月島柊
月島かりな
ナナニジ10名
立川絢香
以上13名
人物紹介
佐藤麗華(25)
22/7のリーダー。絢香からは「風紀委員」と呼ばれていて、リーダーシップのある頼もしいリーダー。しかし少し抜けているところもある。また、納得しないことはとことん反発する。少しポンコツなところもあり、ジュンからメスゴリラと言われたのにも気付かなかった。
【夢】
「ねぇ、おいで」
女性の声が聞こえて俺はその声がした方向へ向かった。真っ暗で、所々に紫色のライトが光っている。そんな中を俺は1人で歩く。
「そうそう、もう少し」
最後にエコーがかかっている。そんなに広いのだろうか。真っ暗で広さも全くわからない。
「止まって」
俺がその場に止まると、俺の指先に冷たいなにかが触れた。かりなの手か?いや、こんなに冷たくない。じゃあなんだ。
「来て」
さっきの冷たい物体が俺を下に引っ張る。下は地面なはずなのに、どうして…
「速く」
引っ張るスピードが速くなる。なんだ、これは。
「誰なんだ、君は」
俺は引っ張られるのを抵抗しながら叫んだ。
「おい!ぐはっ」
苦しさのあまり吐き出すように咳き込んだ。口からは血が吐き出される。
【現実】
「…!」
俺が目を開くと、青空が広がっていた。そうか、外で寝てたんだ。かりなは横でまだ寝ている。
「かりな、朝だぞ。起きろ」
「うう…ううああ…」
魘されている。俺と同じような夢を見てるんだろう。俺はかりなを揺さぶって起こす。
「かりな、大丈夫か」
「う、柊くん…私、怖いよ…」
聞きたくなかったが、俺はかりなや自分のためにも聞いた。
「どんな夢だった」
「柊くんが…私と別々になっちゃう夢だった…」
別々になる夢、か。血も繋がってるからそうなると嫌だな。義理だったらともかく(だめだけど)、俺がかりなと別々になることを考えたことがなかった。まず、一緒にいる前提で考えてたし。
「かりな…」
「だから!……」
かりなは大きく言った後に黙ってしまった。
「いっ………い…ね」
口元でモゴモゴ動くかりなの口からはたまに声が聞こえるだけだった。
「ん?なんだ」
「いっしょにいてね」
あぁ、なんだ。一緒にいてほしかったのか。
「あぁ。いいよ。」
かりなはパァッと明るくなった表情でニコッと笑った。
「絶対だよ!私と胡桃ちゃん、柊くんの3人で、ずっと一緒にいようね!」
「あぁ。絶対だ」
俺がスマホの時計をみるともう7:30だった。俺は電車に乗ってる暇じゃないと思い、あーやを呼び出して飛行した。
「早くしないと遅刻するぞ」
「はーいっ!」
かりなが手を挙げた。あーやは黙って円盤に飛び乗った。これで全員だ。俺は円盤を前に飛行させた。
事務所につくとちょうど10人が入っていくところだった。あーやは俺より先に降りて、10人と一緒に入っていった。俺は直接俺が止まるときに使う部屋の窓に円盤を近づけ、止めた。窓を開けて俺は部屋に入り、かりなも俺について来る。
「なんかスパイみたい」
「ここ俺の個室だけどな」
俺は個室のドアを開けて廊下に出る。白い壁の少し明るい廊下で、ホテルのようだったが、1つ通路を曲がるとパソコンがたくさん並んでいる部屋に着いた。俺はいつもここではなく、もう1つの「準作業室」で仕事をしている。「準」とついているのは、作業室の裏方だから。立場は準作業室の方が上の傾向がある。準作業室は学校で例えると職員室みたいな感じだ。
俺みたいなマネージャーや、他社の社長、出張できているマネージャーなどがこの部屋を使うのだが、今月は俺しか使わないため普通の社員も交代で来ている。今日は男性社員2人。俺は真ん中の席で仕事をしている。
かりなはこの部屋に入れないという決まりがある。関係者ではない他、緊急時以外はなにもない部屋だからだそうだ。だからいつも外で待っていてくれる。
俺はかりなと廊下で分かれて、それぞれの仕事に移った。もう暇な時期なんだが、今度の団体ライブで準備が少しある。あとは特になにもない。
黙々と作業を続け、やがて昼休憩に入る。俺が休憩しようとすると、廊下からドアを2回ノックする音が聞こえた。俺が椅子から立ち上がり、ドアの方に向かうと、みうが両手をあわせて待っていた。
「あ、みう。どうした」
「あの…今度のライブ…演奏を…」
繋ぎが細かく整理しづらいが、要するに、今回のライブの演奏を?
「私にやらせてくれませんか…?」
演奏ってことはピアノかなんかかな。別にいいけど、外したらどうするんだ。
「音を外したら」
「外しません。やらせてください…」
やる気はあるな。じゃあ、試しにやらせてみるか。
「いいよ。」
俺が許可すると、みうは頭を下げて廊下を歩いていった。
19:20暫定終了
19:25一部改良
19:27、19:30投稿に決定
19:28投稿予約小説に追加
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