからかな。
【月島柊視点】
暁依が俺のことをずっと話してると少し気まずかったが、嫌ではなかった。
「暁依、俺のことそんなに知ってたっけ」
「母さんに聞いた。」
母さんも母さんだけど、暁依も悪いだろ。俺はかりなの頭を撫でながら暁依をみた。
「俺は神保原の家行くからな。大学に許可もらって卒業した」
俺は左手を振って見送った。
「かりな、ぐっすり寝てるんだな」
「んんんん…好き…」
全く、かりなは相変わらず俺のことが好きなんだな。兄としても嬉しいよ。
かりなを起こさないように俺は屋根の上を歩く。ここに防護魔法を張って寝ることにする。怪我もしないだろうし。いつもどこかに怪我をしてたらやがて貧血になってしまう。俺はかりなを起きないように撫でた。
(なんか、すごいかわいく見えてきた…)
寝顔は笑顔で、目も瞑りながら笑っているようで、かわいく見えた。風でかりなの髪がなびいて、ふわっと髪が揺れる。
「んん…柊くん…?いたの…?」
「あ、起きちゃったか。今日はここで寝る」
「私もいい?」
かりなはここにいさせたくなかったけど、仕方ない。
「いいよ、じゃあ寝ようか」
俺はかりなを守るために俺の方に抱きつけた。何かに刺さったりしたら危険だから。
10:46~12:35休憩
14:44暫定終了
14:46現在、15:00投稿予定
14:49一部変更
14:50投稿予約小説に追加
14:50、15:00投稿に決定
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